イタリア、ナポリ
ナポリ  9月19日(晴れ)

ナポリマツリ


ナポリはまだ夏が残っていて暑いです。日本もまだ残暑が厳しいとか?

例によってノープランのサジ家は、ナポリへ行く途中の列車で地球の歩き方コピーを見ながらナポリ予習をしていました。
記事を読んでいた嫁から、「9月19日はナポリが街中あげてお祭りやってるらしいよ!」と、うきうき発言。
地球の歩き方によると、どうやら宗教的なアレで、礼拝堂に保存されている聖人の血が”液化”する奇跡の日らしく、5月の第1土曜日と9月19日の年2回だけそのお祭りをやっているらしいです。

僕にはよく理解できませんが、なんかワイワイしているんだったら乗り込もう!


イタリアはどうもイベントづいてるね。
ヴェネツィアの映画祭にチェゼーナの長友、フィレンツェは...何も無かったけど美しかったし、ローマは”せかイェ”さんとの合流!
ナポリはお祭りかあ~と盛り上がります。


まだ観光していなかったタマゴ城に行き、サンタルチア港付近の海辺で外タレを撮影しながらフラフラと街中へ進みます。







嫁も外タレ撮影にチャレンジ!


しかし、なんでタマゴ城とか観光名所に日本人用の名前を付けるんですかね。
イタリア語のMAPを見ても絶対タマゴ城なんて書いてないんだから、固有名詞に日本名なんて付けなくていいのに。
日本語のガイドブックとのマッチングができなくなるし、街中で道を聞く時もまったく日本名なんて必要ない。余計ややこやしくなるだけです。
「Castel dell’ Ovo」がイタリア名であれば、せめてそのままカタカナで「カステル デッローヴォ」と呼べばいいじゃんね。
それか「デッローヴォ城」とかね。


タマゴ城、呼ばれてどんな気分なんだいタマゴ城


ちょっと意味違うけど、ロバートデニーロを斉藤さんって言ってみたり、アルパチーノを山田さんって言ってみたりするようなもんっしょ。
サジヒデヤスがイタリア語になったときにナントカチンタラーレとか呼ばれてもピンときませんからね。
別にタマゴ城が悪いわけではなく、全般的な話しね。


タマゴ城って連呼しすぎました。



でも、昔の洋楽に日本語タイトルが付いているのは好きだなぁ。
「禁じられた遊び」とか「ならず者」とか、、、いまパっと思い浮かばないけど。
歌詞とタイトルが結びつかなかったりもするけど、なんか妙に良かったりします。さっぱり意味が分からないタイトルもたまにあるけど。
あんま気にしてなかったけど、最近の洋楽もそういう日本語タイトル付けたりしてるんかな?

絵画に日本語タイトル付いてるのもいいよね。
「最後の晩餐」とかね。、、とかね。パっと出てこないね。

なんの話しでしょう。


また脱線しましたが、そんなこと考えていると街の中心あたりに到着。
んー、さっぱり盛り上がっていません。




むしろ日曜日だからか、お店もやっていなくてつまんない。


しょうがないからハトでも撮るか。


これ壁なんですけど、わずかな出っ張りにハトが頑張ってとまっています。
絶対つらそうだけど!?
なんでそこまでして斜めになっているそのわずかな出っ張りにとまるかなぁ。地上に降りればいいじゃんね。


と、うだうだ歩いていたらなんかドゥオーモ(教会堂)らへんが歩行者天国になってて出店がずらり!


これだ!
ドゥオーモの中に入ってみると、お祈りのために行列ができています。


てくてくと歩行者天国の通路をあるいていくと200mくらいでお祭り終了。

アレ?街中がお祭り騒ぎって?ここだけじゃん。
地球の歩き方も誇張してんのかな?なんのため?実際行ってみてガッカリさせるため?
それとも正直者にしか見えないのでしょうか?

