ペルー、リマからクスコへ
クスコ, マチュピチュ, リマ  10月21日(曇りのち雨)

Machu Picchu ~道のり編 ①リマからクスコへ~


いよいよ楽しみにしていたマチュピチュに行きます。
ペルーはインカ帝国時代の遺りが多く、他の国には無い世界遺産を体験することができて楽しいですね。


今回はちょっと観光記事チックに細かく書いてみようかな。
いつも面倒で行き方とか書いてなかったからね。

たくさんの旅行ブログに書いてあると思うけど、もしこれからマチュピチュに行くという方がいらしたら参考のひとつにしてみてください。


一般的な行き方は、
①現在の首都リマから、インカ時代に首都であったクスコへ行く。
②クスコから列車でマチュピチュ村(旧アグアスカリエンテス)まで行く。
③そこからマチュピチュの遺跡まではバスもしくは歩いて山に登る。
とマチュピチュに辿り着きます。

またはインカ道と呼ばれる山道を3泊4日歩いてマチュピチュを目指すというなかなか体力がいりそうなトレッキングコースもありますが、ここでは僕たちが行った一般的で時間がない人にオススメなルートを紹介します。




マチュピチュには空港が無いため、最寄りのクスコを経由する必要があります。
僕らはクスコに1泊し、翌朝にマチュピチュを目指すことにしました。

リマからクスコまでは飛行機だと1時間半程度、バスだともの凄い時間がかかるらしい。
でも飛行機は高いので、安くすませたくて時間と度胸があるならバスでもいいのかも。噂によると、かなり荒れた道を走るのか、ものすごく揺れるらしいのでご注意を。

飛行機の場合、リマからは複数の便が運行されています。
大手のラン航空ももちろん運行していますが、ネットで調べたらめちゃくちゃ高い。
確か片道一人220ドル以上だったかな。二人で往復したらそれだけで1,000ドル近くになってしまいます。かなりイタイ。

そこでリマで宿泊した当山ペンションさんに事前にメールで相談。
こういうのは現地の人に安い航空券を聞くに限る。

当山ペンションは日本人には有名な安宿で、日系ペルー人のペペさんが経営されています。沖縄出身だそうで、日本語バッチリなのでいろいろ相談できました。
学生やバックパッカーばかりかなと思っていたら、結構年配の方も利用されている宿です。ペルー情報がたくさん手に入るので、初日の宿に選んで良かったです。
部屋は結構キレイで、ペペさんの豪邸の中の一室を借りるという感じでとても快適でした。


航空券のことを事前にメールで聞くと、ペルビアン航空という全然知らない航空会社が安いと返事が返ってきました。
一人往復162ドル。二人で324ドル。1,000ドル覚悟していたのでかなり浮きます。
相談して良かった。そのかわりFIXなので日時変更はできないらしいですが僕らは問題ありません。
しかも手数料無しでEチケットを手配してくれて、リコンファームとWebチェックイン&印刷までしてもらっちゃいました。
いやぁこんなラクしていいのかね。


ということで朝7時半に当山ペンションを出発。

リマ空港は結構キレイ。


手続きして9時半にフライト。

と思ったら飛行機が遅れるアナウンス。


どうやらクスコへは有視界飛行のために、飛べる時間が決められているようです。
どの航空会社の便も、早朝から13時頃までしか飛んでいないようですね。
その時間帯であっても、天候によって遅れやキャンセルがあるそうなので仕方ないことのようです。

予定より1時間半ほど遅れて出発し、11時半過ぎにクスコ空港に到着。
前から乗ったけど、後ろから降ります。


ペルビアン航空にはまったく期待していなかったけど、1時間ちょっとの国内線なのにサンドイッチやドリンクが出てなかなか快適でした。
たまたまだったかもしれないけど、トロント→ニューヨークのアメリカンエアラインより良かったかも。

たまには頑張って50mmで入るところまで下がってヒコーキ撮影。すぐ怒られたけど。


クスコ空港を出ると客引きのタクシーがたくさんいます。
ただ、地球の歩き方によると空港にいるタクシーは非常に高いので、空港の外に出て流しを捕まえるほうが安いんだって。
流しだとクスコの中心まで4~5ソル(120円くらい)で、空港のはその4倍くらいらしい。
外まで行こうかなとソージョンをゴロゴロしていると、案の定客引きが声かけてきます。
「20ソルでセントロ(中心街)まで行くよ」
おお、やっぱ4倍じゃん。

<VS 客引き at Airport>
サジ家:「4ソルなら乗るよ。」←ジェスチャー
客引き:「ありえない。」←顔
サジ家:「じゃあいいや。」←顔
客引き:「10ソルでいいよ。」←ジェスチャー
サジ家:「俺はクアトロ(4)で行けると友達から聞いた。だったら他を探すからいいよ。」
客引き:「わかったわかった、4ソルでいいからこっちこい。」


