アメリカ合衆国、ニューヨーク
ニューヨーク  10月13日(晴れ)

OH MY 自由の女神よ

再び、ベタな観光担当の嫁です。
もちろん、忘れてませんよ。
裸足の自由の女神さんに会いに行きましょう。


実は女神さんを見に行くのは2回目。
太陽と女神さんの位置関係のチェックのために、一昨日、スタテン島へのフェリーに乗ったサジ家。
このフェリー、無料で女神さんの比較的近くを通れるってことで、なかなか人気があるんですが、スタテン島には何もないわりには、往復にけっこう時間がかかります。
女神さんのいるリバティ・アイランドに行く「STATUE CRUSES」に乗る人は、正直行かなくてけっこう。
とはいえ、サジ家的には”女神さんは午前中じゃないと順光で撮れない”ということが分かっただけ意味がありました。


女神さんに会いに行く上で、また準備不足を露呈する出来事が1つ。

実は期間限定で、女神さんの王冠への入場が再開されているそうなんですが、これには事前にWeb予約が必要。
2日ほど前に知ったサジ家は慌ててWebを見てみましたが、すでに完売。
普通なら悔しいんですが、3か月先まで埋まってるという話なので、どっちみち旅行日程の決まっていなかったサジ家には無理な話。あきらめがつきます。
しかも、あんなに”王冠”だって言ってるのに、女神さんが持ってる”トーチ”の火の周りの部分に登れると信じ、あの細い腕の中をどうやって登るんだろうと楽しみにしていた嫁。
王冠だと知って「なんだー王冠かー、だったらいいやー」と、さらにあきらめがつきました。




さて、女神さんの足元でも見に行きますか。

「STATUE CRUSES」がこちら。
ダッシュでデッキに登り、進行方向右側をゲットしましょう。
左側だと、女神さんが悲惨なくらい見えないです。



朝10時。
いやー計画どおり、すばらしい順光ではないですか!



あー登ってる人いるー!


やっぱりちょっと悔しいので、お約束。
今度はどんな能力が身に付くのか楽しみ。



散々写真を撮ったあとは、銅像の足元にお邪魔します。
入場口が分かりにくいせいか、中に入ってる人はすごく少なかったです。
入場口は女神さんの裏っかわ、「STATUE CRUSES」のチケットで入れます。


中は博物館になっていて、女神さんが出来上がるまでが詳しく分かります。

嫁が登れると信じていたトーチですが、何世代も作りかえられているようで、1世代前のもの?が展示されていました。
ほら、めっちゃ登れそうやん!?


実物大の足もあります。
ほら、めっちゃ裸足やん!?



博物館の後、がんばって階段を上ると、台座の上の方まで行けて、女神さんを間近で眺められます。



台座の一番上から見た図。
近っ!!


豆知識。
女神さんの右足のかかとはちょっと上がってるの。


女神さんをおなかいっぱい堪能し、移民局があったというエリス島へ行ったりしながらニューヨークに帰りついたのは16時。
午前中で見終わる予定だったのに、6時間もいてしまいました。
いやぁ、自由だなぁ。



フュージョンで手に入れたのは、自由なのかもしれない。


 アメリカ合衆国、ニューヨーク
ニューヨーク  10月12日(晴れ)

「ウェスト・サイド・ストーリー」のストーリー

こんにちは。
ベタな観光担当の嫁です。

ニューヨークの後半の宿は立地がすばらしく、2ブロック先にはかの有名な「タイムズ・スクエア」があります。
ダーリン豆知識によると、昔ニューヨーク・タイムズ社があったからその名がついたそうですね。
へぇー。


早速タイムズ・スクエアに出かけてみると、何だか長蛇の列が。
どうやら、ブロードウェイ・ミュージカルのチケット屋さん「tkts」への行列のようです。


嫁の情報筋によると、ブロードウェイ・ミュージカルの当日券が最大半額で購入できるらしい。
行列が大好きな日本人代表、サジ家。
何見るか決まってないけど、とりあえず並びましょう。


ニューヨークのブロードウェイには、ほんとにたくさんの劇場があり、たくさんのミュージカルがやってます。
たぶん、その数40以上。
ほんと、ニューヨークはいろんな顔を持っています。

サジ家の第一希望はライオンキング。
でも、ライオンキングやらウィキッドやら、人気の演目は割引チケットがないらしく、Webでの事前調査によると、ライオンキングのここ数日で残っている一番安い席でも1人170ドル。
いやはや。。。