これじゃ、篠山の“デカンショ祭り”のがよっぽど立派です。
元デカンショクィーンの嫁が憤ります。


出店の内容は日本と一緒でしょうか。
金魚すくいや実演販売、射的やとうもろこしが売っています。


保育園か小学生のころ、どうしてもサメ釣りがやりたくて母さんに200円おねだりしたなぁ。ゲームボーイが当たると思ったらスーパーボールだったりするもんなぁ。

学生っぽい子たちがお小遣いにぎりしめて友達と遊びに来てたりします。
○○チーノくんが△△ネーゼちゃんとお祭りきてたよー!なんてことも次の日学校で噂されるんだろうなぁ。


出店ならではの風船も売ってますね。


いた!我らが孫悟空はここでも膨らんでいました。

ちょっとパプワくんはいってるけどね。

スパイダーマン3〜4人と戦っています。




なんやかんや、ナポリの記事多いっすね。
思い出深い街でした。

あ、ピザとパスタはイタリアのどこの街よりもナポリが美味かったです。




♪ スガシカオ “午後のパレード”

 イタリア、ナポリ
ナポリ  9月18日(晴れ)

ナポリノスリ


カプリ島からナポリ港に戻った後、今度は歩いてホテルに戻ろうということになりました。
ま、バスで10分くらいだったから歩いても30~40分でしょうし。

てくてくと歩いて行くと、偶然”R2″のバス発見。
R2って行きに見たオレンジ色のつまんないバスじゃね?ナポリチェンタラーレ(中央駅)まで行くんじゃね?!

やっぱお腹すいたし乗っちゃえってことで乗車しました。だけどナポレターノだらけのすごい満員状態バス。
夕方だから混んでるのかな。


バスの車内で僕のすぐ前にいた、ものすごく青いTシャツを着たおっちゃんも、満員だぜっていうアイコンタクト。


どうでもいいけど、ヨーロッパの人(だけじゃないかもしれないけど)ってすごい原色のTシャツ着るよね。3人組みで赤、黄、青のTシャツ着てピサの斜塔の観光に来てたり。
僕らは「黄色が真ん中になれ!」と思いながらカメラをこそっと構えたりします。

それか緑Tシャツ着たお兄さんとピンクTシャツ着たおねぇさんが現れて、ゴレンジャイみたいになんないかなーとも願うけどそこまではなかなか夢がかないません。


板尾の手足がめっちゃ長かったゴレンジャイは面白かったな~。



脱線しましたが、なんとかバス車内の打刻機でチケットをジジっとしておそらく終点まで乗ればOKなのでじっと立って待ってます。

次の駅で数人のナポレターノが降りようとして、満員状態の僕らをギュウギュウ押しだしました。
でも異様な押し加減だったので、もしやと思ってすぐにポケットを手で探ったら案の定サイフが無い。


来た、コレですよ、ローマの中国おばちゃんと電車で会ったおっちゃん、そして地球の歩き方に書いてあったナポリのスリ!
逆境ナポリのスリ!


でも僕は田舎の中学生並みのチェーンで財布とスボンをつなげているので、チェーンを手繰りよせサイフを戻しました。

その先にはさっきのアオレンジャイの手が!
てめえ!さっきのアイコンタクトは僕を油断させる術だな!

すぐに得意の日本語で怒鳴りつけミゾオチに一発入れようと思ったら、隣にいた我が嫁君が「なにしとんじゃいワレァ!!」(誇張表現)という感じの関西弁と名古屋弁が混じったような、前田太尊バリの暴言を吐き、アオレンジャイのお腹をドスっと押しだしました。
するとアオレンジャイはショッカーみたいな鳴き声でバスを降り出され逃亡。



げー。嫁こわー!


普段は標準語なんか使っちゃって関西色消してるのに。
イタリア人に使っちゃって。

ピサで斜塔とフュージョンしてたから強くなったんかなぁ。
どうりで最近ちょっと傾いていると思ったら。


ナポリはウワサどおり危ないですね。
もちろんそんなに現金は持ち歩いていないし、スリが出るって分かってて警戒してても、ポケットから抜き出された感触が全くありませんでした。

豊洲のスーパービバホームで買ったチェーン付けててよかった。ダサくて邪魔でどうにもなんないけど盗まれるより100倍マシです。


今回は運良く被害なかったけど、もう人間不信増発ですよ。
でも手は出さないようにしないとね、逆にやられるかも知れないからね。
アオレンジャイの手足がすごく長かったらチップくらいあげるんだけどね。



ナポリは困ったもんである。
おかげさまで歌が出来ました。


“あんたの人生、楽しそうだな”



♪ 斉藤和義 “ポストにマヨネーズ”

 イタリア、ナポリ&カプリ島
カプリ島, ナポリ  9月17日&18日(晴れ)

逆境カプリ① 〜ナポリからカプリ島編〜


ローマからナポリへ。
列車(もちろん追加料金の要らないローカル線のR)で、何時間だったかな。
忘れました。3時間くらいってことにしておきましょう!


