ペルー、クスコ
クスコ  10月26日(晴れ)

ペルビアン航空キャンセル事件

こんにちは。事件担当の嫁です。
皆さん、またまた事件です。


クスコ⇔リマ間の航空券をペルビアン航空という謎の航空会社で安くゲットできたとダーリンが書いていた、そのペルビアン航空でのクスコからの帰り、事件は起きました。

その日は、クスコ→リマ→サンチアゴの大移動日。
次の日には、なかなかチケットの取れないイースター島(イスラ・デ・パスクア)へ飛ぶため、大変重要な移動です。
リマ→サンチアゴ便はLAN航空で12:30発。
あまりギリギリの乗り継ぎは怖いので、クスコ→リマはおそらく始発の7:40クスコ発を予約。
早朝4時起き、5時半ホテル発という眠すぎるスケジュールをこなし、何とか空港に到着。
チェックインしバッグを預け、手荷物検査を通ったところまではよかったんですが・・・

言われた搭乗ゲートで待っていると、何やら係員がペルビアンがどうとか呼びかけながら回ってきました。
スペイン語でさっぱり分からないサジ家。
みんな立ち上がりぞろぞろ歩いて行くので、急いでついて行きます。
どうやら一旦出発ロビーから外に出るよう。
なんでなんで?!と不安な顔をしているサジ家に、バックパッカーらしきグループの女の子が恐ろしいことを教えてくれました。

「Our flight is canceled. We should go back to the counter.」

げーー
ちょっと待って下さいよー

よく遅れるという噂は聞いていたので早めの便にしたのに、キャンセルとは・・・想定外の事態です。
サンチアゴに行けないばかりか、下手したらイースター島への便にまで乗れない恐れが!

とりあえずチェックインしたペルビアン航空のカウンターへ。
まさに”振り出しに戻る”状態。

カウンターでは、みんなが詰め寄りえらいことに。
やり取りがこれまたスペイン語でさっぱり。
これまたさっきのお姉ちゃんが通訳してくれることには、9時の便に乗れるらしいよ、とのこと。
クスコ→リマは1時間ちょっとなので、9時に出発するなら乗り継ぎは大丈夫なんだけど、こんな調子じゃ、9時にほんとに出発するのかどうか、甚だ疑わしい。
サンチアゴへは国際線だから、出国手続きはしなきゃいけないし、一旦baggage claim行かなきゃいけないのに、それ以上遅れると厳しいのです。
とはいえ、とりあえず9時に出ることを信じるしかない私たちは、2度目の手荷物検査をくぐり、再び出発ロビーへ。
出発ロビーでも、一部の人たちがペルビアン航空のお姉ちゃんに詰め寄っています。
これまたさっきのお姉ちゃんが、乗り継ぎがあるなら言っといた方がいいわよ、って言ってくれたので、詰め寄る人たちの輪の中へ。




写真には埋もれて移ってませんが、先頭ではピンクのパーカーを着たアラレちゃんみたいなお姉ちゃんが、職員にすごい剣幕でスペイン語で何か捲し立てていて、超怖い。
他の人はまるで話しかけられません。
何とか隙を見て、12時半に乗り継ぎがあるんだけど、って言うと、「3時間もあるから大丈夫よ。」だと。
おいおい、ほんとですかい?

時刻はすでに8時を回っています。
9時発の飛行機があるなら、そろそろ案内があってもいいようなもんなのに、電光掲示板を見てもまるで9時の便なんて表示は出てないし、不安は募るばかり。
そもそも、ペルビアン航空の次の便が9:40なのに、9時の便なんて来るんだろうか。怪しい。

