日本、成田山
iPhone, 日本  12月24日(晴れ時々曇り一時みぞれ)

iPhone事件の結末


メリークリスマス。

帰国してから一ヶ月アマリ。
何だかとても忙しいですな。有難い限りです。
相変わらず写真は楽しいです。

世間は休み前のイブだから盛り上がってんのかな?


今日はとてもいい日です。
成田山でお参りしてきたからかな。

パリでiPhone 3GSを盗られ、帰国したその日にiPhone4を嫁にブーブー言われながら新横浜駅近くのソフトバンクで泣く泣く(?)買った僕ですが、クレジットカード付帯の保険会社さんから65,000円も保険金をいただいちゃいました。

いやぁ有り難い。
パリでは時間がなくて警察に証明ももらってなかったので保険金がおりるか不安だったけど助かりました。
iPhone4になって返って来たようなもんだね。
ラッキー。


今日は、ずっと嫁に食べさせてあげたかったシャロームのパンも何故か頂いちゃったし、何だかクリスマスプレゼントを貰った気分。



さて、ベタだけどチキンとケーキでお祝いしよかな。


しかしクリスマスイブの成田山は閑散としていたな。
ワイワイしててもイヤだけど。




♪ 小沢健二 “ドアをノックするのは誰だ?”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~最終章~


ルクセンブルク行きの列車が発車するまであと15分。
マクドから駅までは5分かからないくらいの距離だけど、結構な道路の交通量と、ソージョンを持っているという状況なので気持ちが焦ります。

でも嫁が「電車はまだ後のがあるだろうから警察に行こうよ。」と言ってくれたので少し落ち着いて、とりあえず予約してしまっている列車の時間変更をするために駅の窓口へ。確かに、一応携行品の盗難紛失の保険があるから、警察で証明書をもらえば保険が下りやすくなるかなとも思ったのでそうすることに。

女は現実主義なものである。


10分ほど行列に並びカウンターのお兄さんに聞くと「今日はもういっぱいだな。君が予約しているこの時間を逃すと今日はルクセンブルクに行けないよ。」



げー!
発車まであと3分!

ホテルも予約しているし、今後の予定も立てているので今日ルクセンブルクに行けないと被害額が多くなる!

スペインで服をちょいちょい買ったせいか、今までで一番重いソージョンを担いでプラットフォームまで猛ダッシュ!
よりによって俺たちの車両はだいぶ向こう。


なんとか間に合ってソージョンズを棚に置き、席に座り落ち着きます。

結局嫁がずっと居たマクドのネットもつながらないままだったみたいなのでルクセンブルク情報も手に入れられず。
まあ小さな街だから問題ないと思うけど。



電車の中で嫁と今後の相談。僕が航空会社とのやりとりしてたからね。
でも年内帰国が絶望的な感じになったのと、数時間しかいなかったパリが面倒だったのを踏まえ、ルート変更は難しくなってしまったので当初の予定に戻そうかと。


ローマで“せかイェ”さんと会った時に、「インド着いたばっかりの時、みんなにウソつかれて結局ニューデリーにたどり着けなかったんすよねー」っていうエピソードを話したら、「俺たちならそんな国はすぐに後にして次に行きますよ。」って。

かっこいい!名言じゃん!
「そんな国、後にしちゃおう!」


というわけでパリはあきらめる方向で作戦練り直し。

当初の予定は10月5日のお昼にロンドンからトロントへのフライト。

今のところ予約してしまっているルクセンブルクのホテルは10月1日の1泊。
その次にパリに戻って寝るだけの1泊。
その次の10月3日はモンサンミッシェルで1泊。


パリ→ロンドンは夜行バスで行こうと思っていたので、10月4日にモンサンミッシェルからパリに帰って来たら、その足でロンドンに行かなければならないのか。

そして朝ロンドンに着いたらすぐにロンドンのヒースロー空港に行ってフライト?


アレ?本当に全然時間ねえじゃん。
パリどころかロンドンも!?