ローマで泊まったホテルの中国人おばさま(日本語と英語とイタリア語と中国語をあやつるおばさん)に、「ナポリはひったくりやスリが多い」と聞き少々警戒して電車に乗り込みました。
このRの列車は2等しかなかったのですが、1等と比べると狭く、客層も賑やかです。
さっそく通路を挟んだとなりの席に超あやしい感じのイタリアおじさんを発見。
ちらちらこっちを見てきます。

出発のギリギリまでローマ観光していたサジ家は少々うとうと気味でしたが、あやしいので眠さこらえて警戒。

するとナポリまであと20分くらいと近づいたときにとうとう声かけられました。
「ナポリ駅着いたら荷物ちゃんと持ってなーゼ。カメラとかサクっと持ってかれるぜチーノ!」みたいなジェスチャーでナポリへ歓迎してくれました。

逆に良い人。


てか、そんなんですかナポレターノ。おいしいピザとパスタを期待していただけだったぜ。
ちょっと緩んだヨーロッパ周遊の旅が、一気に懐かしの人間不信モードになりました。


ナポリ中央駅到着。

最近改装されたばかりらしく、かなりキレイです。表向きはね。表向きの写真だけ撮りました。
まだ改装中なのかな?


ナポリと言えば、カプリ島の青の洞窟ですね。
またまたベタだけど行っておくか。どんなけ青いんか見て確かめてみよう。


ホテルで、「明日はカプリ島に行くんだ」と受付のお兄さんにうきうき加減を告げると、「8時までには出た方がいいぜ」と。なんでかまでは突っ込んで聞かなかったけど、やっぱ混むんでしょうねぇ。


全然カプリ情報が無いサジ家はいきあたりばったりで行こうと思っていたのですが、一応Wi-Fi通じるホテルだったのでネットで事前調査しました。

カプリ島までの行き方は船しかなく、フェリーか高速船だそうです。
フェリーは80分くらいかかるけど5ユーロか6ユーロくらい。
高速船は40〜50分で着くけど13ユーロとか。

じゃ、フェリーっしょ。
フェリーのほうが揺れなくて船酔いもしないし、安いし。
ただ、フェリーの本数は少なくて、5時台に1本と9時5分とあとはお昼過ぎ。こりゃ9時5分しかないよね。

というのを、個人のブログなどの旅行記を参考にふむふむし、公式の船のホームページを見ようと思ったらネットが切断。。
何故かこのホテル、夜になると接続ができなくなります。。げー。
iPhoneも美歩のWindowsも全滅。

まあちょっとは調べられたからいっか。


翌日朝、念のため少し早めに出ようということで7時50分に出発。
カプリ島なんて行ったら、絶対飲み物とか高くつかまされるに決まっているので、ホテル近くのスーパーでコーラを買ってから行こうと思ってスーパー行ったら、8時オープンらしく断念。おしい!それよりフェリーへ急げ!

カプリ島に行く船付き場は2つあって、9時5分のフェリーは「Beverello」という船着き場から出るとか。
ナポリ中央駅の近くのホテルに泊まっている僕らは、歩いても30分くらいだろうと踏んで出発したのですが、なんとなく船着き場方面に行くんではなかろうかなバスを発見。R2っていう路線バスです。
R2(D2)!?どんなスターウォーズ的バスかと思ったらただのオレンジ色のバス。つまんないの。


ただのオレンジ色のつまんないバス車内に居たおじさんに聞くと、「Beverello行くなら601に乗れ」と隣に停まっていたバスを指差して親切に教えてくれました。
なんだナポレターノ、いい人たちじゃん。


切符を近くのキヨスクで買い、601のバスへ。


601のバスの運ちゃんに聞いても、コレで大丈夫という素振りを見せてくれたので安心して乗りました。

ホテルでもらったフリーマップを見ながらバスが今走っている現在地を確認しつつ、降りるタイミングをつかみます。ネットがちゃんと繋がればこんなのもどこかに書いてあったんだろうけど、こういうスリルも面白いよね。人間不信になってたけど、街の人に聞けばちゃんと教えてくれるしね。


