アメリカ合衆国、ニューヨーク
トロント, ニューヨーク  10月14日(くもりのち雨)

特命!ブラジルビザを取得せよ!

ルクセンブルク辺りから、サジ家を悩ませていた大きな問題が1つあります。
その名も、「ブラジルビザ問題」。


ブラジルへの入国には、観光ビザが必要なのは分かっていたんですが、観光ビザの有効期限は3カ月。
ブラジルは最後に訪れる国なので、出発前に取っても有効期限が切れちゃいます。
というわけで、”旅中にどこかの国でブラジル領事館に行き、ビザを申請・取得する”という、何ともやっかいなことをしなければならないのです。
とはいえ、トロントには4泊、ニューヨークには6泊もするんだから、その辺で取れるっしょー、とすっかりビザのことをを忘れていたヨーロッパの日々。
急きょ予定を戻すことになったiPhone事件の後、やっと現実味が帯びてきた北米でのビザ取得について、重い腰を上げていろいろ調査を開始したサジ家。

ところが、調査をすればするほど、ビザ取得に暗雲が・・・。


というのも、今後の予定の中で、ブラジルに入るまでにブラジル・ビザを取得できるチャンスは以下の3回。


チャンス① トロント

    暗雲:
    滞在は4泊だが、ニューヨーク行きの飛行機も午前中なため、
    到着の次の日に申請したとしても、次の日に受け取れないとアウト。
    Webには10営業日必要との記載あり。

    希望:
    カナダ人は優しい、という、カナダホームステイ経験ありな嫁による偏見。

チャンス② ニューヨーク
    暗雲:
    6泊7日もあるので余裕だと思っていたら、到着は土曜の午後。
    さらに悪いことに、月曜はコロンブス・デーとかで祝日のため、
    領事館はお休み。
    Webには5営業日とあるが、どうがんばっても3営業日しか取れない。

    希望:
    ブラジルで開催されるスケボーの大会に出るとかで、駄々をこねて
    ビザを翌日ゲットしたというツワモノのブログを発見。
    でも5年ほど前の話で、それなりにしっかりした理由あり。

チャンス③ リマ
    暗雲:
    リマには2泊するが、1日は朝から晩までナスカ観光に行く予定。
    つまり、申請当日の受け取りが出来ないとアウト。

    希望:
    国境の接する国でのビザはすぐ取れる、という曖昧な情報あり。
    その場で発行してくれるという噂も?!

おまけチャンス イースター島
    暗雲:
    そもそもブラジル領事館なんてあるのか?!ないだろうなー

    希望:
    6泊もするので、時間はたっぷり。


どれもこれも、希望より暗雲が一歩も二歩もリードしています。
iPhoneがなくてもブラジルに行けるけど、ビザがないとブラジルには入れない!
サジ家の世界一周旅行、最大のピンチ!


10月6日(水)、まずトロントでチャンス①任務を遂行。
トロントのブラジル領事館はBloor St.とBay St.の交差点あたりの立派なビルの11階にありました。
ホテルからはるばる20分ほど歩いて無事到着。

部屋に入ると、窓口は4つくらいあるのに、客は2人。人気無っ!
でも、忙しくないからゆっくりゴネれるかもしれないぞ。

空いてる窓口の1つに行き、おばちゃんに「ビザが欲しいんだけど・・・」と言うと、日本語で「ちょっと待ってください。」と和やかな雰囲気。
嫁の偏見どおり、やっぱりカナダ人は優しい。いけるかもしんない!

隣の窓口だと言われ、希望に満ちながら、隣の窓口の別のおばちゃんに再び「ビザが欲しいんだけど・・・」と言ってみたところ、今度はびっくりするほど愛想が悪い。
「Webで申請書は作ったの?郵便為替は持ってるんでしょうね?それに何なの、その紙(窓口の近くにあった謎の書類を念のため取って手に持っていた)は。あなたたち、ブラジル人じゃないのになんでその紙を持ってるの?あと、その写真は大きさが足りないからダメね。」
と矢継ぎ早にダメ出し。
「あのぉ、何日で・・・(できあがりますか?)」
と言い終わる前に、
「10営業日よ。それまでに欲しいって言われても無理。家族が事故に合ったとか亡くなったとか、よっぽどのことがないと無理よ。誰だって早く欲しいに決まってるんだから。」
と、見透かされてまたダメ出し。
飛行機の予約が変えられない、とか訴えてみたけど、やれやれ顔で首を振りながら奥の事務室へ引っ込んでしまう始末。
ひどい・・・ひどすぎる・・・(涙)

完全に撃沈したサジ家。
どんよりした気持ちで、領事館を後にするのでした。

チャンス①任務、失敗!!