まあちょっと怪しいけど行ってみるか。


と思ったらその客引きじゃなくて違うドライバーの車に乗せられる。
そしてなぜか助手席に少し日本語と英語が話せる眼鏡かけて黒いビジネスカバンを持ったいかにも怪しいセールスマン的なペルー人も一緒に乗車。

雰囲気でいうと、不毛地帯の鮫島みたいな感じかな。


<VS 鮫島 in the Taxi>
鮫島:「日本の方デスカ?ハジメマシテ~」
サジ家:「どうも」どん引き
鮫島:「マチュピチュには行きますか?」(以下英語)
サジ家:「まぁね」
鮫島:「ホテルや鉄道はもう予約してますか?」
サジ家:「鉄道はね。ホテルはまだだよ。」
鮫島:「マチュピチュとってもいいところ!私ホテルいっぱい持ってるよ。ツアーもあるよ。」
サジ家:「ふーん、俺たちはツアーとか勘弁だけどね。」
鮫島:「日本の人の名刺いっぱい持ってますよ。新聞社とかツアー会社とかの。」
サジ家:「ふーん、でも俺たちはツアーとか勘弁だけどね。」
・・・


という感じで10~15分ほどで無事にホテルに到着。
鮫島:「ささ、チェックインしてください。パスポートお願いしますね。」

お前はこのホテルの何じゃ。関係ないはずっしょ。
勝手に仕切り出しちゃって、ホテルのレセプションの人(めっちゃ人が良さそうなペルー人)もタジタジですよ。


鮫島:「コカ茶無料サービスね!どうぞ呑んでください。」(何故か日本語)
とおもむろにロビーにあったコカ茶を作り出す。

サジ家:「俺たち部屋に行きたいからいいよ。ノーグラシアスだよ。タクシー代の4ソルだけ払うよ。」
鮫島:「じゃあ荷物を置かれたらお話だけでも聞いてください!」日本人のようにペコペコ頭を下げる鮫島。
サジ家:「ああ、シーユーレイターね。」



面倒だから30分くらい部屋で写真撮ったりしてダラダラしていると、部屋の電話が鳴る。

サジ家TEL:「はろー」
鮫島TEL:「サジさま~。またお話できて良かったです~。あとどれくらいでロビーにいらっしゃいますかあ?」(日本語)

おお、なかなか面倒だぞ。
でもキャラ的に面白いし、いろんな情報を手に入れることができるかもしれないのでロビーへ出向く。
あと、鮫島の営業能力を見たいしヒマだから話しするか。
壹岐正の気分を味わえるかもしれないし。


ロビーに降り、目が合うと鮫島はうれしそうな顔で何回もお辞儀する。
もっと金持ちそうな人をターゲットにすればいいのに。とちょっと可哀想になる。

ソファーに座ってネゴシエーション開始。

鮫島:「じゃあさっそく日程を聞かせてください。えーと22日の朝マチュピチュに行って、23日の夕方の列車でクスコに帰って・・・」

(途中省略)

鮫島:「では、ホテルまでの送迎とマチュピチュ村からのバス代往復、それとマチュピチュの入場料と英語ガイドと軽食付きで一人なんと116ドルでどうですかい??もちろんチケット類はこちらで手配するので、並んだりしなくてもいいんですよ。」
サジ家:「うーん、写真撮る時間が限られちゃうからガイドツアーって要らないなあ。あと送迎も自分たちでタクシー交渉したほうが安いだろうしな。ちょいちょいプランを削ったらもっと安くなるでしょ。ぶっちゃけいくらになるよ。」
鮫島:「いやぁ~これ以上は。。ガイドはどうしても込みなんで。。」


サジ家:もくもくと電卓たたく。←この辺は営業上がりの旦那。いやらしいけど海外じゃ堂々とやんなきゃね。

サジ家:「個人で行った方が自由なうえに40ドルも安いな。だからいいや。ホテルだけ取ってよ。」
鮫島:「げー。ホテルだけっすか。」
サジ家:「その安いホテル、ネットにも料金書いてあったよ。鮫島ならもっと安く手配できるんじゃないの?」
鮫島:「げー。もうこれ以上無理っすよ~」
サジ家:「(意外と使えねぇな)まあいっか。予約頼むよ。」


てな感じでホテルだけ予約してもらった鮫島と別れを告げて、明日の準備をすることにしました。


つーか長くなったから記事を分けよっと。
まだまだマチュピチュに着きませんよ。

つづく。



不毛地帯&Tom Waitsシブ過ぎ。
Tom Waits “Tom Traubert’s Blues”

 ペルー、リマ
リマ  10月19日(曇り時々晴れ)

京大生とリマ観光


リマでは、泊まっていた安宿(当山ペンション)で知り合った京大生の男の子と一緒に観光することになりました。
といってもドクター生なので年齢も近く、今は短期でパリに留学しているけどリマで学会があるから来ているそうです。