おもむろにダーリンが「こうなったら、いっそペルビアン航空をあきらめてLAN航空に変えるか・・・」とつぶやきます。
LAN航空は値段が3倍くらいする代わりに、便はたくさんあるのです。
サンチアゴへの便もLAN航空だし、ギリギリでも乗り継ぎを何とかしてくれるかも。
そう思い立ったサジ家は、また搭乗ロビーを出てチェックインカウンターへ。
LAN航空のお姉ちゃんに「ペルビアンがキャンセルになったからLAN航空に変えたいんだけど、スケジュールといくらか教えて!」と、つたない英語を投げかけるも、全く伝わらず。

そうこうしているうちに、時刻は8時半近く。
もう一度、ペルビアン航空のカウンターで聞いてみると、「9時の便が出るよ。Maybe・・・」とペルビアンおじさん。
いやいや、その最後の”Maybe”がめっちゃ怪しいんですけど!

よし、もう一度だけ信じてやろう、と、3度目の手荷物検査を通り、3度目の出発ロビーへ。
すごい剣幕のアラレちゃんは、お姉ちゃんじゃ対応しきれなかったのか、ベテランのおばちゃんが交代して対応しているよう。
やっぱり特に表示はなし。

ダーリン:「9時の便は何時に搭乗開始なの?」

ペルビアン航空お姉ちゃん:「8時半です。」

ダーリン:「8時半?今8時半だけど?」

ペルビアン航空お姉ちゃん:「うーん、8時40分かなー」

ダーリン:「ほんとに8時40分?」

ペルビアン航空お姉ちゃん:「いや、8時50分かなー」


。。。適当すぎる。。。


9時になってもダメなら見切りをつけようと、最後の賭けに出たサジ家。
すると、ちょうど9時になって、ペルビアン航空のお姉ちゃんが動いた!
搭乗ゲートのボードがキュキュッと”9:30”に書き換えられました。(手書きて・・・)アナウンスも入り、今度こそほんとのようです。

どうやら9時に到着した飛行機で9:30に出発するよう。ちょっと強行過ぎんかね??
しかも、どう見てもその飛行機、次の9:40発の予定だった飛行機を回したでしょう??
だって、9:40分発の便のチケット持った人たちがゲートにいっぱいいたもんね。
そうやって、今日は1便ずつ遅れて行くんでしょう。恐ろしや・・・

とにかく、何とか9:30にクスコを飛び立ったサジ家。
10時半にはリマに着き、意外と余裕で乗り継ぎ成功。
しかも、乗り継ぎがヤバイ人は席を前の方の出やすい場所に変えてくれたり、荷物に”connection”タグを付けてくれて優先的に手荷物受取ができるようにしてくれたりと、なかなかペルビアン航空の対応はみごとでした。


いや、終わってみれば「飛行機が2時間ほど遅れたけど、無事乗り継ぎできました」ってありきたりな話なんですけどね。
サジ家にとっては、非常にヒヤヒヤヒアリングだったわけですよ。
この事件を記事にするかどうか会議にて、いらないんじゃない?と言うダーリンの意見を押し切り、事件担当の嫁の独断と偏見にて記事にしました。
ヒヤヒヤ感、伝わるかなー、伝わんないだろうなー。

というわけで、みなさん。
南米に行く際には、トラブルに備えてスペイン語を勉強してから行きましょう!って話でした。
(え?そういう話なの?by ダーリン)


おあとがよろしいようで。

 ペルー、クスコ
クスコ  10月24日(晴れのち雨)

クスコでの高地トレーニング

神秘の世界マチュピチュから、クスコに戻ってきました。

クスコはインカ帝国時代の首都であり、街自体が世界遺産に登録されています。
これといって何があるわけではなく、見どころといえばお決まりのカテドラルやサン何とか教会がいくつかある程度なんですが、かなり雰囲気のいい街です。
なんというか、ほどよく田舎感があって、山にあるので石畳の坂があちこちにあったり、インカ帝国の名残の石組が残っていたり。
今まで行った街の中でも上位に食い込むくらい、嫁は気に入りました。
やっぱり、独特の雰囲気を持っているちょっとした田舎街に惹かれます。
ずっとこのままでいて欲しい街の1つです。