10月12日(火)、コロンブスのお祝いも終わったし、さて、チャンス②任務といきますか。
テロ以来セキュリティにはめっぽう厳しいが、ビザに対してはどうか。

調査によると、ニューヨークのブラジル領事館はLittle Brazilにあるらしい。
どこじゃ、それは?と探してみると、マンハッタンの宿のある通りが通称Little Brazil通りらしい。近いぞ!

話が逸れますが、ニューヨークの通りは、縦がAvenue、横がStreetと超分かりやすい。
それぞれ番号が順番に付いてるだけなんだけど、ところどころ特徴のあるところには通称が付いている。
Little Brazilも6 Ave.近辺の46 St.の通称だし、47 St.は貴金属店がひしめき合っているのでDiamond St.というんだそうです。
宿の人も、なぜ前の道がLittle Brazil通りと呼ばれているのか知らなかったみたいだけど、きっと領事館があるからなんだろうね。


さて、トロントと同じく、立派なオフィスビルのワンフロアとなっています。



入るには、受付で目的を告げ、パスポート等の提示を求められた上に、その場で、富士急ハイランドのフリーパスばりの顔写真入り入館証を作ってもらわなければならないというセキュリティの高さ。
こりゃ、先が思いやられるなぁ。

10時OPEN前に行こうと思っていたのに、朝ごはんをゆっくり食べてたせいで結局着いたのは10時半。
トロントではあんなに人気がなかったのに、さすがニューヨーク、待合席も埋まらんばかりの人気ぶり。
郵便為替は買ってないものの、Web申請は済ませ、トロントよりは少しパワーアップしたサジ家。
申請受付の列に並んでいると、ダーリンの3倍はあろう巨漢、でも顔は何だかキュートな案内係のお兄ちゃんが、書類チェックにやってきた。
郵便為替を持ってるかい?的なことを言ってたけど、イマイチ英語が分かってなそうなサジ家に、紙に書いて必要書類や郵便局の場所などを超優しく教えてくれるお兄ちゃん。
写真も持っていたパスポートサイズで問題ないらしい。
混んでてめっちゃ忙しそうなのに、何て心優しいんでしょう。
もう少しで、告ってしまうところでしたよ!

実はトロントおばちゃんにダメ出しされたんで、郵便為替がいるのは分かってたんだけど、ニューヨークでもダメなら買い損だもんね。
優しいついでに、恐る恐るお兄ちゃんに「何日かかりますか?ニューヨークには少ししかいないから、時間がないんだけど・・・」と聞いてみると、「旅行者だよね?窓口で係の人に事情を説明してみなよ。」と、思わせぶりな発言。
まぁ、ダメって言われなかったし、こうなりゃ、郵便為替を買ってきて、窓口のおじさんに「買っちゃったじゃん、責任とってよ!」と駄々をこねる作戦決行だ!

ただ、次の宿へのチェックイン前だったため、ソージョンズと共に乗り込んだサジ家。
ソージョンズをガラガラ2人で行くのも無駄だし、ここはどっちか1人でしょう。
お兄ちゃんに場所を教えてもらってるとき、ダーリンが「Oh! Very close!」と合いの手を入れてたから、近いんなら、嫁、行きまーす!ということで、郵便為替ゲットは嫁の任務に。
しかーし!
1,2ブロック先かと思ってたら、5ブロックも先。結構遠いではないか。
このダーリンめ!


時はすでに11時。
郵便局でも列ができていたものの、約10分ほどで愛想の悪い郵便局員より難なく郵便為替50ドル分をゲット!
小走りで元来た道を戻ります。
申請は12時まで。間に合うか?!


戻ると、領事館はさらに長蛇の列。
また待つのか・・・と思ってたら、さっきの親切な案内係のお兄ちゃんが優先的に通してくれました。
なんと優しい・・・!
結婚してくださいっ!