というわけで、tktsで割引券の買える中でミュージカルとしては一番ベタそうな「ウェスト・サイド・ストーリー」に決定。
とはいえ、ストーリーを全く知らないサジ家。
30分ほど並んでチケットを買った後、急いでホテルに戻り、ウィキペディアでストーリーを必死に一夜漬け予習。
ただでさえ英語なのに、ましてや歌われるなんて、聴きとれるわけありませんからねー

黙々と30分もウィキペディアを熟読。
これ常識なのかもしれませんが、「ウェスト・サイド・ストーリー」のストーリーって、ロミオとジュリエットを元にしてるんですって。
全く知らなかった嫁的には、めちゃくちゃ衝撃でした。
若いお兄ちゃんが、めっちゃ楽しそうに踊ってるイメージがあったんで、てっきりハッピーエンドな話で楽しそうだねーとか言って決めたのに、めっちゃ暗い話やん。
ロミジュリの話の中のいったいどこであんなに楽しそうに踊るシーンがあるのか。謎は深まるばかり。

ダーリンは熱心に予習しすぎて、途中でかかる楽曲の名前まで言えるようになってしまいました。


シアターはタイムズ・スクエアのすぐ隣の「Palace Theater」。
19時開演で、30分ほど前に開場となります。



劇場内はクラッシックないい雰囲気。



最終的に、会場はほぼ満員。
50年も前の作品なのに、まだ会場を満員にできるなんてすごいなぁ。

予習の甲斐あって、英語が聞き取れたかは微妙なところですが、とても楽しめました!
ジュリエット側がプエルトリコ出身って設定なせいで、ほぼスペイン語だったりするんだけど、結構お客さんから笑いが出たりするのが驚きました。
みんな、スペイン語分かるんですかい?!

楽曲も、ディズニーさんが買ってくれたおかげで?ディズニーランドやシーで何度も聞いたことがある曲がたくさん出てきて、「おおーこれも By ウェスト・サイド・ストーリーでしたかー」という感動がありました。

暗い話かと思ってたんですが、最初の方は結構楽しい。
暗い話になるのは第2幕なんですが、最後もかなりあっさりで、それほどどんよりはしません。
ちょっと拍子抜けポイントは、ネタばれですが、ジュリエット(マリア)は死なんのかい!
予習してたので知ってたとはいえ、なかなかの衝撃でした。


2時間ほどのミュージカル終了後、外に出ると、昼間とは全く違う「タイムズ・スクエア」が待っていました。





でっかい液晶に映し出される広告、ブロードウェイ・シアターとそこで毎日演じるスター、派手なネオンの企業広告。
すべて成功の証・象徴のよう。
「タイムズ・スクエア」は単なるギラギラしたネオン街ではなく、成功のための努力や苦労が咲かせた花の輝く街みたい。


なんてな。

 アメリカ合衆国、ニューヨーク
ニューヨーク  10月12日(晴れ)

エムエム


たまにはお手上げなこともある。



精神的に弱いところがあって、ズドンと落ちる性格は昔から変わらないようです。

何を撮っても素晴らしいデキの時もあれば、全く撮れなくなる時もある。
ニューヨークは慌ただしく、テンションの浮き沈みも激しくて困った。





ニューヨークの中心にいるm&m’sくんはそんな時でも笑顔。
日本にもこのショップあんのかな。テンションがあがるぞ。




でも少しくらいナイーブなほうが写真家っぽくてキライじゃない。



♪ HEAT WAVE “雨の後、路は輝く”

 アメリカ合衆国、ニューヨーク
トロント, ニューヨーク  10月14日(くもりのち雨)

特命!ブラジルビザを取得せよ!

ルクセンブルク辺りから、サジ家を悩ませていた大きな問題が1つあります。
その名も、「ブラジルビザ問題」。


ブラジルへの入国には、観光ビザが必要なのは分かっていたんですが、観光ビザの有効期限は3カ月。
ブラジルは最後に訪れる国なので、出発前に取っても有効期限が切れちゃいます。
というわけで、”旅中にどこかの国でブラジル領事館に行き、ビザを申請・取得する”という、何ともやっかいなことをしなければならないのです。
とはいえ、トロントには4泊、ニューヨークには6泊もするんだから、その辺で取れるっしょー、とすっかりビザのことをを忘れていたヨーロッパの日々。
急きょ予定を戻すことになったiPhone事件の後、やっと現実味が帯びてきた北米でのビザ取得について、重い腰を上げていろいろ調査を開始したサジ家。