今回は「路地とそこに住む人の生活」的なのをダーリンのマネして撮ってみました。














嫁はダーリンの撮る写真が好きなので、自然と撮る場所も似てきちゃいますね。
写真の腕はダーリンの足元にも及びませんが、ときどき、私が撮った同じ場所を後でダーリンも撮ってたりすると、1人でこっそりニヤリ( ̄ー+ ̄)としてたりします。


アルマス広場の周辺をうろうろしていると、御神輿みたいなのがやってきました。
お祭りか?!と写真撮ってましたが、もしかしたらお葬式かもしれません。
海外のお葬式って、それほど湿っぽくないので分かりづらいですよね。
文字通り、”冠婚葬祭”をすべて教会でやるのですから、それほどナーバスになるものでもないかもしれないけど。



御神輿の後ろに、吹奏楽団?!みたいな人たちが独特の葬送行進曲っぽいものを鳴らしながらついてきてたんですが、なかなかの演奏クオリティでちょっとくすりとしてしまいました。
前の人の背中に楽譜を付けてるんですが、一番後ろの人の背中にも楽譜が付いているところがツボでした。




ここのところ、怒涛のスケジュールが続いてたので、少しゆっくりして11時ごろに散策を始めたものの、やっぱり高地。なかなか辛い。
薬のおかげで頭痛はほとんどないものの、高地特有の頭がぼーっとする感じと体の重さで、相当気合いを入れないと普通の生活ができません。
特にクスコは山の街。
アップダウンが激しく、空気が薄いせいですぐに息が上がってしまいます。
まさにクスコ散策は高地トレーニング。
先日のマチュピチュ登山による高地トレーニングの甲斐もむなしく、やっぱりクスコに戻ってからは体調がすぐれない嫁。
1000m違うだけで、こうも違うものなのね。
何度でも来たいくらいのいい街だけど、この立地、かなりネックです。

というわけで、疲れたし雨が降りそうなので、クスコ高地トレーニングは一旦中止し、4時ごろ早々とホテルに帰宅。
でもどうしても、クスコの夜景が見たかったので、晩御飯も兼ねて夕方、最後のトレーニング再開です。

広場も山の斜面の住宅地も、生活の中の自然な夜の灯りで、都会の夜景には出せない美しさがとてもステキでした。






さて、4日間に渡ったサジ家高地トレーニング@ペルーも本日にて無事終了。

明日はまた早起きして、クスコ→リマ→チリのサンチャゴまで飛びます。
無事、明後日にイースター島に辿りつけるかな?!
待っててね!モアイちゃん!

 ペルー、クスコからマチュピチュ村へ
クスコ, マチュピチュ  10月22日(晴れ)

Machu Picchu ~道のり編 ③クスコからマチュピチュ村へ~


翌朝、5時半にタクシーを呼びマチュピチュへの列車が出る”ポロイ(Poroy)”駅まで行きます。
またクスコの同じホテルに戻ってくるので、1泊分のみの荷物を持ち、でかいソージョンはホテルに預けて行きました。

このホテルは5時半から朝食スタートだったのでちょうど食べられないかなと思っていたら、ホテルの人のご好意でパンとジャムを頂きました。助かります。

気になる高山病は、幸い二人とも大丈夫。
空気が薄くて息がすぐに切れてしまうのは仕方ないとして、頭痛もそこまでひどくなくて良かったです。
夜中に何度か起きてちゃんと水分補給してたしね。ヨカター。


ホテルから30分ほどでポロイ駅に着きます。
昨晩、かなりの雷雨が降ったのでちょっと心配でした。土砂崩れでよく電車が止まるようです。
駅へ向かうタクシーの窓から土砂崩れっぽい景色が見えたのでちょっと不安になります。