さて、冗談を言ってる場合じゃなく、いよいよ正念場、窓口のおっちゃん登場です。
ブラジル人か分かんないけど、いかにも陽気なラテン系のおっちゃん。
駄々をこねるため気合い十分な戦闘態勢のサジ家でしたが、少ないボキャブラリーのせいでモゴモゴしてると、「で、フライトはいつなんだい?」とおっちゃん。
おおーーー!!おっちゃん、話が分かるではないか!!

「15日(金)なんだけど、でも・・・(午前中なんでその日は受け取れなくて・・・)」と言おうとするサジ家を遮り、
「わかった。じゃ、14日にできればいいんだね。」
とノリノリのおっちゃん。
あまりのあっさりさに信じられず、何度も聞き返すサジ家。
「14日って、明後日の14日ですよね?木曜ですよね?いいんですかい??」
笑顔でうなずくおっちゃん。
貰った引換証の日付を何度も確かめる。確かに10/14と書いてあるぞ。

マジですかーーいっ?!やったやーーーん!!!


振り返ると、そこには案内係のお兄ちゃんがこちらを見ながらニコニコ。

「(ついに任務を成し遂げたな。おめでとう!よくやった!)」

「(ありがとう!サジ家の世界一周旅行史に、間違いなくあなたの名は刻まれることでしょう。)」

的なアイコンタクトを取りつつ、この戦場を後にするのでした。


10月14日(木)、再び領事館を訪れると、案内係のお兄ちゃんが笑顔で「Hello, Again!」
私を待っていてくれたのね・・・♪(仕事です。)


受取窓口には、申請のときのラテン系おっちゃんの姿が見えず、いささか不安が過りましたが、別のおっちゃんが、少し離れたところにあるおそらく”早く作れと駄々こねた人用”のボックスから、サジ家のパスポートを取りだして渡してくれました。
中を見ると、インドビザより立派な顔写真入りのビザが貼られているではありませんか!


やったーーー!任務完了!!!
チャンス②、大成功!ニューヨーク、万歳!


しかし、あくまでも5営業日が原則なので、良い子はマネしないであげてね。
余裕を持ったビザ取得プランを立てましょう。ご申請は計画的に!
さもないと、ラテン系のおっちゃんたちが忙しくなっちゃうんで。


というわけで、まさかのチャンス②での任務完でしたが、おかげさまで何とか、最後の国ブラジルまで辿り着けそう。

見た目によらず心配性なダーリンも、これでぐっすり眠れるね。
それではみなさん、おやすみなさい!

 カナダ&アメリカ合衆国、ナイアガラフォールズ
アメリカ, トロント  10月7日(晴れ)

2つの国からナイアガラ

こんにちは。ベタな観光地担当の嫁です。
ベタなところほど、書く気が起こらない割には長文になっちゃいますね。
というわけで、またまた長文をお許しください。



トロントに着いて2日目。
そもそも計画を立てたのが昔過ぎて、「あれ?トロントってなんで行くんだっけ?」状態だった嫁でしたが、そうでしたそうでした、ナイアガラの滝を見に行くために寄るんでした。
うっかりうっかり。


さて、いよいよナイアガラに向かいますよ。
トロントからは、バスで1時間半で着いちゃいます。
もちろん、ツアーなんて使いませんよ。
そして、トロントには4泊もするくせに、ナイアガラは日帰りです。
ナイアガラフォールズなんかに泊まったら、何泊分吹っ飛ぶか分かりませんからね。


恒例の早起きをし、7時半にはBayストリート沿いにあるバスターミナルに着き、その場で切符を購入、8時にはバスに乗り込むサジ家。
お天気がいいせいで、ずいぶん張り切っております。


ナイアガラ・フォールズ行きのバスを運行している会社はいくつかあるようで、それぞれ料金も若干違うようですが、面倒なのでバスターミナルで直接買える、Coach Canadaのバスにしました。
往復1人34.5カナダドル。地球の歩き方に載ってた金額よりかなり安い!もうオフシーズンだからかな?


バスは鉄道駅付近に着くので、そこからはタクシーで滝の見えるフォールズ・ビューまで行きます。
タクシーとなれば、フュッセン方式で。
今回は日本人の女の子2人をカモに・・・じゃなくてお誘いし、4人でタクシーに乗り込みます。


降りたとたん、どどーーーん!!