ところが、調査をすればするほど、ビザ取得に暗雲が・・・。


というのも、今後の予定の中で、ブラジルに入るまでにブラジル・ビザを取得できるチャンスは以下の3回。


チャンス① トロント

    暗雲:
    滞在は4泊だが、ニューヨーク行きの飛行機も午前中なため、
    到着の次の日に申請したとしても、次の日に受け取れないとアウト。
    Webには10営業日必要との記載あり。

    希望:
    カナダ人は優しい、という、カナダホームステイ経験ありな嫁による偏見。

チャンス② ニューヨーク
    暗雲:
    6泊7日もあるので余裕だと思っていたら、到着は土曜の午後。
    さらに悪いことに、月曜はコロンブス・デーとかで祝日のため、
    領事館はお休み。
    Webには5営業日とあるが、どうがんばっても3営業日しか取れない。

    希望:
    ブラジルで開催されるスケボーの大会に出るとかで、駄々をこねて
    ビザを翌日ゲットしたというツワモノのブログを発見。
    でも5年ほど前の話で、それなりにしっかりした理由あり。

チャンス③ リマ
    暗雲:
    リマには2泊するが、1日は朝から晩までナスカ観光に行く予定。
    つまり、申請当日の受け取りが出来ないとアウト。

    希望:
    国境の接する国でのビザはすぐ取れる、という曖昧な情報あり。
    その場で発行してくれるという噂も?!

おまけチャンス イースター島
    暗雲:
    そもそもブラジル領事館なんてあるのか?!ないだろうなー

    希望:
    6泊もするので、時間はたっぷり。


どれもこれも、希望より暗雲が一歩も二歩もリードしています。
iPhoneがなくてもブラジルに行けるけど、ビザがないとブラジルには入れない!
サジ家の世界一周旅行、最大のピンチ!


10月6日(水)、まずトロントでチャンス①任務を遂行。
トロントのブラジル領事館はBloor St.とBay St.の交差点あたりの立派なビルの11階にありました。
ホテルからはるばる20分ほど歩いて無事到着。

部屋に入ると、窓口は4つくらいあるのに、客は2人。人気無っ!
でも、忙しくないからゆっくりゴネれるかもしれないぞ。

空いてる窓口の1つに行き、おばちゃんに「ビザが欲しいんだけど・・・」と言うと、日本語で「ちょっと待ってください。」と和やかな雰囲気。
嫁の偏見どおり、やっぱりカナダ人は優しい。いけるかもしんない!

隣の窓口だと言われ、希望に満ちながら、隣の窓口の別のおばちゃんに再び「ビザが欲しいんだけど・・・」と言ってみたところ、今度はびっくりするほど愛想が悪い。
「Webで申請書は作ったの?郵便為替は持ってるんでしょうね?それに何なの、その紙(窓口の近くにあった謎の書類を念のため取って手に持っていた)は。あなたたち、ブラジル人じゃないのになんでその紙を持ってるの?あと、その写真は大きさが足りないからダメね。」
と矢継ぎ早にダメ出し。
「あのぉ、何日で・・・(できあがりますか?)」
と言い終わる前に、
「10営業日よ。それまでに欲しいって言われても無理。家族が事故に合ったとか亡くなったとか、よっぽどのことがないと無理よ。誰だって早く欲しいに決まってるんだから。」
と、見透かされてまたダメ出し。
飛行機の予約が変えられない、とか訴えてみたけど、やれやれ顔で首を振りながら奥の事務室へ引っ込んでしまう始末。
ひどい・・・ひどすぎる・・・(涙)

完全に撃沈したサジ家。
どんよりした気持ちで、領事館を後にするのでした。

チャンス①任務、失敗!!



10月12日(火)、コロンブスのお祝いも終わったし、さて、チャンス②任務といきますか。
テロ以来セキュリティにはめっぽう厳しいが、ビザに対してはどうか。

調査によると、ニューヨークのブラジル領事館はLittle Brazilにあるらしい。
どこじゃ、それは?と探してみると、マンハッタンの宿のある通りが通称Little Brazil通りらしい。近いぞ!

