日本
日本  11月10日(晴れ)

旅の終わりに



日本に帰国しました。


7月7日にスタートした僕らの4ヶ月間の世界一周旅もこれで終わりです。

大きなトラブルもなく無事で良かった。


まずは、バックパックの旅や長期休暇の経験がない僕らが、明日の予定や旅行後の予定も分からない行き当たりばったりの旅に挑もうとした、出発前の自分たちに対して御礼を言いたいと思います。


本や旅ブログ、知人の話しなどを羨ましく思い、さぞかし良い体験ができるんだろうと想像してスタートしたこの旅の計画。
実際に旅してみると、その想像を遥かに超える素晴らしい経験を得ることができました。
やはり自分の五感を働かせることは、他人の経験談を知るだけとは全く違うモノでした。


世界一周と云えども、よくよく考えてみると、ただの海外旅行をつなげているだけのことです。
しかし、それを自由に組み合わせて自分たちのスタイルで進めて行く楽しさと大変さは本人たちにしか分からないのかも知れません。


僕らは決して世界を一周することが目的ではなく、一周するという過程で、自分たちが持つスキルや価値観を確かめ、伸ばすということを目標として旅してきました。

結果は数字などで具体化することはできませんが、僕ら二人にとっては確実にプラスであったと思います。
コミュニケーション、知識、価値観、写真、そして二人の関係。
何より、せっかくのキャリアを休職して僕のわがままについてきてくれたミホには本当に感謝しています。

結婚式の時に作った「匙加減セット」で、”お互いの好きなところ”というベタな質問に、”僕に何でもついてきてくれるところ”と冗談で書いたのですが、本当についてきてくれました。



ただ怖いのは、この感覚が帰国後数ヶ月数年で薄れていくこと。
1年も2年もかけて大きな旅をして来た旅人が、日本で再就職して現実的な生活をすると、旅の終わりに希望に満ちていた心がしだいに薄れてしまうということもよく聞きます。

出発前に鰻を食べながら親父から云われた、「せっかく時間と金を使うんだからな」という言葉はこの旅の間ずっと頭の中にありました。
旅だけではなく、恐らく一つのことを長く続けると当初の目的を見失うこともあると思いますが、おかげで決して妥協すること無く、自分たちに巡る出来事をすべて”その予定”だったと感じ楽しみ進めることができました。

これからもその言葉とこの経験を忘れずに、楽しみ進んで行こうと思います。


旅を見守ってくださった家族や友人知人のみなさま、ご理解ご協力、とても感謝しています。
そして旅先でお会いした素晴らしいみなさま、僕らの経験に付き合ってくださってありがとうございます。



旅の終わりとともにこのブログを閉鎖しようと思っていましたが、今後少しでも誰かの何かの参考になればと思い、ちょっとの間だけ残すことにしました。
旅途中のリアルタイム更新はなかなか難しく、伝えられなかった情報もありますので、過去日付に戻ることもありますがちょっとずつ更新していきます。

最新の記事ではなく、シレっと過去の記事を更新していきますので、もし旅に出かけられる方はカテゴリーの国名をクリックしてみてください。
ホテルの情報なども今後更新していきますので参考になれば幸いです。



いつか旅情報や僕らの写真を、写真集や旅本としても発表できればとも思っています。


このくだらないブログを覗いていただきありがとうございました。
今後ともサジ家をよろしくお願い致します。
感謝。



旅日数:126日間
訪問した国数:26ヵ国
訪問した都市:74都市
宿泊したホテル:54軒
ホテル外(機内、車内等)宿泊数:13夜
飛行機搭乗回数:20回
写真枚数:ヒデヤス 35,448枚(1日平均約281枚)、ミホ 23,884枚(1日平均約190枚)
動画本数:ヒデヤス 590本

旅で得た経験:プライスレス ←お約束






さて、仕事再開しますぞ!






♪ 中島みゆき “あした”

 ブラジル、サンパウロ
サンパウロ  11月7日(曇り時々晴れ)

サジ家、帰国します。


F1が気になるところですが、そろそろホテルをチェックアウトして日本に帰ります。

ダラス乗り継ぎで成田へ。
最後が地球の裏っかわになってしまったので25時間ほどのフライトです。
前後のなんやかんや合わせたら2日がかりです。
成田第二に11/9の14:30着です。


無事に辿りつけるかな?
最後にロストバゲージやフライトキャンセルのハプニングあるかな?


