イタリア、ミラノ
ミラノ  9月20日&21日(晴れ)

25時間もいらなかったラッキーミラノ

クレイジー王国ナポリからES-AVで5時間。イタリア北部のミラノに到着しました。
この距離を予約料をケチって鈍行で行くほどサジ家は若くなかったようで、大人しく予約料を払い、1等で優雅にイタリアーノを一気に北上。
2人で黙々とPCを広げブログ記事の下書き。
会社のお金で乗っているであろうどのビジネスマンよりも仕事熱心でしたわ。


さて、クロアチア辺りでスケジュール会議を行った結果、寄り道しすぎたツケでイタリアのどこかの都市を巻くことになった際、みごと選ばれたのがミラノ。
与えられた時間は25時間。
アムステルダムを超え最短滞在時間更新です。
#チューリッヒ(滞在時間2時間)が一番短いんだけどね。。。ボソッ(byダーリン)


14時ごろミラノ中央駅に着いたサジ家は、地下鉄に乗りホテルへ急ぎ、チェックイン後、早速観光開始。
あいにく月曜で、多くの施設がお休み。
でも時間がないので、無休のものだけでも今日中に見なければなりません。
よし、ドゥオーモとガッレリアならやってるぞ。
やばいやばい、急がなきゃ急がなきゃ。


実はナポリのホテル近くのスーパーで昼ごはんを買って電車で食べる予定だったのに、朝早すぎてスーパーがやってない事件のせいで、お昼ごはんを食べそこなっていたサジ家。
ドゥオーモに着いたころにはすっかり燃料切れで、顔がふやけたアソパソマソレベルのサジ家でしたが、私たちに悠長にミラノでミラノサンドを探している時間はありません。
目がこう(×_×)なりつつも、ドゥオーモのすばらしさには圧倒されました。




ちなみに、ドゥオーモ広場には、たくさんのミサンガ売りさんがいます。
イタリアでは有名ですが、勝手に手につけてお金を要求するらしいです。
大体の場合、いらないと強く言えばつけられないし、付けられたとしても強く出ればお金を払わずに済むらしいんですが、気弱な日本人は恰好の餌食ですね。
しぶしぶ払おうとしている日本人を見かけましたが、気をつけましょうね。
リュブリャナで会った子は、付けられたけど勝手に付けたんだろうと強く言い続けたら、最終的にはもう1本タダでくれたそうです。なんでやねん。
似たようなので、バラの花を配ってくる人もいます。
毎回もらって踏み倒すこともできなくはないですが、ちょっと可哀想なのでもらわないようにしましょうね。


さて、その立派なドゥオーモ、なんと屋根に登れるというのです。
お天気もいいし、こりゃ登るしかないでしょう。
ここで腹ペコサジ家は究極の選択に迫られます。

エレベーター:7ユーロ、階段:5ユーロ

んー、さすがオシャレミラノ、微妙な線ついてきます。
節約魂が勝つか、腹ペコアソパソマソ勝つか!?





・・・階段で・・・(×_×)


良く言った!えらい!


最後の力を振り絞り登った先は、ほんとに屋根でした!
平らじゃなくて屋根みたいにこうΛなってるし。


似たようなドゥオーモは数あれど、尖塔を間近にみることってあんまりないので、なかなか感動でした。
こんな上の方、誰が見るねん、ってとこまで、めちゃめちゃ精巧に作ってあるし。
イタリアーノ、見かけによらず真面目だなぁ。
私だったら、こっそりサボっちゃうなぁ。
だって135本もあるんだよ。1本くらい・・・ねぇ?
数えようかと思ったけど、(×_×)な目では5本で挫折。


各尖塔の先には、1本1本、誰かさんが立ってらっしゃいます。
ここんとこ、高いところがまるっきりダメになってきた嫁としては、想像しただけで、みぞおちの辺りがひやっこくなります。


階段の途中、ドゥオーモ広場が見下ろせるんですが、これもまたひやっこいポイントです。
この光景を見てしまうと、ベタですが、このセリフを言わざるを得ないでしょう。
”人がゴミのようだ。。。”



無事ドゥオーモを降りた(×_×)家は、急ぎガッレリアを目指すことに。
・・・したんですが、降りた目の前にありました。
残念ながら、数日後から始まるファッションウィーク?みたいなイベント用のステージを作ってて、ガッレリアの中央でかかとでくるっとする儀式はできずじまい。

あれ、ガッレリアってこんな小さかったでしたっけ。
早々に見終わってしまい、急いた気分で「で、次はどこ?!」と地球の歩き方を見たものの、特に・・・

あんなに急いでたのに、結局18時には見どころ終了。
そういえば、ミラノは観光より買い物の街でした。
ブランドにも買い物にも興味がないサジ家は、路頭に迷う始末。


後は、世界遺産のダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」のある「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院」を残すのみですが、今日は恒例の月曜休みだし、「最後の晩餐」を見るには、ネットor電話予約が必要。
準備不足ではなかなかの定評のあるサジ家、どっちが電話するー?などとなすりつけ合いをしているうちに今日を迎えてしまい、予約なぞしているはずございません。
でもガッツと運だけはあるので、もしかしたら当日券が余ってるかもしんないし、明日8:00の開館前に来て並ぼーノ!と謎のハイテンション。
そうと決まれば、明日のために偵察だ!なんせ行くとこないし。
休館日なんて知ったこっちゃない、もしかしたらひょんなことから、マザー・テレサばりの心優しいシスターが現れて、「あれ、おみゃーさんたち、はるばる日本から来んさったんなら、せっかくなんで見ていきゃーて」という展開もありうる!
と、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院」へ。