まぁしゃあない。
ヨーロッパ周遊で寄り道しすぎたツケだ。
でも10月5日を逃すと帰国が来年になってしまう。

パリやロンドンなんていつでも来れるしね。
後にしちゃおう!
iPhoneが無くなったのがいいキッカケだったかも。



でも心残りが。

この旅の途中や、日本で撮影の時に出会った方々と、パリやロンドンでお会いする約束をしていました。
みなさん海外で活躍されていらっしゃる方です。

スペインに居たあたりからみなさんとメールでやりとりし、忙しい中予定を空けてくださっていたのに、僕たちの都合で全部キャンセルさせていただいてしまいました。

本当に申し訳ないです。
同時に、僕たちもとても楽しみにしていたので残念です。

今度必ずリベンジに来ますのでよろしくお願いします。



さて、気を取り直してルクセンブルクだ。

iPhoneなんていらねえや。便利過ぎる。
Wi-Fiチャンスだって、iPhone無くても探してやる。


でもiPod Touchの値段でも見に行こうかな。
俺は女にはなれないな。



♪ ENYA “Wild Child”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~Rosso編~


ダーリンは慌てて行ってしまった。
「気を付けてね!」と送り出すしかなかった嫁の無力さよ。

とりあえずできるのは待つことだけなので、席に戻る。
さて、どうしたものか。
くやしいけど、スられたものはどうしようもないので、今後のことをつらつら考える。

iPhoneがなくなって一番困ることは何か。
なくなったら何かできないことはあるか。

うーん、不便なのは確かだけど、それほど困ることはないかな。
なくても旅してる人はいっぱいいるし、PC2台もあるし。

それより、帰ったらまたダーリンはiPhoneを買うって言うだろうなぁ。
まだ使えたのに、もったいないなぁ。
あ、そういや携行品の保険があるんだった。
うまいことやったら、タダでiPhone4だって夢じゃないかもしんないな。

女は現実主義なものである。

保険を使うんだったら、ポリスメンに届けなきゃなんないんじゃなかろうか。
「スられたんです!ほんとです!!」って、本人や身内が言ったって、甚だ疑わしいもんね。
まったく、Appleストアなんか行ってる場合じゃないっすよ、ダーリンさん。

取り急ぎ、遂行品保険を使うための必要なものを調べよう、とPCを開く。
えーっと、google先生にっと・・・


・・・そうだ、このマクドの無線LANは壊れてるんだった。。。


うーんと、他にやっとかなあかんことはないかな。
あ、ルクセンブルクの観光情報でも予習するか。


・・・そうだ、このマクドの無線LANは壊れてるんだった。。。


あ、じゃあこんなパリだけど、ルクセンブルクから帰ってきてからの観光のために見どころを予習しよう。


・・・そうだ、パリの地球の歩き方(コピー)はダーリンが持ってっちゃったんだった。。。


。。。
。。。
。。。

・・・やることがない。

仕方なく、唯一手元にあった、なぜか”ブラジル”の地球の歩き方のコピーを読みだすも、当然全く頭に入らない。
イグアスの滝とか言ってる場合じゃないし。

ソージョンズさえなければ、ダーリンの代わりにポリスメンのところに行くとか、ネットカフェに行くとか、いろいろできることはあるんだけどなぁ。


やばい、無力さとは裏腹に、トイレに行きたくなってきたぞ。
そういや、スられる直前にトイレに行こうとしたら有料で、お金を取りに戻ってきてそのままにしてたんだった。
こんな街で荷物を残してトイレに行くなんてことできるはずないし。
膀胱が破裂するのが先か、ダーリンが戻ってくるのが先か。(大げさ)



そうこうしているうちに、1時近くになって、急にマクド内は昼休みのOLやら学生やらでごった返してきた。
来たときはサジ家しかいなかった2階席も、座れない人が出てくるほどの混雑ぶり。
一番いい端っこの4人ボックス席を陣取っていた嫁の肩身はみるみる狭くなる。
手持ちぶたさんなのでPCを開いてみたものの、だからネットつながらんっちゅうに。
机の上には、朝買った朝マックのオレンジジュースとコーヒーのカップがあるだけ。
どこから見ても、いつまで朝マック食っとんねんっ!である。

どけって言われたらどうしよう・・・と、言い訳を英語で必死に考える。
「ダーリンがiPhoneをスられて、なぜか今Appleストアに行ってるんだけど、その間この荷物を見てなきゃいけなくて・・・」
いや、そんな細かいことは言わなくていいか。