家に着くまでが世界一周です。

あ、家ねぇや。
とりあえず何故か横浜に向かいます。3日ほど東京と横浜あたりをうろうろするので見かけたら声でもかけてやってください。

海外じゃ使わないと思っていたSuicaを名古屋に置いて来てしまったことが悔しいです。
iPhone4も買いに行かないとね。



では海外からのレポートは(たぶん)これで終わり。




アーディオーース!
(TDLのジャングルクルーズ風)



♪ JUN SKY WALKER(S) “さらば愛しき危険たちよ”

 ブラジル、サンパウロ
サンパウロ  11月6日(雨時々曇り)

F1 -BRASIL GP 2010 予選- ~サーキットのサジ家~


バスに揺れること1時間、無事にサーキットに到着しました。

予選だけどすごい人です。
嫁は強力なSPを引き連れてブラジルGPに挑みます。



予選開始まであと1時間。
あいにくの雨で波乱が予想されるけど、それ以上に僕らは入場できるかの予想ができません。




が、なんやかんやしていたらいつの間にか僕らの手にはチケットが。


うーむ。ラッキーです。


ちなみに正規の料金表はこんな感じ。

(クリックで画像拡大できます)


白の数字が大人料金で黄色が子供料金です。(たぶん)
ちなみに1レアル(R$)=50円くらいです。
2,000レアルって言ったら10万円くらいですよ。高いですねー。さすがF1。

僕らはMエリアのチケットを手に入れました。



入場してしまえばこっちのもんなので、SPには別れを告げて席に着きます。
嫁も余裕の表情です。


スタンドはギッシリ。


良い席なのかどうかはよく分からないけど、ピットイン前の長い直線の目の前です。


スタートするとすごい爆音で目の前を走り抜けていきます。
みんな、警察も耳栓をしていました。

ほぼ席の指定なんてあってないようなものだったので、最後列の高い位置にポジション取りをしました。
前の方だとかなり局所的にしか見れないので、遠くまで見渡せる後ろの席の方が良かったですね。


左を向くとこんな感じ。


右。


やはりフェラーリファンが多いのか、天才クイズみたいにみんな赤い帽子かぶっています。

#僕も「天才クイズだポンポコリン」だと思っていました。嫁にもそう教えてました。



慣れないコンデジのズーム。






電光掲示板(というかTVモニター)は小ちゃすぎて最大ズームでもよくわからん。



慣れないコンデジの動画。R10の動画ってなんでこんな色あせた感じなんでしょう??うちのだけ?




いやあ、僕の全然知らない新人選手がポールポジションを確保するという波乱だったみたいですね。
爆音とスピード感、そしてこの人気とストーリー、TVでしか観たことなかったけどとても素晴らしかったです。

来年からまたちゃんと観よう。


帰りのバスはかなり並んでいたけど、それ以上にバスがどんどん来るのでスムースに乗って帰ることができました。


さすが、開催慣れているところだけあるね。
慣れてないところは交通とか客対応がかなりヒドイって聞くし。

いやぁ旅の最後に良い経験させてもらいました。
次は鈴鹿に行ってみたいな。名古屋から近いしね。


しかし、治安の悪さがよく分からなかったですね。
でも体感しなくて良かった良かった。

あとコンデジは絵のクオリティはともかく軽くて最高!
スキップしながら旅ができるくらいだ。
たまには良いね、と思ったけどもう旅も終わりだな。。
流し撮りは全然ダメだったけどね。



頭に流れてくるのはやっぱりコレ。
♪ T-SQUARE “TRUTH”

 ブラジル、サンパウロ
サンパウロ  11月5日(晴れのち雨)&6日(雨時々曇り)

F1 -BRASIL GP 2010 予選- ~サーキットへの道~


さて、地球の歩き方にもサーキットのことなんて書いてないけど、ネットで調べればなんとかなるっしょ!
ITバックパッカーってのはあまり賛成じゃないんだけど、世の中の流れに沿っているってことで。

なんせ、サーキットがどこにあってチケットがいくらくらいで当日券があるのかどうかとかサッパリなもんで。


ちょちょいとネット検索&さらにF1好きの兄にもチケットの相場を聞くためにメール。

モナコの記事でも書いたけど、最近全然F1見ていなかったのですが、ちょうどチャンピオンが決まりそうなんだそうですね。
なんだかポイントや給油ルールも変わっててちょっとビックリ。