ポロイ駅到着。

駅員さんもせかせか準備しているので、電車はちゃんと動きそうです。


僕らが乗ったのは6時53分発のマチュピチュ行き。
マチュピチュ行きの列車は数種類あって、松竹梅のように値段とサービスが変わってきます。
事前にネット予約ができるので、僕らはトロントに居た時にネットで予約し、Eチケットをニューヨークのホテルで印刷してもらっていました。
ネットチャンスはあっても印刷チャンスってなかなか無いので、このあたりは計画しておかないといけないですね。サジ家えらい。


こんなEチケット



リマのホテルで会ったやや年配の日本人男性はPCと小型のプリンターを持ち歩いていました。
確かにネットでホテル予約してもバウチャーを印刷して持ってこいとか、電車や飛行機も印刷物が必要だったりするので軽いならプリンター持ってくのも手かも。でも紙も持ってないといけないから大変だよねえ。
ネットで予約するものって、紙を持って行ってそこに描かれているバーコードをリーダーで読み取ってもらうことが多いんだけど、それってiPhoneやiPadで見せてもバーコードって読み取れるのかなあ?
だったら紙いらずだよね。PC広げるのはさすがに面倒でもiPadとかなら簡単に見せられるもんね。



話しは戻ってポロイ駅ですが、早朝の便でも結構な人でおそらく満員です。

着いた時は閑散としていました


10分後


今はそんなにオンシーズンってわけでもないと思うけど、やっぱりマチュピチュは人気なんですね。
ほとんどの方は大型バスで駅に来たので、ツアー参加者が多いようです。ツアーのがいろいろ手配しなくていいのでラクだしね。


僕たちは一番安い電車でよかったのですが、売り切れだったのか買えずに竹クラスの”ビスタドーム”という列車で行きました。


バーコードをピッとするのかと思いきや、半分に破られるだけという強引さ。これじゃiPad使えないなぁ。


車内はこんな感じで、上部に窓があるパノラマビュータイプ


少ないけど荷物置き場もあります


100kmちょいの距離なんですが、山の中の鉄道なのですごくゆっくり進むため、4時間程かかります。
でも途中の景色がとてもよいのでなかなか楽しめます。












途中停車駅に現れる、売り物を全部身に付けて売りにくる人。
帽子10個以上かぶってます。






濁流。たまにトイレでもこんな色の水が流れてきます。




我ながら、走っている電車から写真撮るのがうまくなったなぁ。旅の成果だね。ビスタドームは車内が明るいから窓の写り込みが難しいね。


インカ道トレッキングのコースも見えました。






雪が残る高い山も見えます。
かなり適当に撮っちゃってますが、動画で車内外の様子をどうぞ。



列車のクラスによって出るものが違うようですが、ビスタドームではこんな朝食とコーヒーが出ました。


朝食が出るとは知らなくて、ホテルでもらったパンでもしょぼしょぼかじろうかと思っていたのでビックリしました。まぁ70ドルくらい払ったからこれくらい出てもいいかな。


この電車、出発時刻はオンタイムなんですが、到着はいつも遅れるそうです。
この時は40分くらい遅れてマチュピチュ駅に到着。

鮫島が手配してくれたホテルの方が駅まで迎えに来てくれていました。


鮫島はすごい怪しいエージェンシーだったけど、やることはちゃんとやってくれます。

さて、ようやくマチュピチュ村まで着きました。
ネットで見てきた天気予報では雨だったのに何故か晴天です。



つづく。



♪ Christina Aguilera “Keeps Gettin’ Better”

 ペルー、クスコ
クスコ, マチュピチュ  10月21日(曇りのち雨)

Machu Picchu ~道のり編 ②高山病の話し~


ちょっとここで高山病の話しを。

ガイドブックやらを見ていると、クスコやマチュピチュでは高山病に気を付けましょう的なことがたくさん書かれています。

クスコは標高3,400mほど、マチュピチュは2,400m。
リマからマチュピチュに向かう人は、クスコで高山病にかかることが多いようです。軽く富士山くらいの標高ですからね。
48時間以内に低地から2,000m(2,500m?)以上のところに来るとなりやすいらしく、3人に2人はかかるとか。