そんなことしながら視線に耐えていると、1人の兄ちゃんがここ座っていい?と相席を申し出てきた。
状況的にいいと言わざるを得なかったが、すっかりパリ人不信の嫁は、ジロジロ観察。
金のネックレス付けてるし、よさそうな時計もしてるし、変な人ではなさそうだ。
まてよ、これは最後のチャンスかもしれない!!
と、恐る恐る「トイレ行きたいんだけど、荷物見ててもらっていいかしら・・・」と切り出す。
「Of course. No problem!」とにこやかに兄ちゃん。
いや、プロブレムがあるとしたら、こっちなんだけどね。

ご厚意に感謝半分、疑い半分で、トイレへダッシュ!
さっきダーリンに20セントもらっておいてよかった!!
何かあった時に、と50ユーロ札をもらっていたものの、トイレ入りたいから50ユーロ札を両替してくれ、とはなかなか言えまい。
ダッシュで戻ると金ネックレス兄ちゃんはちゃんと見ててくれたようで、こっそり財布やらPCやらをチェックしたけど、すべて無事。
兄ちゃんが急にいい人に見えてきた。
パリにはいい人もいるのかもしれない。

兄ちゃんがいなくなってからも店内は激混みだったけど、また別の女性が相席してきて、おかげで狭かった肩身も少し広々。

気がつけば、ブラジルも読み終わっちゃう勢い。
かなり時間が経ったなぁ、と時計を見ようと左手首を見たが、時計がない。
そうだった。ダーリンに貸したんだった。
数日前に、ダーリンの時計の電池がなくなって止まっちゃったのだ。
今考えると、それがこの逆境の始まりではなかったか。

ダーリンは日本にいるとき毎朝、iPhoneでYahooの今日の運勢を見てたな。
今まで見た中では最低でも50点台だったけど、今日の魚座は、きっとまさかの20点台だろう。


店内を見渡すが時計はなく、唯一時間の分かるPCを立ち上げる。
やっぱりネットはまだつながらない。
パリ時間に合わせてあるデスクトップの時計を見てびっくり。
もう14時15分前ではないか!
15分でシャンゼリゼに着くって話なのに、ダーリンいったいどうしたんだろう。
急ぎ過ぎて、車にはねられたりしてたらどうしよう。
いや、ダーリンのことだから、シャンゼリゼに行ったら思わず凱旋門やら通りやらを時間を忘れて撮影しまくってるんじゃないかしら。
そうだ、そうに決まってる!
ダーリン、頼むから時計を見ておくれ。

と、勝手なことを考えていると、それを見透かしたように、汗だくダーリン登場!
写真を撮ってたかは分からないけど、何とか無事のようでよかった。

話は後で聞くとして、とにかくEst駅へダッシュだーー!




#ひとりごと
この事件を記事にするにあたり、「冷静と情熱のあいだ」の青と赤みたいに書こうよ!と意気揚々と提案した嫁でしたが、よく考えたら、ダーリンはともかく嫁はただマクドで待っていたというしょーもないエピソードしかないじゃん。
というわけで、無理やり赤編(嫁側)書いてみましたが、つまんなかったらごめんちゃい。
だから、待ってただけなんだってば。

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~Blu編~


とりあえずその2時間でなんとかするしかないのでApple Storeを目指すことに。

マクドを出て駅までダッシュ。
今いるところは”Gare de l’Est駅”。凱旋門があるのは”Charies de Gaulie Etoile駅”というとこらしい。

まず地下鉄4号線に乗って、”Chatelet駅”で1号線に乗り換えが必要。

パリって地下鉄利用者の割には地下鉄の切符自販機が少なくてチケット買うだけなのにいつもすごい行列。
最初に切符買うだけで10分。


ようやく切符手に入れて地下鉄に乗り込んだら、発車して1分も経たないうちに地下鉄が停電で急停止。
真っ暗。

まじかいや。
逆境過ぎるっしょ。


非常灯だけがついている暗い車内のなか、フラ語のアナウンスが流れて車内はザワザワ。
なんなんだ。すぐ復旧するのかしないのか?
もちろん嫁とも連絡取れない密室の中、何時間もここに閉じ込められたらどうしようかと、さすがに不安になる。