話が逸れますが、ニューヨークの通りは、縦がAvenue、横がStreetと超分かりやすい。
それぞれ番号が順番に付いてるだけなんだけど、ところどころ特徴のあるところには通称が付いている。
Little Brazilも6 Ave.近辺の46 St.の通称だし、47 St.は貴金属店がひしめき合っているのでDiamond St.というんだそうです。
宿の人も、なぜ前の道がLittle Brazil通りと呼ばれているのか知らなかったみたいだけど、きっと領事館があるからなんだろうね。


さて、トロントと同じく、立派なオフィスビルのワンフロアとなっています。



入るには、受付で目的を告げ、パスポート等の提示を求められた上に、その場で、富士急ハイランドのフリーパスばりの顔写真入り入館証を作ってもらわなければならないというセキュリティの高さ。
こりゃ、先が思いやられるなぁ。

10時OPEN前に行こうと思っていたのに、朝ごはんをゆっくり食べてたせいで結局着いたのは10時半。
トロントではあんなに人気がなかったのに、さすがニューヨーク、待合席も埋まらんばかりの人気ぶり。
郵便為替は買ってないものの、Web申請は済ませ、トロントよりは少しパワーアップしたサジ家。
申請受付の列に並んでいると、ダーリンの3倍はあろう巨漢、でも顔は何だかキュートな案内係のお兄ちゃんが、書類チェックにやってきた。
郵便為替を持ってるかい?的なことを言ってたけど、イマイチ英語が分かってなそうなサジ家に、紙に書いて必要書類や郵便局の場所などを超優しく教えてくれるお兄ちゃん。
写真も持っていたパスポートサイズで問題ないらしい。
混んでてめっちゃ忙しそうなのに、何て心優しいんでしょう。
もう少しで、告ってしまうところでしたよ!

実はトロントおばちゃんにダメ出しされたんで、郵便為替がいるのは分かってたんだけど、ニューヨークでもダメなら買い損だもんね。
優しいついでに、恐る恐るお兄ちゃんに「何日かかりますか?ニューヨークには少ししかいないから、時間がないんだけど・・・」と聞いてみると、「旅行者だよね?窓口で係の人に事情を説明してみなよ。」と、思わせぶりな発言。
まぁ、ダメって言われなかったし、こうなりゃ、郵便為替を買ってきて、窓口のおじさんに「買っちゃったじゃん、責任とってよ!」と駄々をこねる作戦決行だ!

ただ、次の宿へのチェックイン前だったため、ソージョンズと共に乗り込んだサジ家。
ソージョンズをガラガラ2人で行くのも無駄だし、ここはどっちか1人でしょう。
お兄ちゃんに場所を教えてもらってるとき、ダーリンが「Oh! Very close!」と合いの手を入れてたから、近いんなら、嫁、行きまーす!ということで、郵便為替ゲットは嫁の任務に。
しかーし!
1,2ブロック先かと思ってたら、5ブロックも先。結構遠いではないか。
このダーリンめ!


時はすでに11時。
郵便局でも列ができていたものの、約10分ほどで愛想の悪い郵便局員より難なく郵便為替50ドル分をゲット!
小走りで元来た道を戻ります。
申請は12時まで。間に合うか?!


戻ると、領事館はさらに長蛇の列。
また待つのか・・・と思ってたら、さっきの親切な案内係のお兄ちゃんが優先的に通してくれました。
なんと優しい・・・!
結婚してくださいっ!


さて、冗談を言ってる場合じゃなく、いよいよ正念場、窓口のおっちゃん登場です。
ブラジル人か分かんないけど、いかにも陽気なラテン系のおっちゃん。
駄々をこねるため気合い十分な戦闘態勢のサジ家でしたが、少ないボキャブラリーのせいでモゴモゴしてると、「で、フライトはいつなんだい?」とおっちゃん。
おおーーー!!おっちゃん、話が分かるではないか!!

「15日(金)なんだけど、でも・・・(午前中なんでその日は受け取れなくて・・・)」と言おうとするサジ家を遮り、
「わかった。じゃ、14日にできればいいんだね。」
とノリノリのおっちゃん。
あまりのあっさりさに信じられず、何度も聞き返すサジ家。
「14日って、明後日の14日ですよね?木曜ですよね?いいんですかい??」
笑顔でうなずくおっちゃん。
貰った引換証の日付を何度も確かめる。確かに10/14と書いてあるぞ。

マジですかーーいっ?!やったやーーーん!!!