症状は頭痛とか吐き気、耳鳴りとからしいんだけど、下山すればすぐ治るみたい。

嫁は数年前の富士登山の時に8合目で高山病にかかってしまったらしく、泣く泣く下山してしまったことがあるそうです。

なので今回は慎重に。マチュピチュ行ったけど高山病になって動けなかったじゃつまらないもんね。


リマの当山ペンションで高山病予防のための薬の名前を聞いて、近くの薬局で買いました。
日本じゃ処方箋らしいんだけど、ペルーだと薬局で買えます。
1粒1.8ソル(50円くらい)。8時間おきに呑むらしいので、念のため20粒購入。

リマを出発する時に1粒呑んでいきました。


クスコに到着。ホテルで鮫島と話していた時まではあまり感じなかったけど、荷物の準備しているあたりから空気が薄く呼吸がしづらいことに気付きました。
その気になればその日のうちにクスコ観光できるんだけど、初日に無理する人ほど高山病にかかりやすいと言われたのでこの日は準備と夕食に出かけたくらい。

着いた日よりも、次の日の朝起きた時に症状が出やすいらしいので今日はおとなしくしましょう。


地球の歩き方に『水分や炭水化物を取ると良い』と書いてあったので、夕食はお米が食べられるところを探すことに。

アルマス広場というクスコのメイン広場付近に”Pucara”という日本人が経営しているペルー料理屋さんがあったので入ってみました。
日本語メニューもあって、値段もとても安い。


ニンニクスープやAji de Gallinaというカレーライスみたいなのを筆頭に、これがまたすっごく美味しくて、調子に乗って頼んでいたらめちゃくちゃお腹いっぱいに。






芋系とかお米系とか食べ過ぎた。
そういや地球の歩き方に『食べ過ぎは良くない』って書いてあったな。。やべえ。


とりあえず明日は3時半起きだから早く寝よう。

全然マチュピチュ着かないなぁ。



♪ Fall Out Boy “I Don’t Care”

 ペルー、リマからクスコへ
クスコ, マチュピチュ, リマ  10月21日(曇りのち雨)

Machu Picchu ~道のり編 ①リマからクスコへ~


いよいよ楽しみにしていたマチュピチュに行きます。
ペルーはインカ帝国時代の遺りが多く、他の国には無い世界遺産を体験することができて楽しいですね。


今回はちょっと観光記事チックに細かく書いてみようかな。
いつも面倒で行き方とか書いてなかったからね。

たくさんの旅行ブログに書いてあると思うけど、もしこれからマチュピチュに行くという方がいらしたら参考のひとつにしてみてください。


一般的な行き方は、
①現在の首都リマから、インカ時代に首都であったクスコへ行く。
②クスコから列車でマチュピチュ村(旧アグアスカリエンテス)まで行く。
③そこからマチュピチュの遺跡まではバスもしくは歩いて山に登る。
とマチュピチュに辿り着きます。

またはインカ道と呼ばれる山道を3泊4日歩いてマチュピチュを目指すというなかなか体力がいりそうなトレッキングコースもありますが、ここでは僕たちが行った一般的で時間がない人にオススメなルートを紹介します。




マチュピチュには空港が無いため、最寄りのクスコを経由する必要があります。
僕らはクスコに1泊し、翌朝にマチュピチュを目指すことにしました。

リマからクスコまでは飛行機だと1時間半程度、バスだともの凄い時間がかかるらしい。
でも飛行機は高いので、安くすませたくて時間と度胸があるならバスでもいいのかも。噂によると、かなり荒れた道を走るのか、ものすごく揺れるらしいのでご注意を。

