フランソワ、イギリス、カナダ
トロント, パリ, モンサンミッシェル, ロンドン  10月4日&10月5日(曇り時々雨)

トロントへのアビーな移動②


唯一情報と言えば、ガイドブックのコピーくらい。
アビーロードのことくらい書いてあるっしょと読んでみるけど記事なし。
僕がスキャン忘れたのか、特に書いていないだけなのか。

うーむ。
うだうだやってるうちにバスの乗客たちはそそくさと姿を消して周りに誰もいなくなってしまったので聞けないなぁ。


と、ガイドブックの地図部分を見ていた嫁がおもむろに「あったよ」。

え?マジで?
見つけられたん?

嫁は僕が以前アビーロード行きたいって行ってた時に地図で探していたそうです。
リバプールで行った”The Beatles Story”で、『アビーロードスタジオの近くで撮影した』という情報を覚えていて、その後探したことがあったらしい。

エライ!
さすがサジ家の嫁だ。なかなかそんなこと調べる嫁いないよ。
ビートルズにそんな興味なくて”The Beatles Story”を見たいって僕が言ったときに、「私行かないでいいから行って来て良いよ」とか言ってたくらいなのに。


地図はすごく広域のものしかなかったのですが、確かに”アビーロードスタジオ”と地図に書いてあります。
というわけでそこから一番近そうな駅の”St Jhons Wood駅”へ。
ロンドンの地下鉄は何時からやってるか知りませんが、5時半過ぎにはやっていました。


6:10に”St Jhons Wood駅”到着。


この駅であっているか確証無いけど、とりあえず地図を信じて行ってみましょう!


ところでロンドンの地下鉄ってめちゃくちゃ高いのね。
ゾーン制の料金なんだけど、同じゾーン1内に行くのも一人4ポンド(1ポンド=130円としても520円)。
二人で1,000円ですよ。ほんの15分くらい乗ってるだけで。
名古屋の初乗り200円の地下鉄も高いと思ってたけどロンドン半端ないね。
500円もあったら東山動物園に入場できちゃうよ。バイキング乗るのだって一回200円だぜ。

ポンドがすごく高かったときもこれくらいしたのかな?
数年前今の2倍くらいだったよねポンド。


この駅じゃなくてまた違う駅に行かなきゃいけなくなったらまた1,000円ですよ。
エジプトじゃ2、3泊できちゃうよ。
当ってますよーに。てか間違っても近いだろうから歩こう。

まだ暗いなか改札を出て、ソージョンごろごろしながらガイドブックのコピーの小さな地図を頼りに歩きます。

15分くらい歩いたかな?ソレっぽい場所に横断歩道が!
あったよアビーロード!



アビースタジオも見つけました。
この付近の横断歩道はひとつ。めっちゃ向こうの方にもあるような感じがするんだけど、リバプールで勉強した限りはスタジオのすぐ近くということなのでココでしょ。
でも本当にあってるのか分からないし、ジャケ写も持ち歩いているわけないので正しいかワカラナイ。


記憶しているジャケ写とはちょっと横断歩道の線が違っているような、ヌケの感じとかが違うような。。

と、こんな早朝に落ち葉とかを掃除してるクリーニングサービスのおじさんにエクスキューズミー。
イギリス英語わからないトラウマがありましたが、普通に聞き取りやすく、「おーおー、アビーロードフォトはここのクロスだよ」って。
やった!だいたい当ってた!
ありがとうおじさん!しかも掃除までしてくれてキレイにしてくれてるし。

イギリス英語がなまってさっぱり聞き取れなかったのは、いきなりカントリーサイドに行ったからナマってただけだったのかな。
成田空港に降りたっていきなりレンタカーで青森行ったようなもんだったもんね。


さて、さっそくお約束の撮影を。
ジャケ写が見たいと思いながらも無いので記憶だけを元に撮影。
とりあえず道路を撮ります。

左端にチラっと写っているのがお掃除のおじちゃん。

うん、完全にまだ夜ですね。

でもここはメインストリートなのか、午前6時半でもビュンビュン車が通ります。
良い子はマネしちゃだめです。

タイミング見計らって道路に出てはパシャっとして引っ込みます。
道路上には長くても5秒くらいしか居られないです。次々と車が来るし、写真で写る範囲(ヌケ)に車が全く居ない状態にならないとダメなのでかなり待ち時間が発生します。
駐車している車はまあいいけど走ってる車はいなくなるまで待たないとね。
たしかジャケ写でも駐車している車はあったので。