振り返ると、そこには案内係のお兄ちゃんがこちらを見ながらニコニコ。

「(ついに任務を成し遂げたな。おめでとう!よくやった!)」

「(ありがとう!サジ家の世界一周旅行史に、間違いなくあなたの名は刻まれることでしょう。)」

的なアイコンタクトを取りつつ、この戦場を後にするのでした。


10月14日(木)、再び領事館を訪れると、案内係のお兄ちゃんが笑顔で「Hello, Again!」
私を待っていてくれたのね・・・♪(仕事です。)


受取窓口には、申請のときのラテン系おっちゃんの姿が見えず、いささか不安が過りましたが、別のおっちゃんが、少し離れたところにあるおそらく”早く作れと駄々こねた人用”のボックスから、サジ家のパスポートを取りだして渡してくれました。
中を見ると、インドビザより立派な顔写真入りのビザが貼られているではありませんか!


やったーーー!任務完了!!!
チャンス②、大成功!ニューヨーク、万歳!


しかし、あくまでも5営業日が原則なので、良い子はマネしないであげてね。
余裕を持ったビザ取得プランを立てましょう。ご申請は計画的に!
さもないと、ラテン系のおっちゃんたちが忙しくなっちゃうんで。


というわけで、まさかのチャンス②での任務完でしたが、おかげさまで何とか、最後の国ブラジルまで辿り着けそう。

見た目によらず心配性なダーリンも、これでぐっすり眠れるね。
それではみなさん、おやすみなさい!

 アメリカ合衆国、ニューヨーク
ニューヨーク  10月10日(晴れ)

ハーレムのゴスペラーズ

ニューヨークの宿は、ヨーロッパを去ることを決めたルクセンブルクから探し始めたものの、ホテル的なものは軒並み100ドル超えで難航を極めました。
パリで1泊したドミトリーの寝られなさに懲りたサジ家は、シェアバスの個室で探してましたが、最悪ドミトリーになっても、日本人だったらアリかも、と日本人宿を中心に空き状況を怒涛のメール攻撃。

特に、週末の予約には難航しました。
単に週末だからかなーと思ってたら、やり取りしていた日本人宿の人によると
「週末はイベントが重なっていることもあり、予約が殺到しております」
だそう。
なぬっ!またイベント?!何なに?!
と調べてみると、ダーリンの記事にあるようにちょうど土曜日がジョン・レノンの生誕70周年だとか。
セントラルパークで何やらあるとかないとか。

やっぱすごいねー The Beatles!
日本からもファンがお祝いイベントに駆けつけるんだねー
きっと盛大なんだよーラッキーだねー
なんて盛り上がりながら、宿泊先に到着。
早速、宿の人に「何のイベントなんですか?」と尋ねてみると、

「X JAPANのライブがあるみたいなんですよねー」

。。。Xかよっ!

ま、いいんですけどね。
日本でやろうよ、日本でね。


おっと、話が逸れました。
宿探しが難航しすぎて、立地のことまであまり考えてなかったんですが、ようやく決まった最初の3泊分の宿の場所を調べてみると、”イースト・ハーレム”とありますね。
ん?ハーレム??
美女に囲まれる方じゃないとすると、黒人街のけっこうヤバイ系の場所では?!
地球の歩き方にも「夜行くならツアーに参加しよう」みたいな。


いやいやー、ニューヨーク初日から激しいなー、と気合を入れてイースト・ハーレムの地下鉄110 St.駅に向かいます。
マンハッタンの中心地から北に向かうにつれて、地下鉄の中も黒人率が徐々に上がっていきます。
でも、ニューヨークの地下鉄は、パリとか他の地下鉄より全然きれいで、そんなに悪くない雰囲気。
何人かの黒人さんに混じって、ドキドキしながら駅を出る。
うーん、これまた、想像より全然きれいで普通かも?!




日本人宿の人に聞いたところ、ハーレムが危ないというのは昔の話になってきていて、最近は新しいきれいなマンションが建ったり、住んでる日本人も多くなってきて全然安全なんだけど、ハーレムに住んでる著名人が、何だか知らないけどハーレムを危ない場所としておきたい理由があるらしく、ガイドブックには”危ない”と連呼してある、とのこと。
後半の話の信ぴょう性はともかく、3日間生活してみて、むしろ住むならマンハッタンの中心よりハーレムの方が住みやすい!と私も思いました。
ニューヨークは宿泊費が若干かさむので、食費を押さえようと、全泊キッチン付きの宿にして自炊しましたが、後半3日間の宿はマンハッタンの中心地で観光には最高なんだけど、大都会だけに、とにかくスーパーがない。
街を歩いていても、まず見つかりません。
その点、ハーレムでは立派な大きいスーパーもあり、物価も安そう。