もっと山の中にあると思ってたサジ家は、空いた口がふさがりません。
もうちょっと、前フリが欲しかった。




ベタついでに、早速「霧の乙女号」に乗ります。
夏はチケットを買うのにも一苦労だそうですが、ほんの数名しか並んでないし。
オフシーズンすぎるし。
それもそのはず、霧の乙女号は10月24日までしかやってないんだって!
知らなかった。。。あっぶね!

青い合羽が支給され、青い人がたくさん船に乗せられてる光景は何とも見事。



噂通りの大迫力でした。
滝つぼに近づいたときは、まさに大雨。
防水のビデオカメラでもない限り、この迫力は伝わらないでしょうから、あっさりあきらめます。


さて、ベタなとこは押さえたし、まだまだ時間があるので、ちょっくらお隣の自由の国に遊びに行ってみますか。

皆さまはご存じかもしれませんが、ナイアガラの滝のある川はカナダとアメリカの国境になっています。
社会科が大嫌いな嫁はそんなこと知るはずもなく、ナイアガラの滝=アメリカだと思っていたこともあり、「なんでトロント行くんだっけ?」発言につながるというわけです。
#そういや、2つある滝のうち、左がアメリカ滝、右がカナダ滝。この辺で気づくべきでした。


つまり、

なんですね。
滝の姿が正面からきれいに見られるのはカナダ側なんですが、滝(特にアメリカ滝)を間近で見れるのはアメリカ側になります。


その国境の川にはその名も「レインボー・ブリッジ」がかかっており、てくてく歩いて国境が越えられるお手軽さ。


こちら、レインボー・ブリッジさんです。


何のお金か分かりませんが、50セントを払って橋へ。
こちらも、オンシーズンなら人だかりなんでしょうが、がらーん。


渡りきったところに、米国の入国審査所があります。
マッチョな怖い顔のおじさんが、また根掘り葉掘りいろいろ聞いてきます。
ほんの数時間遊びに行くだけだってば。


さらに、I-94Wとかいうアメリカ出入国カードの作成料だか何だか、1人6USドルも徴収されます。
全く、高い散歩です。
でも、おじさんの顔が怖いので、逆らえません。


そんなこんなで、ちゃっかり22カ国目のアメリカ合衆国に入国!


川沿いの公園を歩いて行くと、早々にアメリカ滝の横に出ます。
ほんと、ドドー!と広い川から流れてきた水が垂直に落ちてるのねー
いったいこんだけの水がどっからやってくるのか。

行きのタクシーで一緒だった女の子たちが、「マジ、ダバダバだねー!」と滝について謎な表現で感動してましたが、これぞ、ダバダバです。



さらに進むと、アメリカ滝とすぐ隣のブライダルベール滝の間の島、ルナ島へ。
滝に挟まれるって経験はここでしかできないかも。
時々、しぶきも吹きあげてくるので、そのたびにカメラを守らなきゃいけないけど、その代わりにこんなステキなものも見えます。




レインボーにひたすら感動した後は、さらに進んで、カナダ滝を間近で見られる「テラピン・ポイント」へ。

カナダ滝は、しぶきが半端ないの。
カナダ側から見ても、半分くらいしぶきで見えないくらい。
滝のはるか上まで、しぶきが立ち込めてくるってすごいよね。



まさに霧の中の乙女号。



いやー、6ドル払っても行く価値アリです。
アメリカ側は、カナダ側ほどワイワイしておらず、ゴート島という国立公園になっているので、のんびりした時間が流れています。


帰りもレインボー・ブリッジを渡って、今度はカナダ側の入国。
こちらはかわいいお姉ちゃん。
「明後日またNY行くんだけど・・・」というと、「じゃ、入出国カードは付けたままにしとくわね」だそうなので、同じようなルートをたどる人は伝えた方がよさそうです。

後で見ると、入出国カードの半券に”査証免除”って書いてありました。
アメリカの入国には、ESTAを登録しなければならず、昔は無料だったのに、なんと今年の9月から1人10ドルかかるようになっちゃってます。
仕方なく、数日前にネットで申請したばっかだったんだけど、もしかして、このカード作れば20ドルもいらなかったんじゃ・・・