実際のビートルズの撮影の時は通行止めにしたそうですね。
誰か通行止めにしてくんないかな。


続いて嫁の練習。

「え?私やるの?」的なことを言っていましたが、ただ道路撮ってどうすんのよ。
ポールのマネして裸足になる必要はないけど、外国人みたいにうまいこと足をキレイに広げて渡ってよ。

ま、やってみてブラッシュアップしていきましょう。

しかしあたりは真っ暗。
写真にとって致命的な光量が足りません。スローシャッターになるので、動いてしまっては完全にブレてしまいます。

ということで歩く姿で静止してもらって撮影することに。
道路のワキで練習。
いい感じだけどカメラ目線はダメだよ。


じゃ、本番いきまーす。

車を見計らってイザ!
と思ったら、横断歩道横でスタンバイしている嫁が渡ると思われて車が次々と停まってくれます。
さすがイギリス、紳士の国。
信号がないところでも横断歩道で待っている人がいれば停まってくれます。

日本はなかなか停まらないよね。渡りそうな人がいたら信号がなくても停まらなきゃダメなんだよ。
僕は偽善者なので停まりますよ。英国紳士に憧れてるからね。


さて、くだらない話しは置いておいて、せっかく停まってくれたので渡る嫁。渡っちゃってどうする。
もちろん車がいるので撮影なんてできません。
なんてことを繰り返してグズグズに時間が過ぎて行きます。
飛行機までには間に合わせないとね。
もう7時まわってます。

少し明るくなってきて光量も少しずつ出てきました。
が、ISO2000でもf2.8 1/3、シャッタースピード1/60というギリギリOUTさ。


よし、また車が居なくなったぞ!
と思って5秒くらいの間に撮影。

結構うまくいったな、もう帰れるかなと思ってモニターチェックしたら、左足と左手が一緒に前に来ちゃってます。
幼稚園児の入場行進か。
そうとう緊張しているようです、二人とも。
名誉のために写真アップしません。


7:30。
ロンドンめちゃくちゃ寒い。
朝ご飯も食べたいので8時くらいにはここを出たいのに、交通量が多くなって来てチャンスがかなりなくなってきました。

15分くらい待ってようやくチャンス!と思ってチャレンジしたら、何故か左手だけ前に出てて右手は下におりてる。

「ちょっと待ってくださいよー」状態じゃないですか。
もちろん僕も写真撮りながら指示するけど、一瞬で車がやってきてしまうのでなかなか修正ができません。


8:00。
もうこのあたりの住民の通勤者も多くなって横断歩道自体がサラリーマンでせわしなく。普通の平日だもんね。
「ああ、また日本人みたいのが何かやってるよ」的な目線を感じつつも僕たちは負けません。

しばらく待ってようやくチャンス到来!



やった!できた!

いやーよかったよかった。
おつかれっしたー!

これでロンドンを後に出来る。
横断歩道に2時間近く居たな。。


この写真はいつか機会があれば発表します。
ま、たいしたことないんですが。。


そうそう、トロントへの移動の話しでしたね。


その後順調にトロントにたどり着きましたとさ。



♪ The Beatles “Come Together”

 フランソワ、イギリス、カナダ
トロント, パリ, モンサンミッシェル, ロンドン  10月4日&10月5日(曇り時々雨)

トロントへのアビーな移動①


さて、モンサンミッシェルから、なぜかパリとロンドンを経由してトロントに行きますよ!


ルートはこんな感じ。
バス→電車(TGV)→パリ地下鉄→夜行バス→ロンドン地下鉄→飛行機→空港バス→地下鉄と乗り継いでトロントのホテルまで。

必然的にこんな移動になってしまったのですが、よくよく考えるとアホらしい移動ですね。

何故かiPhoneが無いので、途中でルート検索や時刻検索をすることができません。
移動情報をiPhoneのメールに転送して、あとで見ればいっかという甘えもできません。
きちんと事前に調査してメモ帳に。
こういうアナログさ大事ですね。


