スペイン、マドリッド→フランソワ、パリ
パリ, マドリッド  9月30日→10月1日(晴れ)

「サジ家の車窓から」最終回?スペシャル?! ~マドリッド→パリ 豪華?寝台列車の旅~

お送りしてきた「サジ家の車窓から」も、そろそろ最終章に入ります。
今回は、番組の最後のハイライトとも言えます、スペインのマドリッドからパリまでの寝台列車の旅をお送りします。


マドリッドの駅に降り立ったとき、その足でマドリッド→パリの寝台列車の予約をしに窓口に向かうと、窓口のめっちゃ顔の細いお兄さんが、
「めっちゃ高いのを知ってのことかい?あっちのインフォメーションに行って、頭冷やしてこい!」
と言われる始末。
まぁ、宿泊費+交通費と思えば、大した金額じゃないでしょーと思いつつインフォメーションに金額を聞きに行くと、

*****
グランクラス(フルコースディナー&朝食&シャワー付きのダブルルーム)
275ユーロ/人 →パスホルダー料金 161ユーロ/人

クラブクラス(朝食付きのダブルルーム)
228ユーロ/人 →パスホルダー料金 112ユーロ/人

ツーリスタクラス(4人部屋)
152ユーロ/人 →パスホルダー料金 72ユーロ/人

スーパーリクライニングシート(座席)
141ユーロ/人 →パスホルダー料金 48ユーロ/人
*****

だと。

高っ!!!

後で調べたところ、エリプソスというエクソシストみたいな名前のスペインが誇る豪華寝台列車らしいけど・・・
移動ができるとはいえ、個室にすると1泊2万越え。
でも1度は寝台列車に乗ってみたかったし、せっかくの豪華列車なのに座席じゃちょっと寂しすぎる・・・


寝台車と言えば、1度だけ中学校くらいのときに乗ったことあって、結構快適だった覚えがあります。
シュプール号っていう座席タイプの夜行列車で、白馬へ家族でスキー旅行によく行ってたんだけど、あるとき帰りのシュプール号を9時まで暇だねーとか言いながら、おそらく2時間くらい駅のそばのレストランかどこかでひたすら時間をつぶしてたような記憶がありますが、9時に駅に行くと、「シュプール号は19時ですけど?」だそうで。
9時と19時を間違えていたうっかりママりん。
やりそうでやらんよね。

おかげで、寝台車に乗って帰ることに。
3段ベッドで狭かったけど、寝ころんで電車に揺られるのはなかなか快適で、すごくよく眠れた記憶が。
いやぁ、懐かしい!


その懐かしさも手伝って、クラブクラスとツーリスタクラスで悩んだ結果、「サジ家の車窓から」の最終回記念だ!(実際はまだ乗るんだけどね)という理由を付けて、奮発してクラブクラスに決定!



19時、いよいよ豪華寝台列車エリプソスに乗り込みます!
うーん、見た目は普通の電車。ちょっとボロ目?!



どんな豪華な部屋が待ち受けているかとドキドキしながら入ってみると・・・

豪華・・・か?!


めっちゃ狭いですけど?
しかも豪華さゼロですけど?


まぁ、タオル他アメニティはそれなりに充実しておりますね。



乗車後、買ってきた夕食をかじりながらせっせとブログの下書き。
私たちのブログ更新に関し、いつ書いているのか?!と謎が謎を呼んでいるようですが、こういうたゆまぬ努力の賜物なんですねー。
その真剣さたるや、いつでも社会復帰できそうですよ。ほんと。


ベッドはどうやら壁から2段ベッドが出てくるようですが、自分では下ろせないらしく、乗務員さんを呼んで下ろしてもらう仕様のようです。

呼ぶのめんどくさいなーと思ってたら、20時ごろ、ブログ書きに疲れたダーリンが椅子に座って寝ているのを、ドアを開けていたもので乗務員さんが目ざとく見つけてくれ、下ろしてくれました。

こんなに早くにベッド下ろしてるの、うちくらいでしょう。
出発してから1時間しか経ってないし。
さっき、自分たちの仕事ぶりをほめたばっかなのに。ね、ダーリンさん。
まぁ、いつ寝てるのか?!という謎にもお答え出来てよかったです。



寝心地ですが、なかなかイマイチ。
あの青春時代の快適な思い出は何だったんでしょう。
まぁ、思い出は美しいものです。

エリプソスの優れた点として、国をまたぐ際に線路の幅が変わるのを、自らの車輪の幅を調整して乗り換えなしで突っ走るという点にあるようですが、そのせいなのかけっこう揺れます。
寝ころんでいても、体が左右前後に引っ張られるのを感じ、「おおー左に曲がってる曲がってる」と分かるくらい。
ガタゴト音もなかなかのもの。
ダーリンはぐっすりだったようですが、繊細な嫁はあまり眠れず。
豪華寝台列車の旅にいささか不満を募らせます。


そんな不満を払拭してくれたのがこちら!
朝ごはん~~♪



食堂車でつかの間のセレブ気分♪
立派なウェイターさんがサーブしてくれます。
ディナーは食べれなかったけど、いいやん、エクソシスト!じゃなくてエリプソス。


8:31、パリのオーセルリッツ?駅に到着。


一歩出た瞬間・・・さむっ!!!
息白いし!!