うーん、イマイチ仕組みがよく分かりませんです。
誰か教えてください。



そんなこんなで、カナダ側に戻ってきました。
ここまできたらベタを極めようと、カナダ滝の裏にあるトンネルから滝の裏側が見れるってアトラクション「Journey Behind the Falls」にも入ってみたけど、超イマイチ。
トンネルに空けられた細いトンネルの先に滝が見えてるんだけど、ドドドー!って言ってるだけで滝だか何だか分からないし近づけないし、イマイチ迫力も伝わらず。
その後、滝の横の高さ的には中間地点くらいにある展望台に出られ、そこから間近で滝を見られます。
正直、これだけでいいので安くして欲しい。



さらにどうでもいい話ですが、サジ家の「アトラクションで貰える合羽、イケテル度選手権」の勝者は”霧の乙女号の青い合羽”でした。
旅行前に100均で買った合羽は、丈が短い上になぜか半袖!!という、笑いをこらえるのに必死なシロモノ。
合羽で最もやってはいけないことの1つですよ。半袖て。
よって、今後の旅のお供は”霧の乙女号の青い合羽”に決定です。



まぁ、文句を言いつつアトラクションに参加したのも、掴まさレストランで夕食を食べたのも、滝のライトアップを見るためでしたとさ。

そのライトアップがこちら。



うーむ。すばらしい趣味ですね。
普通の白いライトでいいんじゃなかろうか。
まぁ、カナダ側はカジノとかもあって、完全にリゾート地化されているので、これくらいの派手さが必要なのでしょう。


カナダ滝もアメリカ滝も、ライトアップはカナダ側から行われているようです。



めちゃくちゃ遠くから照らしてるんだけど、すっごいライトだよね。
直接見たら、目の色が比較的薄いせいで、夜のコンビニでも目が開けられないのが悩みのサジ家は目がつぶれちゃうね。



20:30のバスでトロントへ。
ナイアガラ滞在時間12時間。
日帰りだったけど、もう滝はおなかいっぱいです。


この旅の最後を締めくくる、ブラジル&アルゼンチンのイグアスの滝は、ナイアガラをはるかに超えるらしいがほんとかなー
しかし、滝で国を分けるのは面倒なのでやめて欲しいね。
懲りずにまたアルゼンチンにお邪魔しちゃおうかしら。




あ、トロントの記事書いてませんが、トロントも少し観光しましたよ。
トロントはとっても静かでいい街です。
人も優しくて、その人の良さがにじみ出てるような街でした。
特にトロント大学がよかった。
子供ができたら、トロント大学に留学させることに決定しました。

 フランソワ、イギリス、カナダ
トロント, パリ, モンサンミッシェル, ロンドン  10月4日&10月5日(曇り時々雨)

トロントへのアビーな移動②


唯一情報と言えば、ガイドブックのコピーくらい。
アビーロードのことくらい書いてあるっしょと読んでみるけど記事なし。
僕がスキャン忘れたのか、特に書いていないだけなのか。

うーむ。
うだうだやってるうちにバスの乗客たちはそそくさと姿を消して周りに誰もいなくなってしまったので聞けないなぁ。


と、ガイドブックの地図部分を見ていた嫁がおもむろに「あったよ」。

え?マジで?
見つけられたん?

嫁は僕が以前アビーロード行きたいって行ってた時に地図で探していたそうです。
リバプールで行った”The Beatles Story”で、『アビーロードスタジオの近くで撮影した』という情報を覚えていて、その後探したことがあったらしい。

エライ!
さすがサジ家の嫁だ。なかなかそんなこと調べる嫁いないよ。
ビートルズにそんな興味なくて”The Beatles Story”を見たいって僕が言ったときに、「私行かないでいいから行って来て良いよ」とか言ってたくらいなのに。


地図はすごく広域のものしかなかったのですが、確かに”アビーロードスタジオ”と地図に書いてあります。
というわけでそこから一番近そうな駅の”St Jhons Wood駅”へ。
ロンドンの地下鉄は何時からやってるか知りませんが、5時半過ぎにはやっていました。


6:10に”St Jhons Wood駅”到着。


この駅であっているか確証無いけど、とりあえず地図を信じて行ってみましょう!