①10月4日(月) 17:29→18:45
<バスでモンサンミッシェルからレンヌへ>
モンサンミッシェルで泊まったホテル前のバス停を出発。
この後タイトスケジュールなので、ここでバスが遅れたらもうトロントに行けないようなものです。
10分程遅れてバスがやってきたのでヒヤヒヤしましたが、予定時刻通り18:45にレンヌ到着。

②10月4日(月) 19:05→21:10
<電車(TGV)でレンヌからパリ・モンパルナス駅へ>
レンヌのバスからTGVの乗り換えは20分。重い荷物を持ってても10分あれば乗り換えできる距離なので難なく乗り換え完了。
でもTGVは完全座席予約制なので、窓口で座席予約をしておかなければなりません。自動発券機でもできますが、ユーレイルパスを持っている人は窓口に行かなければならないので面倒です。
結構レンヌ駅の窓口が並んでいたので、事前にパリで予約購入しておいて良かったね。
予定通り21:10にパリ・モンパルナス駅に到着。

③10月4日(月) 21:10→22:15
<パリ地下鉄でパリ・モンパルナス駅からGallieni駅へ>
ロンドンへの夜行バスが出発するGallieni駅へ。ちょっと距離があり、乗り換えも必要なので思ったより時間がかかりました。パリの地下鉄ってエスカレーターやリフトがあんまり無いよね。
嫁は腕がモゲそうになりながら数々の階段に負けず荷物を運んでいます。甘えず自分でやるからエライね。

④10月4日(月) 23:00→10月5日(火)06:30
<夜行バスでパリからロンドン・ビクトリア駅へ>
22:00から夜行バスのチェックインが始まっていて、事前に購入しておいたチケットとパスポートを見せてチェックインします。
このあたりの広角写真、僕はまったく写真撮ってなかったので嫁にもらいました。
嫁のがちゃんと写真撮ってるのでエライねぇ。






こんなバス。ユーロラインとか言ったかな。


パリではあんまり観光できなかったから、バスの車内から見ておこうと思って窓の外をガン見していましたが、速攻で高速乗るし、このGallieni駅がすでにパリの郊外(だと思う)のでさっぱりパリ楽しめず。

走り出すとすぐ真っ暗になって、寝なさい的な雰囲気。もちろん寝させていただきます。狭いバスでPC出したりするほど仕事熱心じゃありません。

ところが、途中AM2時か3時に起こされ、入国?(出国じゃないよね?)の手続き。仕方ないけどエライ迷惑な時間にやるもんだ。
全員バスから降ろされ、空港でもあるような怖いイミグレーションおじさんに根掘り葉掘り聞かれて通過します。

怖「フランスの前はどこにいたんだね?日本かね?」
サ「スペインです」
怖「スペインの前はどこにいたんだね?日本かね?」
サ「えーと、フランスです。ニースとか南仏のほう。」
怖「日本はいつ出発したんだね。」
サ「3ヶ月ほど前です。」
怖「どこに行って来たんだね。仕事じゃないのかね。」
サ「仕事じゃないです。プライベートで世界一周しています。」
怖「仕事はどうしてるんだね。」
サ「フリーでカメラマンやってます。長い休みが取れたので旅行に来ています。」
怖「これは仕事じゃないのかね。」
サ「違います。」
怖「イギリスにはどのくらい滞在するのだね。」
サ「3~4時間です。」
怖「何?どこに行くんだね。」
サ「ヒースロー空港からカナダのトロントに行きます。」
怖「なんでロンドンから行くんだね。」
サ「いや、世界一周旅行券ってのが。。」

省略


という何ともめんどくさいやりとりが続き、無事に通過できます。眠いのに。
まぁここだけじゃなくて、空港でも毎回こんな感じです。
単発の旅行だったら「Sightseeing」って言うだけでいいけど、長期旅行だとめんどいこと聞かれるのね。
まぁ確かに怪しいもんね。
僕らはまだ短い方だけど、2年とか3年とか旅してる人ってイミグレ通るの大変なんだろうな。


無事全員通過し、またバスに乗車。
この後フェリーに乗ってドーヴァー海峡を渡るのかな、と思いきや、バスはトンネルのような細い通路に入って行き、少しすると停車しました。
んんー?としばらく様子を見ていると、そのトンネルごと動き出しました。