特にブラジルGPはいつも人気があるそうで、(そういえばセナのお墓は行こうかなと思ってたことを今思い出した)当日にチケットを買うのはかなり難しいんじゃないかと。


ま、でも僕らは予選だけだし、何とかなるかもしれないから取り敢えず行っちゃいましょう。

サーキットの名前(Autodromo Jose Carlos Pace)と、最寄りの駅名(Autodromo)ってだけメモして出発しました。



ホテル出発前に悩んだのが、カメラを持って行くかどうか。
もともと治安が悪い上に、サーキット会場の周辺はGP開催中もっと強盗事件などが増え、Wikiによると、シューマッハもブラジルGPにだけは妻を同行させなかったとか。

うーん、最後の最後にカメラを盗られてしまったら日本帰ってからの仕事にも支障が起きるし、保険でまかなえる金額じゃないからなぁ。


苦渋の決断だけど、安全優先で、サブ機で一応持って来ていた今回一度も使っていないリコーのR10で行くか。
お金も持ち物も最小限で、格好もいつもにも増して貧乏そうな感じでね。



僕らのホテルの近くの地下鉄駅Republicaに行き、切符販売窓口でお姉さんに行き方を聞きます。

ところがさっぱり英語は通じないし、僕らもポルトガル語がさっぱりわからない。
#南米はブラジル以外はスペイン語でブラジルだけポルトガル語なんです。

ポルトガル語は0~10までの数字と、オブリガード!(ありがとう)と、クアントクスタ?(いくらですか?)くらいしか知らないんだよな。


とりあえず「Autodromo! F1!」と連呼してメモを見せたら、「オニブスオニブス!」といって出口の方を指さされました。

オニブスてOnibusか!?
空港からここまでくるのに乗ったバスは確かOnibusとか言ったな。

バスで行けるなんて僕のネット検索スキルじゃ出てこなかったけど、とりあえず地上に。
すると、思いっきりチェッカーズフラッグとバスが一緒に写っている広告があり、その付近にバスがいました。

どうやらF1開催の日だけ運行されているバスだそうです。
地下鉄や近郊電車で行ったら3本電車を乗り継がなければいけなかったみたいなのでバスで現地まで行ってくれるとは楽チンじゃないか。

往復で一人15レアル(=750円くらい)なので安いもんである。


とりあえず行けそうだ。
慣れていないR10で切符などを撮影して、バスでゆったりサーキットへ向かいます。





♪ Macy Gray “Slowly”

 ブラジル、サンパウロ
サンパウロ  11月5日(晴れのち雨)

F1 -BRASIL GP 2010 予選- ~サンパウロのホテルにて~


ブラジルのサンパウロに来ました。
いよいよこの世界一周の旅の最後の都市です。


今回のブラジルはイグアス目当てだったので特にサンパウロに思い入れはなかったのですが、日本に帰る便がサンパウロ発しか取れなかったので、最後はフライト日までの3日間をまったり過ごそうと思っていました。
サンパウロは特に見所もなさそうだしね。


ところが、南米の行く先々で会った日本人バックパッカー諸君に、「サンパウロは治安が悪い」と言われ、なんだか落ち着かなくなっちゃいました。

渋谷の、じゃなくてイースター島のモアイ前で会った学生くんは、サンパウロの日本人宿の敷地内で強盗に遭い、カバンごとカメラやサイフを盗られたとか言うし。
飛行機で会った人が言うには、車の運転中に赤信号で停まったら拳銃突きつけられて強盗にあった知り合いもいるとか。
ウソかホントか、赤信号でも停まってはいけないらしい。


昔は物価も安く、サンパウロは日本人がよく溜まっていたそうなんですが、最近は日本並みの物価になってしまったので屯するバックパッカーも少なくなったとか。
物価が高くて治安も悪く、その上たいした見所もないんじゃあねぇ。

うーむ。
ま、ここんとこ移動だらけだったし、ホテルでゆっくりするか。

と思ってネットでニュースなどを見ていたら、サンパウロでF1のブラジルGPをこの3日間でやっているではないか。
むむ、偶然にイベントを引き当てるサジ家はちょっとドキドキしてきます。

今日(金曜日)がフリー走行で明日が予選、明後日は決勝か。
決勝の日はフライトの日だから無理だとしても、明日の予選が見れちゃうんじゃね?