ところでロンドンの地下鉄ってめちゃくちゃ高いのね。
ゾーン制の料金なんだけど、同じゾーン1内に行くのも一人4ポンド(1ポンド=130円としても520円)。
二人で1,000円ですよ。ほんの15分くらい乗ってるだけで。
名古屋の初乗り200円の地下鉄も高いと思ってたけどロンドン半端ないね。
500円もあったら東山動物園に入場できちゃうよ。バイキング乗るのだって一回200円だぜ。

ポンドがすごく高かったときもこれくらいしたのかな?
数年前今の2倍くらいだったよねポンド。


この駅じゃなくてまた違う駅に行かなきゃいけなくなったらまた1,000円ですよ。
エジプトじゃ2、3泊できちゃうよ。
当ってますよーに。てか間違っても近いだろうから歩こう。

まだ暗いなか改札を出て、ソージョンごろごろしながらガイドブックのコピーの小さな地図を頼りに歩きます。

15分くらい歩いたかな?ソレっぽい場所に横断歩道が!
あったよアビーロード!



アビースタジオも見つけました。
この付近の横断歩道はひとつ。めっちゃ向こうの方にもあるような感じがするんだけど、リバプールで勉強した限りはスタジオのすぐ近くということなのでココでしょ。
でも本当にあってるのか分からないし、ジャケ写も持ち歩いているわけないので正しいかワカラナイ。


記憶しているジャケ写とはちょっと横断歩道の線が違っているような、ヌケの感じとかが違うような。。

と、こんな早朝に落ち葉とかを掃除してるクリーニングサービスのおじさんにエクスキューズミー。
イギリス英語わからないトラウマがありましたが、普通に聞き取りやすく、「おーおー、アビーロードフォトはここのクロスだよ」って。
やった!だいたい当ってた!
ありがとうおじさん!しかも掃除までしてくれてキレイにしてくれてるし。

イギリス英語がなまってさっぱり聞き取れなかったのは、いきなりカントリーサイドに行ったからナマってただけだったのかな。
成田空港に降りたっていきなりレンタカーで青森行ったようなもんだったもんね。


さて、さっそくお約束の撮影を。
ジャケ写が見たいと思いながらも無いので記憶だけを元に撮影。
とりあえず道路を撮ります。

左端にチラっと写っているのがお掃除のおじちゃん。

うん、完全にまだ夜ですね。

でもここはメインストリートなのか、午前6時半でもビュンビュン車が通ります。
良い子はマネしちゃだめです。

タイミング見計らって道路に出てはパシャっとして引っ込みます。
道路上には長くても5秒くらいしか居られないです。次々と車が来るし、写真で写る範囲(ヌケ)に車が全く居ない状態にならないとダメなのでかなり待ち時間が発生します。
駐車している車はまあいいけど走ってる車はいなくなるまで待たないとね。
たしかジャケ写でも駐車している車はあったので。


実際のビートルズの撮影の時は通行止めにしたそうですね。
誰か通行止めにしてくんないかな。


続いて嫁の練習。

「え?私やるの?」的なことを言っていましたが、ただ道路撮ってどうすんのよ。
ポールのマネして裸足になる必要はないけど、外国人みたいにうまいこと足をキレイに広げて渡ってよ。

ま、やってみてブラッシュアップしていきましょう。

しかしあたりは真っ暗。
写真にとって致命的な光量が足りません。スローシャッターになるので、動いてしまっては完全にブレてしまいます。

ということで歩く姿で静止してもらって撮影することに。
道路のワキで練習。
いい感じだけどカメラ目線はダメだよ。


じゃ、本番いきまーす。

車を見計らってイザ!
と思ったら、横断歩道横でスタンバイしている嫁が渡ると思われて車が次々と停まってくれます。
さすがイギリス、紳士の国。
信号がないところでも横断歩道で待っている人がいれば停まってくれます。

日本はなかなか停まらないよね。渡りそうな人がいたら信号がなくても停まらなきゃダメなんだよ。
僕は偽善者なので停まりますよ。英国紳士に憧れてるからね。


さて、くだらない話しは置いておいて、せっかく停まってくれたので渡る嫁。渡っちゃってどうする。
もちろん車がいるので撮影なんてできません。
なんてことを繰り返してグズグズに時間が過ぎて行きます。
飛行機までには間に合わせないとね。
もう7時まわってます。

少し明るくなってきて光量も少しずつ出てきました。
が、ISO2000でもf2.8 1/3、シャッタースピード1/60というギリギリOUTさ。


よし、また車が居なくなったぞ!
と思って5秒くらいの間に撮影。

結構うまくいったな、もう帰れるかなと思ってモニターチェックしたら、左足と左手が一緒に前に来ちゃってます。
幼稚園児の入場行進か。
そうとう緊張しているようです、二人とも。
名誉のために写真アップしません。