どうやらこれは電車のようですね。バスごとイギリスまで運んでしまうようです。
フェリーだとバスから一旦下りて数時間フェリーで過ごし、岸に着いたらまたバスに乗って。。と夜中移動にも関わらずおちおち眠れない移動らしいのですが、電車型だとずっとバスに乗っていていいので楽チンです。


僕は密かに楽しみにしていたことがありました。
フランスは車は右側通行なのですがイギリスは左側通行。どんな感じで切り替わるのか気になっていたのですが、電車に乗っている海の中で眠ってしまい、気がついたらロンドン市内。。
嫁は起きていたらしいのですが、そんなことはまったく気付かず、どんな感じだったか聞いても「あ、車線違うんだ。へー。」って。


ま、電車乗ってる時点でもう片側通行状態だから、イギリス着いたからって特に何も感じないのは当たり前か。
ってことで。


ロンドンのビクトリア駅に到着。予定時刻の6:30に間に合ったかな?とバス停の時計を見ると5:15。
おお!めっちゃ早く着いたじゃん!と思ったけど、フランスとイギリスって時差が1時間あるので、予定より15分くらい早く着いただけかな。
てか時差を考慮して予定時刻書いて欲しいもんです。飛行機みたいに。


次はヒースロー空港からの飛行機。12時ちょうどのフライトなので10時頃に着けばいいので余裕です。
4時間半以上あるや。ヒースロー空港行くのに1時間は見るとしても余裕過ぎます。



どっか行けるんじゃね?

何も調査していないロンドンでパッと思い浮かんだもの。
んでこんな早朝でも問題ないところ。



アビーロード!



行っちゃえ行っちゃえ。
せめてアビーロード見ちゃえ!思ったより早くロンドン着いたしね!
まだ外も暗いくらいのめっちゃ早朝だけどね。



というわけで、ネットも無いなかアビーロードを目指すことに。
予定ではロンドン1週間くらいあるし、行く直前で調べればいっかと思っていたのでNone情報。


アビーロードってどこにあるんだろね。




♪ The Beatles “Hello Goodbye”

 フランソワ、パリ
パリ  10月2日(晴れ)

クレイジーなパリの白夜イベント


ルクセンブルクからまたパリに戻りました。
次の日の朝モンサンミッシェルに行くために1泊だけ本当に寝るだけのパリ滞在です。


19時過ぎにパリ到着。安宿にチェックインして、ロンドン行きのバスが出る”Gallieni駅”まで行き夜行バスのチケットを予約購入。
なかなか順調に行って21時。

明日は朝8時の電車でモンサンミッシェルへ向かうので帰って寝ても良かったけど、パリ在住のヘアメイクさんに教えてもらっていた「1年に1度のアートの夜 ”Nuit Blanche 2010 パリの白夜イベント”」たるものがたまたまやっているらしく、うずうずしてしまって夜のパリの街へ。

ここへ来てまたまたイベントづいておりますサジ家。

どうやらその白夜イベントは、10月2日の夜から3日の朝にかけて美術館やモニュメントが夜通しオープンするらしく、パリのいたるところで様々なアーティストたちの作品やイベントが楽しめちゃうようです。

とは言え、どこへ行っていいかも分からないので、ヘアメイクさんにメールで教えていただいた”Chatelet駅”の近くのギャラリーへ。
諸事情により、僕らがすぐにパリを出てしまうことになったので会えなくなっちゃったんだけど、偶然ギャラリーで会えるかもしれないしね。

“Chatelet駅”到着。
シテ島はイルミネーションしてたり、遠いけど光ってるエッフェル塔も見えちゃいました。




ちゃっかり観光気分。



さっそくギャラリーに行ってみると入るのにすごい行列。人気なんすね。
でも、みんなタダだし行列できてるから並んでるって感じもしますが。。


7、8階建てくらいのビルで、小さな自分の空間にアーティストたちの作品が乱立しています。





現代アートはよく分かんないけど、これどうなのかな。
ちゃんと本気でやってる人もいたけどノリは学園祭かな。まぁそんな感じ。
現在のパリのアートレベルってどうなんでしょ。



結局ヘアメイクさんには会えずにとぼとぼ帰ろうかと思ったら、そのギャラリー内をうろうろしていたバニーたちが道路に出て来て車を止め始めました。

まったく、クレイジーです。




ま、一年に一回だって言うからいいか。
僕らはこの日しか居ないので普段のパリを知らないけどね。これがパリアートなのか。



さて帰ろうかと思ったら、嫁が「ルーブル近いから歩こうよ」と。
まったく、どこから仕入れるんだいその情報。
地図が読めないって言ってるクセに、本当はちゃんと読めてるな?