こうなったら、3日間、ハーレムを満喫しよう。
最初からガイドブック見てたら、ハーレムには観光すら来てなかったかもしれない。
そういう意味で、情報って役に立つ半面、怖いですね。



次の日、日曜の朝にはハーレムにある教会ではゴスペルが聴ける!という情報を入手したサジ家は、早起きして地球の歩き方にあった「Greater Refuge Temple教会」に行ってみました。
ビジター席があるっていうから、真面目に?お祈りに来てる人にも迷惑がかからなさそうだし・・・って理由で選んだんですが、裏を返せば、めちゃくちゃ観光客向けの教会ってことですよね。

建物はめちゃくちゃ近代的で、内部はコンサートホールのよう。
シンセサイザー2台、ドラム1台と、電子機器満載。
うーん、教会イメージとは程遠い。

それでも、ゴスペルはすごい迫力。
ぜひマイクなしで生で聴きたかった。
確かに大きなホールだけど、絶対マイクなしの方がきれいに聴こえると思うんだけどなぁ。

ゴスペルよりも感動したのは、朝のミサが始まる前の黒人信者の皆さんのお祈りの仕方。
舞台に駆け寄り、大声で「ハレルーヤ!ハレルーヤ!」と叫んでいたり、歌ともお祈りとも付かないことを叫んでいたり。
ヨーロッパで山ほど教会に行ったけど、どこも厳粛そのものだったので、これは衝撃でした。
牧師さんみたいな人が、話してる最中にも、「そうだそうだ!」とかか分かんないけど全然静かに聞かないの。
みんな、神への感謝の言葉を叫びたくてしょうがないって感じ。
こういうのがSoulfulってヤツかな。


30分ほどでゴスペルは終わり、ミサが始まったので、途中退室してハーレム散策へ。
ハーレムで一番の繁華街、125 St.に行ってみました。
ここには、かの有名なアポロシアターがあります。



アポロシアターといえば、和田アキ子・・・じゃなくて、Jackson 5ですかね。
水曜には「アマチュアナイト」という、いわゆる”のど自慢”的な一般参加者のライブがあるそうでちょっと見てみたかったけど、すでにマンハッタン中心部に宿を移った後だったので、やめときました。
未来のスターに出会いそびれたかな。ワシが育てた!的なね。


というわけで、ハーレムナイト3日間はごくごく安全・平穏に過ごせました。
125 St.以北は依然として危ないそうですが、それ以南であれば大丈夫なんだって。

ただ、治安が良くなってく反面、本当のハーレムらしさってのは、失われつつあるのかもしれないね。
治安が悪いのは決していいことじゃないけれど、いずれマンハッタン化されてしまうのかと思うと、ちょっと寂しい気がするな。
嫁の実家の丹波篠山も、帰省するたびにどんどん田んぼが住宅地に変わっていってる。
どこにしたって、合理的な変化は止めることができないんだろうけど、いつも実家を後にするときに思う「次に来るまで、あまり変わらないで」という願い。
同じことを、ハーレムを後にするときに願いました。




追記:
日本人宿の人に教えてもらった、ニューヨークの格安宿情報サイト「add7」
宿探しで重宝しました!
ニューヨークにしては割安で、日本人宿だから治安的にも安心だし、おススメです。

 アメリカ合衆国、ニューヨーク
ニューヨーク  10月13日(晴れ)

ハイライン (is the 廃線Line)


ニューヨーク・チェルシー。

廃線となっていた高架鉄道の路線が公園化され、”HIGH LINE”という観光名所に生まれ変わりました。


粋なことしますねニューヨーカー。


高架上に登る階段。
電車のプラットフォームに行く雰囲気はそのままにしてあるようです。


登るととてもよい雰囲気。
天気の良い日のお散歩にもってこいです。
少し天国に近い気分を味わえます。





奥に見える建物はホテルだとか。
線路をまたぐように建てられています。
ホテルも、騒々しい電車から静かな公園になってくれて喜んでいるのではないでしょうか。


休憩できるデッキもあり、空席がないくらいの人気でした。平日なのにね。


ところどころに線路もそのまま残っています。
わざと廃墟を連想させるような草花を植えているとか。それがまたイイ。






今のところ約800mほどだそうで、近い将来2kmくらいには延びる予定とか。
NYでもし時間があれば是非。オススメです。



♪ 斉藤和義 “天国の月”