7:30。
ロンドンめちゃくちゃ寒い。
朝ご飯も食べたいので8時くらいにはここを出たいのに、交通量が多くなって来てチャンスがかなりなくなってきました。

15分くらい待ってようやくチャンス!と思ってチャレンジしたら、何故か左手だけ前に出てて右手は下におりてる。

「ちょっと待ってくださいよー」状態じゃないですか。
もちろん僕も写真撮りながら指示するけど、一瞬で車がやってきてしまうのでなかなか修正ができません。


8:00。
もうこのあたりの住民の通勤者も多くなって横断歩道自体がサラリーマンでせわしなく。普通の平日だもんね。
「ああ、また日本人みたいのが何かやってるよ」的な目線を感じつつも僕たちは負けません。

しばらく待ってようやくチャンス到来!



やった!できた!

いやーよかったよかった。
おつかれっしたー!

これでロンドンを後に出来る。
横断歩道に2時間近く居たな。。


この写真はいつか機会があれば発表します。
ま、たいしたことないんですが。。


そうそう、トロントへの移動の話しでしたね。


その後順調にトロントにたどり着きましたとさ。



♪ The Beatles “Come Together”

 フランソワ、イギリス、カナダ
トロント, パリ, モンサンミッシェル, ロンドン  10月4日&10月5日(曇り時々雨)

トロントへのアビーな移動①


さて、モンサンミッシェルから、なぜかパリとロンドンを経由してトロントに行きますよ!


ルートはこんな感じ。
バス→電車(TGV)→パリ地下鉄→夜行バス→ロンドン地下鉄→飛行機→空港バス→地下鉄と乗り継いでトロントのホテルまで。

必然的にこんな移動になってしまったのですが、よくよく考えるとアホらしい移動ですね。

何故かiPhoneが無いので、途中でルート検索や時刻検索をすることができません。
移動情報をiPhoneのメールに転送して、あとで見ればいっかという甘えもできません。
きちんと事前に調査してメモ帳に。
こういうアナログさ大事ですね。


①10月4日(月) 17:29→18:45
<バスでモンサンミッシェルからレンヌへ>
モンサンミッシェルで泊まったホテル前のバス停を出発。
この後タイトスケジュールなので、ここでバスが遅れたらもうトロントに行けないようなものです。
10分程遅れてバスがやってきたのでヒヤヒヤしましたが、予定時刻通り18:45にレンヌ到着。

②10月4日(月) 19:05→21:10
<電車(TGV)でレンヌからパリ・モンパルナス駅へ>
レンヌのバスからTGVの乗り換えは20分。重い荷物を持ってても10分あれば乗り換えできる距離なので難なく乗り換え完了。
でもTGVは完全座席予約制なので、窓口で座席予約をしておかなければなりません。自動発券機でもできますが、ユーレイルパスを持っている人は窓口に行かなければならないので面倒です。
結構レンヌ駅の窓口が並んでいたので、事前にパリで予約購入しておいて良かったね。
予定通り21:10にパリ・モンパルナス駅に到着。

③10月4日(月) 21:10→22:15
<パリ地下鉄でパリ・モンパルナス駅からGallieni駅へ>
ロンドンへの夜行バスが出発するGallieni駅へ。ちょっと距離があり、乗り換えも必要なので思ったより時間がかかりました。パリの地下鉄ってエスカレーターやリフトがあんまり無いよね。
嫁は腕がモゲそうになりながら数々の階段に負けず荷物を運んでいます。甘えず自分でやるからエライね。

④10月4日(月) 23:00→10月5日(火)06:30
<夜行バスでパリからロンドン・ビクトリア駅へ>
22:00から夜行バスのチェックインが始まっていて、事前に購入しておいたチケットとパスポートを見せてチェックインします。
このあたりの広角写真、僕はまったく写真撮ってなかったので嫁にもらいました。
嫁のがちゃんと写真撮ってるのでエライねぇ。






こんなバス。ユーロラインとか言ったかな。


パリではあんまり観光できなかったから、バスの車内から見ておこうと思って窓の外をガン見していましたが、速攻で高速乗るし、このGallieni駅がすでにパリの郊外(だと思う)のでさっぱりパリ楽しめず。