てくてく歩いて行くと、なんか見たことあるもんが見えてきました。
パリは全くリサーチしていないので、僕には何だったかよく分かんないけど名所っぽいから一応撮っておこ。


もうちょい歩くとルーブルが。
これはさすがに分かるぞ!

おお、想像どおりだけどスゴイね。
もう夜10時過ぎだけど結構人が多いです。

中に入れなくて残念。本当はパリに1週間くらい居る予定だったので3日くらいかけてルーブル行こうかと話していたんだけど、また次の機会だね。


なんやかんやあって、滞在時間は全部併せても15時間くらいしか居なかったパリだけど、エッフェル塔やルーブル、ひょんなことから凱旋門も見れたからとりあえずいいか。

嫁は凱旋門見てないって言ってるけど。。

昔見たからいいでしょ。
ま、また今度ね。



♪ Aerosmith “Dude (Looks Like a Lady)”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~最終章~


ルクセンブルク行きの列車が発車するまであと15分。
マクドから駅までは5分かからないくらいの距離だけど、結構な道路の交通量と、ソージョンを持っているという状況なので気持ちが焦ります。

でも嫁が「電車はまだ後のがあるだろうから警察に行こうよ。」と言ってくれたので少し落ち着いて、とりあえず予約してしまっている列車の時間変更をするために駅の窓口へ。確かに、一応携行品の盗難紛失の保険があるから、警察で証明書をもらえば保険が下りやすくなるかなとも思ったのでそうすることに。

女は現実主義なものである。


10分ほど行列に並びカウンターのお兄さんに聞くと「今日はもういっぱいだな。君が予約しているこの時間を逃すと今日はルクセンブルクに行けないよ。」



げー!
発車まであと3分!

ホテルも予約しているし、今後の予定も立てているので今日ルクセンブルクに行けないと被害額が多くなる!

スペインで服をちょいちょい買ったせいか、今までで一番重いソージョンを担いでプラットフォームまで猛ダッシュ!
よりによって俺たちの車両はだいぶ向こう。


なんとか間に合ってソージョンズを棚に置き、席に座り落ち着きます。

結局嫁がずっと居たマクドのネットもつながらないままだったみたいなのでルクセンブルク情報も手に入れられず。
まあ小さな街だから問題ないと思うけど。



電車の中で嫁と今後の相談。僕が航空会社とのやりとりしてたからね。
でも年内帰国が絶望的な感じになったのと、数時間しかいなかったパリが面倒だったのを踏まえ、ルート変更は難しくなってしまったので当初の予定に戻そうかと。


ローマで“せかイェ”さんと会った時に、「インド着いたばっかりの時、みんなにウソつかれて結局ニューデリーにたどり着けなかったんすよねー」っていうエピソードを話したら、「俺たちならそんな国はすぐに後にして次に行きますよ。」って。

かっこいい!名言じゃん!
「そんな国、後にしちゃおう!」


というわけでパリはあきらめる方向で作戦練り直し。

当初の予定は10月5日のお昼にロンドンからトロントへのフライト。

今のところ予約してしまっているルクセンブルクのホテルは10月1日の1泊。
その次にパリに戻って寝るだけの1泊。
その次の10月3日はモンサンミッシェルで1泊。


パリ→ロンドンは夜行バスで行こうと思っていたので、10月4日にモンサンミッシェルからパリに帰って来たら、その足でロンドンに行かなければならないのか。

そして朝ロンドンに着いたらすぐにロンドンのヒースロー空港に行ってフライト?


アレ?本当に全然時間ねえじゃん。
パリどころかロンドンも!?