パリ、ロンドン・・・寒いんだろうなぁ。先が思いやられるなぁ。


以上、「サジ家の車窓から」最終回?!(じゃないかもしれんけど)スペシャルでした!

 スペイン、マドリッド
マドリッド  9月29日&30日(晴れ)

マドリッドの謎の人ごみ

バルセロナからAVEで3時間。
マドリッドに到着しました。
AVEはスペインの新幹線でございます。
イタリアのユーロスターAVに引き続き、飛行機並みのサービスが受けられますが、ユーレイルグローバルパスを持ってても、1等席で1人約25ユーロ、2等席でも約10ユーロの追加料金が発生します。ガッデム!
”飛行機並み”と言ったのは、1等席だと時間帯によって、機内食のような昼食・夕食付きなのです。
サジ家のユーレイルパスは1等なので、1等席に乗れるんですが、機内食25ユーロもせーへんよー、とコストパフォーマンス検証会議の結果、2等席に落ち着きました。
2等席でも、なかなかのリクライニングだし、全員にイヤホンが配られ、通路上にあるモニターで映画なんかもやってたりします。
エスパニョール語が分からないのさっぱりですがね。
2等席でこれだから、1等席はさぞかしセレブリチーな空間なのでしょう。


マドリッドでは、あっさり地下鉄の駅のすぐそばの立派なホステルに到着。
あまりのあっさりように、「なんだ、マドリッドも大したことないなー」とつまんながるサジ家。
これはアジアを旅してきたバックパッカーがヨーロッパなど先進国でかかるという「トラブル中毒」の兆候でしょう。
どこかで軽いトラブルを期待してしまう症状です。
実際トラブル起きたら、もうヤダって思うんだけど、インド&エジプト&トルコらへんは毎日がトラブルだったので、ときどき禁断症状が出ちゃうの。
マドリッドで再開した絹川さんも同じようなこと言ってたなぁ。

そんなマドリッドの街、バルセロナに引き続き、街には警察官だらけです。
が、異常に多いなーと思っていたら・・・

ソル駅周辺がこんなことになってました!





またもや謎の人ごみ。
ニースといい、バルセロナといい、サジ家の行くところ行くところ人ごみが付いてきます。
もしやサジ家の追っかけか?!


笛を鳴らし何やら叫びながら、旗を振っている赤い集団がいっぱい。
旗やらビラやらシールにエスパニョール語で何やら書いてあるんですが、さっぱり読めないので、サジ家には何の集まりかさっぱりです。
もしや、バルセロナに次ぐマドリッド祭りか?!と心を躍らせたものの、ちょっと違う雰囲気。
ナポリみたいな出店ないし(復習)
バルセロナみたいに手をつないでくるくる回って踊ってないし(復習)
花火ではない爆発音がときどきしてるし。

ちょっと怖いのですぐにホテルに戻りました。



翌日、マドリッドの市内観光に出かけてみると・・・

街じゅうが大変なことに!


ポストも


ゴミ箱もポールも


ベネトンも、


駅も、、、赤いシールだらけ。



ベンチ?にはこんなペイントまでされちゃって、


看板も読めんし、


ATMの画面も読めんし、


電車の券売機の画面も読めんし(誰じゃ、おまえは!?)


駅名も読めん(加藤茶?伊藤忠?)。



駅からは、続々と人が押し寄せてきて、大行進してます。


すぐマネする。



後で調べてみたら、9/29にスペイン全土で「ゼネラル・ストライキ」なるものが行われたそう。
国を挙げてストライキなんて、この旅で初めて、”情熱の国スペイン”を感じました。
どおりで店は休みだわ、駅に電車の予約に行ったらチケット窓口やってないわ、国鉄は走ってないわ、お祭りにしてはおかしいと思った。
しかし、店はともかく電車すらやってないなんて、観光客にとっては迷惑極まりない話ですね。
サジ家は今のところ、移動日の前日がストってパターンが多く難を逃れてますが、次の日のホテルとか取ってるのに移動できなかったりしたら洒落にならんよね。
そんな情熱いらんよー!


しかし、ヨーロッパはストが多いなぁ。
みんな陽気で愉しそうなのに、何がそんなに不満なのか。
それとも、みんなでワイワイ集まりたいだけなのか。
それとも、単に仕事を休みたいだけなのか。


そういや、スペインでは多くのお店が13時~17時くらいまで閉まります。
昼休みだってさ。ブラボー。
某社の2H休だって、このぐーたらさには遠く及びませんね。
あ、裁量労働だったらいけるか。
スペイン人全員裁量労働制って考えたら、まぁアリなのかもしれん。
日本も裁量労働流行ってるし、ゆくゆくはスペインのようになってたりして。
お昼休みのせいかは知らないけど、スペインは深刻な経済危機を抱えているそうなので、日本も危ういですね。
帰ったらちゃんと仕事します。はい。


とにかくストは9/29だけで鎮静化したようで、次の日は電車も快調に動いてました。
ほんと、勘弁して欲しいものです。


じゃ、裁量労働でお掃除がんばって。