あっさり港っぽいのが見えて来たバス停に停車し、スーツケースとか持ってる長期旅行者がぞろぞろそのバス停で降りるのでバレバレでした。


余裕過ぎて、曲がりに曲がったナポリ式ガードレールのイメージカットも押さえちゃいます。


切符売り場もサクっと見つかりなんの逆境もありません。
8時半前には着いていたので余裕のサジ家です。しかも窓口もまあまあ空いてるし。


でも電子掲示板を見ると、8時35分、9時、9時10分...とたくさんあるにもかかわらず、9時5分発のフェリーが見当たりません。ちょっと逆境の予感。


その辺にいたあやしいおじさんが大声で「フェリーは1km先の乗り場だぜ!」と叫んでいましたが無視して窓口に少し並び、スタッフに聞いてみるとフェリー乗り場は1km離れた別の船着き場だったとか。。げー。
あやしいおじさん正しい!


1kmか。急げば10分あれば着くなとダッシュします。
くそう、ネットの旅行記め〜。てか何年前の旅行記だったんだろう。。それすらも確認してない自分たちが悪いですね。完全に。


途中、通りがかりのイタリア人にフェリー乗り場を聞くと、さっぱり英語が通じない人で、でも良い人なので必死にこっちの言うことを理解しようとしたり、伝えようとしてくれます。

ナポレターノ良い人!でも時間無いからもういいや!とあとにします。最後は「その辺のポリスに聞け!」みたいなお手上げ状態になっちゃって面白かったです。
イタリア語と英語と日本語が分かる人が横で聞いていたら、さっぱり話しが進んでなかったんだろうなーと想像し、クスクス笑いながら先へ進みます。


ようやく別の船着き場「Calata Porta di Massa」のチケット売り場に到着。8時50分。いやぁ間に合いました。
少しのお金を浮かせるためにこのジャポネーゼたちは必死です。まぁ正直、別に高速船でいいんだけどゲーム感覚ですねコレ。インドで50円宿代を値切ったみたいな。あとは嫁の関西ノリと旦那の名古屋魂か!?欲しいのはタダのお得感!


ふとチケット売り場を見ると、”12:15″と看板に書かれています。またもやちょい逆境の予感。
窓口で聞いてみると、「次は12時15分の便だ」と。げー。
「いやぁ、何とか9時5分に乗せてくれ!」と言うと、「そんなのネーゼ!」と時刻表を渡されました。


鼻息粗く時刻表を見ると、9時5分の文字が!あるやーん!とさらに粗く!



でもよく見ると1〜3月と11月12月の時刻表時はあって今の時刻表には9時5分が無いではないか。
今のシーズンは7時35分を逃すと12時15分まで無い。。なんで!?
絶対高速船で一儲けしようと思ってますね!その気持ちワカル!
でもまた1Km離れた高速船乗り場まで行くのか。。

くそう、ネットめー!
そう、自分たちが完全に悪い!


こうして最初の船着き場に戻ると、すでにチケット売り場は長蛇の列。さっきはそんなに並んでなかったのに!
ホテルのお兄ちゃんが「8時に出ろ」と言ってくれた理由が分かりました。

これが逆境だ!
今なら「男球」が投げられるかもしれない!


高速船は飛ぶように売れて、僕らが買えたのは9時50分の便。
ここに来てから、やれ1時間半ですよ。しかも16ユーロ。

めっちゃ早起きしたし、コーラまであきらめたのに。
人間不信よりネット不信。僕らは”不振”のが正しいか。

こういう状況のとき、写真撮ってませんね。もうちょっと心に余裕を持たないと。
反省です。


でも高速船に乗ったらもうご機嫌。
乗り場はめっちゃ混んでいたけど乗れないより全然いいです。


そして海を撮るフリして外国人の方々を撮っちゃいます!

「それはそれ!これはこれ!」(サカキバラ・ゴウ)









海もキラキラ!高速船は結構揺れるので撮るのが難しい!けど楽しい!


何故か香港で買った酔いドメ薬を飲んでいたおかげで船酔いは大丈夫でした。


さて、到着。



写真撮って遊ぼう!でもブログにはあんま良い写真載せられないから残念だけどね!


あ、青の洞窟目指すんだったな。



♪ 岡村孝子 『夢をあきらめないで 『逆境ナイン』リマスタリング・バージョン』