まぁしゃあない。
ヨーロッパ周遊で寄り道しすぎたツケだ。
でも10月5日を逃すと帰国が来年になってしまう。

パリやロンドンなんていつでも来れるしね。
後にしちゃおう!
iPhoneが無くなったのがいいキッカケだったかも。



でも心残りが。

この旅の途中や、日本で撮影の時に出会った方々と、パリやロンドンでお会いする約束をしていました。
みなさん海外で活躍されていらっしゃる方です。

スペインに居たあたりからみなさんとメールでやりとりし、忙しい中予定を空けてくださっていたのに、僕たちの都合で全部キャンセルさせていただいてしまいました。

本当に申し訳ないです。
同時に、僕たちもとても楽しみにしていたので残念です。

今度必ずリベンジに来ますのでよろしくお願いします。



さて、気を取り直してルクセンブルクだ。

iPhoneなんていらねえや。便利過ぎる。
Wi-Fiチャンスだって、iPhone無くても探してやる。


でもiPod Touchの値段でも見に行こうかな。
俺は女にはなれないな。



♪ ENYA “Wild Child”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~Rosso編~


ダーリンは慌てて行ってしまった。
「気を付けてね!」と送り出すしかなかった嫁の無力さよ。

とりあえずできるのは待つことだけなので、席に戻る。
さて、どうしたものか。
くやしいけど、スられたものはどうしようもないので、今後のことをつらつら考える。

iPhoneがなくなって一番困ることは何か。
なくなったら何かできないことはあるか。

うーん、不便なのは確かだけど、それほど困ることはないかな。
なくても旅してる人はいっぱいいるし、PC2台もあるし。

それより、帰ったらまたダーリンはiPhoneを買うって言うだろうなぁ。
まだ使えたのに、もったいないなぁ。
あ、そういや携行品の保険があるんだった。
うまいことやったら、タダでiPhone4だって夢じゃないかもしんないな。

女は現実主義なものである。

保険を使うんだったら、ポリスメンに届けなきゃなんないんじゃなかろうか。
「スられたんです!ほんとです!!」って、本人や身内が言ったって、甚だ疑わしいもんね。
まったく、Appleストアなんか行ってる場合じゃないっすよ、ダーリンさん。

取り急ぎ、遂行品保険を使うための必要なものを調べよう、とPCを開く。
えーっと、google先生にっと・・・


・・・そうだ、このマクドの無線LANは壊れてるんだった。。。


うーんと、他にやっとかなあかんことはないかな。
あ、ルクセンブルクの観光情報でも予習するか。


・・・そうだ、このマクドの無線LANは壊れてるんだった。。。


あ、じゃあこんなパリだけど、ルクセンブルクから帰ってきてからの観光のために見どころを予習しよう。


・・・そうだ、パリの地球の歩き方(コピー)はダーリンが持ってっちゃったんだった。。。


。。。
。。。
。。。

・・・やることがない。

仕方なく、唯一手元にあった、なぜか”ブラジル”の地球の歩き方のコピーを読みだすも、当然全く頭に入らない。
イグアスの滝とか言ってる場合じゃないし。

ソージョンズさえなければ、ダーリンの代わりにポリスメンのところに行くとか、ネットカフェに行くとか、いろいろできることはあるんだけどなぁ。


やばい、無力さとは裏腹に、トイレに行きたくなってきたぞ。
そういや、スられる直前にトイレに行こうとしたら有料で、お金を取りに戻ってきてそのままにしてたんだった。
こんな街で荷物を残してトイレに行くなんてことできるはずないし。
膀胱が破裂するのが先か、ダーリンが戻ってくるのが先か。(大げさ)



そうこうしているうちに、1時近くになって、急にマクド内は昼休みのOLやら学生やらでごった返してきた。
来たときはサジ家しかいなかった2階席も、座れない人が出てくるほどの混雑ぶり。
一番いい端っこの4人ボックス席を陣取っていた嫁の肩身はみるみる狭くなる。
手持ちぶたさんなのでPCを開いてみたものの、だからネットつながらんっちゅうに。
机の上には、朝買った朝マックのオレンジジュースとコーヒーのカップがあるだけ。
どこから見ても、いつまで朝マック食っとんねんっ!である。

どけって言われたらどうしよう・・・と、言い訳を英語で必死に考える。
「ダーリンがiPhoneをスられて、なぜか今Appleストアに行ってるんだけど、その間この荷物を見てなきゃいけなくて・・・」
いや、そんな細かいことは言わなくていいか。