僕は個人的に京大生が好き。もともと関西の人が好きなんですが、京大生って相当レベル高いのになんかイヤミな感じもしないし、天然で面白い人が多い気がする。
あまり知り合いはいないけど一期一会で会って来た京大生はみんな良い人ばかり。
京大の中に入ったことはないけどきっといい雰囲気なんだろうな。
僕も京大目指せば良かったなぁと思うくらい。って言うと嫁にバカにされるけどね。


一緒に観光した男の子も、ほとんど英語も通じない土産物屋のペルー人に対して「これアルパカ?」って思いっきり日本語で話しをするホノボノした天然な子。たくさん奇妙な会話が聞けて楽しかった。


リマはそんなに見ることが無いのでサクサク観光。旧市街と新市街くらいかな。
あまり交通が発達していなくて、バスはたくさん走っているらしいんだけど始めてだとかなり難しいようなので観光客はタクシー移動が一般的。
当山ペンションから旧市街までタクシーで15分くらいかな。
それでも10ソル(=約300円)。久しぶりに物価の安い国にきたぞ。

ちなみにペルーのタクシーは乗る前の交渉制。
タクシーを止めて窓越しに「旧市街までいくら?」と問うと「20ソル」とか言ってきたりするので、「10ソルで!」と粘れば値切れます。相場はガイドブックや宿で知り合った人とかに聞いておくのがいいですね。


タクシーから見る街も楽しい。
なぜか横断歩道でソク転してる少年や、渋滞していると窓をたたいていろんなものを売りにきたりしてきます。


ドリンクや土産物なら分かるけど、たまに地球儀やプレスリーの人形を売ってくるのでちょっと面白い。プレスリーはともかく地球儀は買わんなぁ。

でも、渋滞中に飲み物とか買えるのっていいよね。
日本でも高速とかで渋滞するといつも思う。2時間とか3時間とか閉じ込められている時、ここでドリンク売ってたら2倍しても買うのになって。
先進国じゃない方が渋滞ビジネスが発展していますね。


乗り方知らないけどバスもがんがん走ってきます。ドレがナニ行きかさっぱり分からん。


旧市街には大きな広場があります。
意外とキレイ。







サーフィンの大会があるのか、オープニングセレモニー的なものも催されていました。


勝手な南米のイメージはかなり荒廃したものだったのでちょっと拍子抜けです。







なぜかペルーの修学旅行生に集合写真を撮らされる僕とそれに参加する嫁。


でもやっぱり危険な地域はあるそうです。
この橋を渡ると危険ゾーンだから行かない方が良いとホテルで言われた橋。

その橋から見える光景は広場周辺の雰囲気とはあきらかに違う様子。
ちょっと分かりづらいかもしれないけど、山に沿ってたくさんの家が建てられています。たぶんプレハブのような家。


近くまで行ってその住民の生活を写真におさめたかったけど、南米初日の僕には勇気がなくてやめておきました。ただでさえペルーは強盗やスリが多いって言われてビクビクしてますからね。

ほぼ恒例となってきた中華街も発見。

すごいね中国。どこでも根付くなぁ。

名物(?)のインカコーラを買って中央市場へ。





生鮮食品が中心の市場なので結構グロイ状態で売っています。





市場内でペルー料理をかなり安価にご飯を食べられるのですが、見た目にちょっと衛生さが欠けるので、初日からお腹の調子が悪くのは勘弁と思った僕らは遠慮しておきました。まだ南米に順応できていないですね。


続いて新市街へ。
といっても本当に見所がなく、恋人たちの公園とかいうところに行きました。
海沿いのこの公園に大きく大胆なモニュメント。と大胆なペルー人カップル。


ま、恋人たちの公園らしいからね。
こんなモザイクもあります。


リマはこんな感じですかね。
ここは首都で、各名所へのハブ的な都市ですからね。


いよいよ明日はナスカへ地上絵を見に行きます。



♪ Melodie Sexton “Feel Like Making Love”

 ペルー、リマ
リマ  10月18日(晴れ)

南米突入


さて、この旅の中でテンションの違いすぎるマイアミをあとにして、いよいよ最後の南米大陸へ向かいます。

マイアミは南米の玄関口のようで、僕らも乗り換えついでに3泊だけ立ち寄っただけでした。
もともと肌が白い僕らはちょっと焦げちゃいましたが。




ペルーのリマまで6時間。
日本から来るとトランジット合わせたら20時間以上かかってしまうらしいので、僕たちはラクな方です。

アメリカンエアラインは案の定遅れ、夜22時半過ぎに到着。

リマ空港には大勢の方が駆けつけてくれ、エジプト以来の熱烈な歓迎を受けました。


いいねー。

今回はちょっと到着時間が遅かったので予約してあった安宿に迎えに来てもらっちゃいました。
贅沢。遅れちゃってすみません。



さて、南米です。
ヨーロッパや北米でヌクヌクし過ぎた僕らにどんな刺激が待っているんでしょうね。



♪ Aerosmith “WALK THIS WAY”