飛行機の場合、リマからは複数の便が運行されています。
大手のラン航空ももちろん運行していますが、ネットで調べたらめちゃくちゃ高い。
確か片道一人220ドル以上だったかな。二人で往復したらそれだけで1,000ドル近くになってしまいます。かなりイタイ。

そこでリマで宿泊した当山ペンションさんに事前にメールで相談。
こういうのは現地の人に安い航空券を聞くに限る。

当山ペンションは日本人には有名な安宿で、日系ペルー人のペペさんが経営されています。沖縄出身だそうで、日本語バッチリなのでいろいろ相談できました。
学生やバックパッカーばかりかなと思っていたら、結構年配の方も利用されている宿です。ペルー情報がたくさん手に入るので、初日の宿に選んで良かったです。
部屋は結構キレイで、ペペさんの豪邸の中の一室を借りるという感じでとても快適でした。


航空券のことを事前にメールで聞くと、ペルビアン航空という全然知らない航空会社が安いと返事が返ってきました。
一人往復162ドル。二人で324ドル。1,000ドル覚悟していたのでかなり浮きます。
相談して良かった。そのかわりFIXなので日時変更はできないらしいですが僕らは問題ありません。
しかも手数料無しでEチケットを手配してくれて、リコンファームとWebチェックイン&印刷までしてもらっちゃいました。
いやぁこんなラクしていいのかね。


ということで朝7時半に当山ペンションを出発。

リマ空港は結構キレイ。


手続きして9時半にフライト。

と思ったら飛行機が遅れるアナウンス。


どうやらクスコへは有視界飛行のために、飛べる時間が決められているようです。
どの航空会社の便も、早朝から13時頃までしか飛んでいないようですね。
その時間帯であっても、天候によって遅れやキャンセルがあるそうなので仕方ないことのようです。

予定より1時間半ほど遅れて出発し、11時半過ぎにクスコ空港に到着。
前から乗ったけど、後ろから降ります。


ペルビアン航空にはまったく期待していなかったけど、1時間ちょっとの国内線なのにサンドイッチやドリンクが出てなかなか快適でした。
たまたまだったかもしれないけど、トロント→ニューヨークのアメリカンエアラインより良かったかも。

たまには頑張って50mmで入るところまで下がってヒコーキ撮影。すぐ怒られたけど。


クスコ空港を出ると客引きのタクシーがたくさんいます。
ただ、地球の歩き方によると空港にいるタクシーは非常に高いので、空港の外に出て流しを捕まえるほうが安いんだって。
流しだとクスコの中心まで4~5ソル(120円くらい)で、空港のはその4倍くらいらしい。
外まで行こうかなとソージョンをゴロゴロしていると、案の定客引きが声かけてきます。
「20ソルでセントロ(中心街)まで行くよ」
おお、やっぱ4倍じゃん。

<VS 客引き at Airport>
サジ家:「4ソルなら乗るよ。」←ジェスチャー
客引き:「ありえない。」←顔
サジ家:「じゃあいいや。」←顔
客引き:「10ソルでいいよ。」←ジェスチャー
サジ家:「俺はクアトロ(4)で行けると友達から聞いた。だったら他を探すからいいよ。」
客引き:「わかったわかった、4ソルでいいからこっちこい。」


まあちょっと怪しいけど行ってみるか。


と思ったらその客引きじゃなくて違うドライバーの車に乗せられる。
そしてなぜか助手席に少し日本語と英語が話せる眼鏡かけて黒いビジネスカバンを持ったいかにも怪しいセールスマン的なペルー人も一緒に乗車。