そんなことしながら視線に耐えていると、1人の兄ちゃんがここ座っていい?と相席を申し出てきた。
状況的にいいと言わざるを得なかったが、すっかりパリ人不信の嫁は、ジロジロ観察。
金のネックレス付けてるし、よさそうな時計もしてるし、変な人ではなさそうだ。
まてよ、これは最後のチャンスかもしれない!!
と、恐る恐る「トイレ行きたいんだけど、荷物見ててもらっていいかしら・・・」と切り出す。
「Of course. No problem!」とにこやかに兄ちゃん。
いや、プロブレムがあるとしたら、こっちなんだけどね。

ご厚意に感謝半分、疑い半分で、トイレへダッシュ!
さっきダーリンに20セントもらっておいてよかった!!
何かあった時に、と50ユーロ札をもらっていたものの、トイレ入りたいから50ユーロ札を両替してくれ、とはなかなか言えまい。
ダッシュで戻ると金ネックレス兄ちゃんはちゃんと見ててくれたようで、こっそり財布やらPCやらをチェックしたけど、すべて無事。
兄ちゃんが急にいい人に見えてきた。
パリにはいい人もいるのかもしれない。

兄ちゃんがいなくなってからも店内は激混みだったけど、また別の女性が相席してきて、おかげで狭かった肩身も少し広々。

気がつけば、ブラジルも読み終わっちゃう勢い。
かなり時間が経ったなぁ、と時計を見ようと左手首を見たが、時計がない。
そうだった。ダーリンに貸したんだった。
数日前に、ダーリンの時計の電池がなくなって止まっちゃったのだ。
今考えると、それがこの逆境の始まりではなかったか。

ダーリンは日本にいるとき毎朝、iPhoneでYahooの今日の運勢を見てたな。
今まで見た中では最低でも50点台だったけど、今日の魚座は、きっとまさかの20点台だろう。


店内を見渡すが時計はなく、唯一時間の分かるPCを立ち上げる。
やっぱりネットはまだつながらない。
パリ時間に合わせてあるデスクトップの時計を見てびっくり。
もう14時15分前ではないか!
15分でシャンゼリゼに着くって話なのに、ダーリンいったいどうしたんだろう。
急ぎ過ぎて、車にはねられたりしてたらどうしよう。
いや、ダーリンのことだから、シャンゼリゼに行ったら思わず凱旋門やら通りやらを時間を忘れて撮影しまくってるんじゃないかしら。
そうだ、そうに決まってる!
ダーリン、頼むから時計を見ておくれ。

と、勝手なことを考えていると、それを見透かしたように、汗だくダーリン登場!
写真を撮ってたかは分からないけど、何とか無事のようでよかった。

話は後で聞くとして、とにかくEst駅へダッシュだーー!




#ひとりごと
この事件を記事にするにあたり、「冷静と情熱のあいだ」の青と赤みたいに書こうよ!と意気揚々と提案した嫁でしたが、よく考えたら、ダーリンはともかく嫁はただマクドで待っていたというしょーもないエピソードしかないじゃん。
というわけで、無理やり赤編(嫁側)書いてみましたが、つまんなかったらごめんちゃい。
だから、待ってただけなんだってば。

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~Blu編~


とりあえずその2時間でなんとかするしかないのでApple Storeを目指すことに。

マクドを出て駅までダッシュ。
今いるところは”Gare de l’Est駅”。凱旋門があるのは”Charies de Gaulie Etoile駅”というとこらしい。

まず地下鉄4号線に乗って、”Chatelet駅”で1号線に乗り換えが必要。

パリって地下鉄利用者の割には地下鉄の切符自販機が少なくてチケット買うだけなのにいつもすごい行列。
最初に切符買うだけで10分。


ようやく切符手に入れて地下鉄に乗り込んだら、発車して1分も経たないうちに地下鉄が停電で急停止。
真っ暗。

まじかいや。
逆境過ぎるっしょ。


非常灯だけがついている暗い車内のなか、フラ語のアナウンスが流れて車内はザワザワ。
なんなんだ。すぐ復旧するのかしないのか?
もちろん嫁とも連絡取れない密室の中、何時間もここに閉じ込められたらどうしようかと、さすがに不安になる。