シスターどころか、観光客もおらず。


ま、地下鉄の駅から少し歩くので、その道の偵察ができたってことで。
隣駅にある「スフォルツェスコ城」まで歩き、お城をチラ見してから帰りました。
決戦は明日だ。ひとまず今日は寝よう。


テーレーレーレー、レッテッテー♪(ドラクエ@宿屋)


5:30、泣きながら起床。眠すぎ。
チェックアウト11:00までに「最後の晩餐」を見て帰ってくるぞ!と軽装で教会に向かいます。
偵察の甲斐あって、7:40に到着。
年配の外タレ観光客数人がすでに建物の前で待ってました。
当然皆さん、手には予約情報をプリントアウトした紙をお持ちです。
チェゼーナの切符売り場での悪夢がよみがえりますが、腹が減っては晩餐も見れぬ、ということで、駅で買ったクロワッサンをかじりながらOPENを待ちます。
その余裕、どこから来るのか。


しばらくすると、1人の日本人の青年がやってきました。
彼もサジ家と同じく、飛び込み営業にやってきたそうです。
サジ家的考えの人がここにもいました。
まったく、最近の日本はどうかしています。

そうこうしているうちに、少しずつ、手に紙を持った観光客が増え始めてきました。
見学は1回25人まで。
その他の観光客が25人集まった時点で、1回目の回は絶望的に。
今日中にニースまではるばる6時間の旅を控えていたサジ家には、例によって時間がありません。
ここで団体客でもやってきた日にゃ、もうジ・エンド。
観光客、みんな寝坊してしまえー!と祈りつつ待っていると、向こうからアジア人っぽいおばさん&ラモスみたいなイタリアーノおじさんが近づいてきました。

「日本人の方ですか?チケット持ってる?私たちチケット持ってるので売ってあげますけど?」
とカタコトの日本語。
ラモスはじっと黙っています。

ここにもいた!さてはダフ屋だな。
3人の間に緊張が走ります。

「い・・・いくらですか?」

おばさんは笑いながら、
「定価でいいわよ。私ダフ屋じゃないし。日本人ですから。」
あれ。ダフ屋じゃない?
じゃ、なんでカタコト?

ラモスが無言でバッグからチケット3枚を取りだします。
1回目の8:15の回。どうやら本物のチケットのようです。

と思ったら、さっきのおばさんが、日本人ツアーを引き連れてやってきました。
なるほど、ツアコンのおばさんだったんだ。
ツアーなのでかなり前にチケットを押さえていたけど、思ったより人数が集まらなかったかキャンセルかで、チケットが余っていたのね。
で、なんでカタコト?

ってか、うちらめっちゃラッキーやん!!



記念にラモスと一緒に写真を撮ってもらおう!と話しかけたところ、どうやら私たちの英語に間違いがあったらしく、ラモスに写真を撮ってもらうことになっちゃいました。
よって、ラモスの写真はゲットできず。残念。
でもほんとにラモスだったんです。ほんとです。


さらにラッキーなことに、中ではそのツアコンおばさんがめちゃくちゃ分かりやすくツアー客に解説しているのを、こっそり横で盗み聞き。
オーディオガイド代も浮いて、たいへん勉強になりました!


「最後の晩餐」、幾度となく見たことがある絵ですが、ほんものはかなりの迫力。
ダ・ヴィンチは医学や数学などの分野でも活躍した天才ですが、なぜ絵まで描けちゃうのか。
天は人に何物を与えるつもりだい。
「最後の晩餐」にはとても細かくたくさんの意味が含まれているようですが、ダ・ヴィンチが絵を描くとき、左脳を使っていたのか右脳を使っていたのか、ダーリンと気になってしょうがなくなりました。

とりあえず、帰ったら「ダ・ヴィンチ・コード」読みなおそうっと。



今日は移動日なのに、見どころが多いだろうと思って15時の電車なんかにしたもんだから、昨日に引き続き、また朝10時にしてやることがなくなったサジ家。
昨日と同じく、隣駅の「スフォルツェスコ城」まで歩き、城をチラ見し、ドゥオーモとガッレリアをぷらぷら。
何回行ったら気が済むねん。


見どころを2回ずつ見る羽目になったけれど、「最後の晩餐」ラッキーのおかげで、ミラノ滞在が大変有意義になりました。
おばちゃん、ラモス、ありがとう!

これからは、ミラノを思い出すたびにラモスをセットで思い出すことになりそうです。
ちょっと歪んだミラノイメージですが、それもまたよし。


あ、ちなみに、ミラノでミラノサンドは見つかりませんでした。
サジ家はミラノサンドC派です。