雰囲気でいうと、不毛地帯の鮫島みたいな感じかな。


<VS 鮫島 in the Taxi>
鮫島:「日本の方デスカ?ハジメマシテ~」
サジ家:「どうも」どん引き
鮫島:「マチュピチュには行きますか?」(以下英語)
サジ家:「まぁね」
鮫島:「ホテルや鉄道はもう予約してますか?」
サジ家:「鉄道はね。ホテルはまだだよ。」
鮫島:「マチュピチュとってもいいところ!私ホテルいっぱい持ってるよ。ツアーもあるよ。」
サジ家:「ふーん、俺たちはツアーとか勘弁だけどね。」
鮫島:「日本の人の名刺いっぱい持ってますよ。新聞社とかツアー会社とかの。」
サジ家:「ふーん、でも俺たちはツアーとか勘弁だけどね。」
・・・


という感じで10~15分ほどで無事にホテルに到着。
鮫島:「ささ、チェックインしてください。パスポートお願いしますね。」

お前はこのホテルの何じゃ。関係ないはずっしょ。
勝手に仕切り出しちゃって、ホテルのレセプションの人(めっちゃ人が良さそうなペルー人)もタジタジですよ。


鮫島:「コカ茶無料サービスね!どうぞ呑んでください。」(何故か日本語)
とおもむろにロビーにあったコカ茶を作り出す。

サジ家:「俺たち部屋に行きたいからいいよ。ノーグラシアスだよ。タクシー代の4ソルだけ払うよ。」
鮫島:「じゃあ荷物を置かれたらお話だけでも聞いてください!」日本人のようにペコペコ頭を下げる鮫島。
サジ家:「ああ、シーユーレイターね。」



面倒だから30分くらい部屋で写真撮ったりしてダラダラしていると、部屋の電話が鳴る。

サジ家TEL:「はろー」
鮫島TEL:「サジさま~。またお話できて良かったです~。あとどれくらいでロビーにいらっしゃいますかあ?」(日本語)

おお、なかなか面倒だぞ。
でもキャラ的に面白いし、いろんな情報を手に入れることができるかもしれないのでロビーへ出向く。
あと、鮫島の営業能力を見たいしヒマだから話しするか。
壹岐正の気分を味わえるかもしれないし。


ロビーに降り、目が合うと鮫島はうれしそうな顔で何回もお辞儀する。
もっと金持ちそうな人をターゲットにすればいいのに。とちょっと可哀想になる。

ソファーに座ってネゴシエーション開始。

鮫島:「じゃあさっそく日程を聞かせてください。えーと22日の朝マチュピチュに行って、23日の夕方の列車でクスコに帰って・・・」

(途中省略)

鮫島:「では、ホテルまでの送迎とマチュピチュ村からのバス代往復、それとマチュピチュの入場料と英語ガイドと軽食付きで一人なんと116ドルでどうですかい??もちろんチケット類はこちらで手配するので、並んだりしなくてもいいんですよ。」
サジ家:「うーん、写真撮る時間が限られちゃうからガイドツアーって要らないなあ。あと送迎も自分たちでタクシー交渉したほうが安いだろうしな。ちょいちょいプランを削ったらもっと安くなるでしょ。ぶっちゃけいくらになるよ。」
鮫島:「いやぁ~これ以上は。。ガイドはどうしても込みなんで。。」


サジ家:もくもくと電卓たたく。←この辺は営業上がりの旦那。いやらしいけど海外じゃ堂々とやんなきゃね。

サジ家:「個人で行った方が自由なうえに40ドルも安いな。だからいいや。ホテルだけ取ってよ。」
鮫島:「げー。ホテルだけっすか。」
サジ家:「その安いホテル、ネットにも料金書いてあったよ。鮫島ならもっと安く手配できるんじゃないの?」
鮫島:「げー。もうこれ以上無理っすよ~」
サジ家:「(意外と使えねぇな)まあいっか。予約頼むよ。」


てな感じでホテルだけ予約してもらった鮫島と別れを告げて、明日の準備をすることにしました。


つーか長くなったから記事を分けよっと。
まだまだマチュピチュに着きませんよ。

つづく。



不毛地帯&Tom Waitsシブ過ぎ。
Tom Waits “Tom Traubert’s Blues”