フラ語勉強しておけば良かった。ほんやくこんにゃくが欲しい。


すると3分ほどして車内は明るくなり、電車は再発進。とりあえず安心だけど、パリってこんなんなの?
地下鉄もなんか陰気でイマイチ雰囲気良くないしね。


なんとか乗り換えもスムースにいき、目的の”Charies de Gaulie Etoile駅”到着。
なんやかんやでもう30分以上経ってるな。。この駅に滞在できるのはあと最大でも4~50分くらいだね。帰りも停電とかあったら大変だし。

とりあえず地上に出て、シャンゼリゼ通りを探す。


おっと、ふと見るとでかい凱旋門ではないか。凱旋門を見に来たワケじゃないのに凱旋門が現れたんでちょっとビックリ。


凱旋門はほんの5秒ほどで切り上げ、ちょっと走って探したけどApple Storeは見つからず。
探すよりもApple Storeがどこにあるか人に聞いた方が早いと思い、iPodやiPhoneを手に持っている若いしっかりした地元っぽい人を捜してエクスキューズミー。

「Do you know Where is the Apple Store near here?」と中学生並みの英語で聞くと、「Sorry, I don’t know.」と中学生並みの英語で返される。

げー。知ってるしょ普通!
銀座に歩いている人だったらみんなApple Storeがどこか知ってるぞよ。もしかして、ぜーぜー言いながらApple Storeを探している日本人に関わりたくないだけなのか、と思いながらもう一人捕まえて聞いてもやっぱり知らないって。


うーむ参った。学生君たちにだまされたか?それとも僕のヒアリング能力のせいか?と思いつつ悩むけど、ふらふら探しに行く時間がないんだよね。


通りを歩くとマクドナルド発見。
マクドナルドって駅の近くに必ずあるなあと思いながら通り過ぎる。

東京でも、道に迷ってもマクドがあったら、その付近に駅があるぞ!って思って探すと本当にあるんだよね。
マクドのMマークは僕にとってみればメトロのMマークみたいなもんですよ。


どうでもいい話しはおいておいて、Apple Storeが見つからないからまたまたマクドのネットワークを借りようと引き返して入店。
すごく混雑してて注文しているヒマがないのでとりあえず座ってMacを開く。
信用度ガタ落ちのマクドWi-Fiが繋がるか分からないけどとりあえずアクセスしたら、ちゃんと繋がりました。でもめっちゃ回線が遅くて、MobileMeの”iPhoneを探す”機能がずっとクルクルまわる状態で使い物にならない。

なんとかGmailは使えそうだからアクセスしたら、航空会社からの重要そうなメール。
読んでるヒマないんだけどとりあえず今後のことも大事だから目を通して軽く返信。

その間もずっとMobileMeサイトを別のタブで開いていたけどさっぱり繋がらず。


とりあえずApple Storeを探そうとGoogleMapで検索したら、凱旋門の近くなんかにApple Store無いでやんの。
ちくしょう。


最終手段、迷惑かけたくないけど日本の誰かにメールしてiPhoneをとめてもらおう。
と云っても、この状況をすぐに理解してくれてMobileMeが使いこなせるのはカメラマンの兄しか居ないのですぐにヘルプメール。
返事見る時間はないので送るだけ送って兄頼み。

数時間後にメール見たらいろいろやってくれたみたいで助かりました。でもiPhoneがオンライン状態に無いので消去はできなかったみたいだけど、オンラインになった瞬間にデータ消去されるみたいだから不正使用はとりあえずできないか。
助かりますね、本当に。ありがとう兄ちゃん。いつもスミマセン。

ちなみに、無事にデータ消去されたら僕のMobileMeアカウントにメールが来るらしいけど、今になっても来ないからオンラインになってないんだろうね。一応、数時間後に電話できる状態になってからソフトバンクに電話して止めてもらいました。一時停止で。


なので現在、@i.softbank.jpアカウントが使えません。。
もしこのメールに送ってくださっていた方がいらっしゃれば受信できていない可能性がありますので、お手数ですが再度Gmailかsekai1メールに送ってくださると大変助かります。
ほんとスミマセン。


結局何も注文せずにネットだけ借りた(それでネット速度が遅いとか文句ばっかり言った)マクドナルドを出て地下鉄に乗り、ダッシュで嫁が待っている方のマクドへ。
今度は何とか停電なしで着いたけどトラウマですよ。まったくパリクオリティめ。


ルクセンブルク行きの列車が発車するまであと15分。
何とか間に合いそうだけど急がないと。



♪ ENYA “Wild Child”