F1観戦なんて日本でも行ったことない未知なことだけどチャレンジしてみましょう!



♪ 佐野元春 “ロックンロール・ナイト”

 アルゼンチン、イグアス
プエルト・イグアス  11月4日(晴れ)

イグアスの滝 ~アルゼンチン側編 その②~


さて、いよいよ悪魔に会いに行きます。
悪魔へは園内を走る鉄道に乗ります。
鉄道といっても、遊園地の園内を走る汽車ぽっぽなイメージ。



30分ごとしか来ないのと、4時か5時ごろに終わっちゃうそうなので、帰りの時間に注意です!


一番奥の駅で降りて、再び遊歩道を進みます。
これまた、川の中に作られた蛇の道みたいな遊歩道。



これが延々と続きます。
両側には、湖か?!ってほどの川が広がります。
この水が全部落ちるんだから、そりゃえらいことですわ。



いいかげん景色に飽きるくらい歩いた先に、突如現れる水しぶき。
いよいよ、悪魔とのご対面!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドーーーーーーー!!!!





これは文句なしに度肝を抜かれます。
世界最大級のダバダバです!
あまりの迫力に、しばらく言葉を失い、ただただ見入るばかり。
CGか?!と疑うほどの冗談みたいな迫力。

イグアスの滝で悟ったこと。
人間、想像を超えるものを見ると、CGか?!合成か?!と思っちゃうらしい。


といくら言っても私の写真の腕では、いくらなんでも伝わりません。
というわけで、水しぶきと闘いながら撮ったダーリンの渾身の動画をどうぞ。



やっぱり、アルゼンチン側は見ごたえがありました。
絶対ブラジル&アルゼンチンどちらも行くのがおススメだけど、どうしても時間がなければアルゼンチンを取るべきかも。


あとなにげに、遊歩道で見たこの景色が一番印象的だったな。
やはり、自然に勝てる美しさはないのでは。




夕方まで満喫し、そろそろブラジルに帰りますか。
アルゼンチン側のバスターミナルまで市バスで戻り、行きに乗るはずだったブラジル行きのバスに乗ります。
だいたいな表示だこと。



国境にて、バスはさすがにドライブスルーとはいかず、バスを降りて入出国手続きをすることになります。
アルゼンチン側では手続きがすぐ済むので、急げば乗ってきたバスが待っててくれますが、ブラジル側では入出国カードなど手続きが面倒なので、容赦なくバスは行ってしまい、国境にておいてけぼりをくらいます。
降りるときに、乗り継ぎ券みたいなのをくれるので、しょぼいバス停で20~30分待って、次のバスに乗りましょう。

ちなみに、行きのバスでブラジル側の出国手続きをスルーする、という荒技があるようです。
そうすれば、バスに置いてかれることもないし、帰りももちろんスルーできるというわけ。
それでなぜアルゼンチン側の入国審査が通るのか、かなり謎ですが、日帰りの人が多いので甘々なのかも?
サジ家もその荒技にチャレンジしようかと思ってたんですが、ひょんなことからタクシーになっちゃったので、通らざるを得なくて、その結果、帰りにバス待ちぼうけです。
サジ家は時間があったからいいんだけど、急いでる人はチャレンジしてみて欲しいなぁ。
それで捕まっても責任持てませんけどね。


興奮冷めやらぬサジ家ですが、何とか興奮を静めて一刻も早く寝なきゃいけません。
というのも、サンパウロへの帰りの飛行機は、AM6:00発。
ということは、ホテルAM4:30出発。
ということは、AM3:00起き・・・

我ながら、過酷なスケジュールを組んでしまった・・・
でもおかげで滝をゆっくり見れたし、何度も言いますが、眠い以外には無駄が1つもありません。


サジ家の世界一周滝めぐり、これにて終了~
いやぁ、最高でした!
そして、心から思うこと、ナイアガラ→イグアスの順でよかった!

3大瀑布制覇まで、あとはアフリカのヴィクトリアの滝を残すのみですが・・・
ま、夢は夢として、大切に取っておきましょう。
滝運あるし、行ったらきっと晴天だろうしね!