走り出すとすぐ真っ暗になって、寝なさい的な雰囲気。もちろん寝させていただきます。狭いバスでPC出したりするほど仕事熱心じゃありません。

ところが、途中AM2時か3時に起こされ、入国?(出国じゃないよね?)の手続き。仕方ないけどエライ迷惑な時間にやるもんだ。
全員バスから降ろされ、空港でもあるような怖いイミグレーションおじさんに根掘り葉掘り聞かれて通過します。

怖「フランスの前はどこにいたんだね?日本かね?」
サ「スペインです」
怖「スペインの前はどこにいたんだね?日本かね?」
サ「えーと、フランスです。ニースとか南仏のほう。」
怖「日本はいつ出発したんだね。」
サ「3ヶ月ほど前です。」
怖「どこに行って来たんだね。仕事じゃないのかね。」
サ「仕事じゃないです。プライベートで世界一周しています。」
怖「仕事はどうしてるんだね。」
サ「フリーでカメラマンやってます。長い休みが取れたので旅行に来ています。」
怖「これは仕事じゃないのかね。」
サ「違います。」
怖「イギリスにはどのくらい滞在するのだね。」
サ「3~4時間です。」
怖「何?どこに行くんだね。」
サ「ヒースロー空港からカナダのトロントに行きます。」
怖「なんでロンドンから行くんだね。」
サ「いや、世界一周旅行券ってのが。。」

省略


という何ともめんどくさいやりとりが続き、無事に通過できます。眠いのに。
まぁここだけじゃなくて、空港でも毎回こんな感じです。
単発の旅行だったら「Sightseeing」って言うだけでいいけど、長期旅行だとめんどいこと聞かれるのね。
まぁ確かに怪しいもんね。
僕らはまだ短い方だけど、2年とか3年とか旅してる人ってイミグレ通るの大変なんだろうな。


無事全員通過し、またバスに乗車。
この後フェリーに乗ってドーヴァー海峡を渡るのかな、と思いきや、バスはトンネルのような細い通路に入って行き、少しすると停車しました。
んんー?としばらく様子を見ていると、そのトンネルごと動き出しました。

どうやらこれは電車のようですね。バスごとイギリスまで運んでしまうようです。
フェリーだとバスから一旦下りて数時間フェリーで過ごし、岸に着いたらまたバスに乗って。。と夜中移動にも関わらずおちおち眠れない移動らしいのですが、電車型だとずっとバスに乗っていていいので楽チンです。


僕は密かに楽しみにしていたことがありました。
フランスは車は右側通行なのですがイギリスは左側通行。どんな感じで切り替わるのか気になっていたのですが、電車に乗っている海の中で眠ってしまい、気がついたらロンドン市内。。
嫁は起きていたらしいのですが、そんなことはまったく気付かず、どんな感じだったか聞いても「あ、車線違うんだ。へー。」って。


ま、電車乗ってる時点でもう片側通行状態だから、イギリス着いたからって特に何も感じないのは当たり前か。
ってことで。


ロンドンのビクトリア駅に到着。予定時刻の6:30に間に合ったかな?とバス停の時計を見ると5:15。
おお!めっちゃ早く着いたじゃん!と思ったけど、フランスとイギリスって時差が1時間あるので、予定より15分くらい早く着いただけかな。
てか時差を考慮して予定時刻書いて欲しいもんです。飛行機みたいに。


次はヒースロー空港からの飛行機。12時ちょうどのフライトなので10時頃に着けばいいので余裕です。
4時間半以上あるや。ヒースロー空港行くのに1時間は見るとしても余裕過ぎます。



どっか行けるんじゃね?

何も調査していないロンドンでパッと思い浮かんだもの。
んでこんな早朝でも問題ないところ。



アビーロード!



行っちゃえ行っちゃえ。
せめてアビーロード見ちゃえ!思ったより早くロンドン着いたしね!
まだ外も暗いくらいのめっちゃ早朝だけどね。



というわけで、ネットも無いなかアビーロードを目指すことに。
予定ではロンドン1週間くらいあるし、行く直前で調べればいっかと思っていたのでNone情報。


アビーロードってどこにあるんだろね。




♪ The Beatles “Hello Goodbye”