フラ語勉強しておけば良かった。ほんやくこんにゃくが欲しい。


すると3分ほどして車内は明るくなり、電車は再発進。とりあえず安心だけど、パリってこんなんなの?
地下鉄もなんか陰気でイマイチ雰囲気良くないしね。


なんとか乗り換えもスムースにいき、目的の”Charies de Gaulie Etoile駅”到着。
なんやかんやでもう30分以上経ってるな。。この駅に滞在できるのはあと最大でも4~50分くらいだね。帰りも停電とかあったら大変だし。

とりあえず地上に出て、シャンゼリゼ通りを探す。


おっと、ふと見るとでかい凱旋門ではないか。凱旋門を見に来たワケじゃないのに凱旋門が現れたんでちょっとビックリ。


凱旋門はほんの5秒ほどで切り上げ、ちょっと走って探したけどApple Storeは見つからず。
探すよりもApple Storeがどこにあるか人に聞いた方が早いと思い、iPodやiPhoneを手に持っている若いしっかりした地元っぽい人を捜してエクスキューズミー。

「Do you know Where is the Apple Store near here?」と中学生並みの英語で聞くと、「Sorry, I don’t know.」と中学生並みの英語で返される。

げー。知ってるしょ普通!
銀座に歩いている人だったらみんなApple Storeがどこか知ってるぞよ。もしかして、ぜーぜー言いながらApple Storeを探している日本人に関わりたくないだけなのか、と思いながらもう一人捕まえて聞いてもやっぱり知らないって。


うーむ参った。学生君たちにだまされたか?それとも僕のヒアリング能力のせいか?と思いつつ悩むけど、ふらふら探しに行く時間がないんだよね。


通りを歩くとマクドナルド発見。
マクドナルドって駅の近くに必ずあるなあと思いながら通り過ぎる。

東京でも、道に迷ってもマクドがあったら、その付近に駅があるぞ!って思って探すと本当にあるんだよね。
マクドのMマークは僕にとってみればメトロのMマークみたいなもんですよ。


どうでもいい話しはおいておいて、Apple Storeが見つからないからまたまたマクドのネットワークを借りようと引き返して入店。
すごく混雑してて注文しているヒマがないのでとりあえず座ってMacを開く。
信用度ガタ落ちのマクドWi-Fiが繋がるか分からないけどとりあえずアクセスしたら、ちゃんと繋がりました。でもめっちゃ回線が遅くて、MobileMeの”iPhoneを探す”機能がずっとクルクルまわる状態で使い物にならない。

なんとかGmailは使えそうだからアクセスしたら、航空会社からの重要そうなメール。
読んでるヒマないんだけどとりあえず今後のことも大事だから目を通して軽く返信。

その間もずっとMobileMeサイトを別のタブで開いていたけどさっぱり繋がらず。


とりあえずApple Storeを探そうとGoogleMapで検索したら、凱旋門の近くなんかにApple Store無いでやんの。
ちくしょう。


最終手段、迷惑かけたくないけど日本の誰かにメールしてiPhoneをとめてもらおう。
と云っても、この状況をすぐに理解してくれてMobileMeが使いこなせるのはカメラマンの兄しか居ないのですぐにヘルプメール。
返事見る時間はないので送るだけ送って兄頼み。

数時間後にメール見たらいろいろやってくれたみたいで助かりました。でもiPhoneがオンライン状態に無いので消去はできなかったみたいだけど、オンラインになった瞬間にデータ消去されるみたいだから不正使用はとりあえずできないか。
助かりますね、本当に。ありがとう兄ちゃん。いつもスミマセン。

ちなみに、無事にデータ消去されたら僕のMobileMeアカウントにメールが来るらしいけど、今になっても来ないからオンラインになってないんだろうね。一応、数時間後に電話できる状態になってからソフトバンクに電話して止めてもらいました。一時停止で。


なので現在、@i.softbank.jpアカウントが使えません。。
もしこのメールに送ってくださっていた方がいらっしゃれば受信できていない可能性がありますので、お手数ですが再度Gmailかsekai1メールに送ってくださると大変助かります。
ほんとスミマセン。


結局何も注文せずにネットだけ借りた(それでネット速度が遅いとか文句ばっかり言った)マクドナルドを出て地下鉄に乗り、ダッシュで嫁が待っている方のマクドへ。
今度は何とか停電なしで着いたけどトラウマですよ。まったくパリクオリティめ。


ルクセンブルク行きの列車が発車するまであと15分。
何とか間に合いそうだけど急がないと。



♪ ENYA “Wild Child”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~序章2~


チップせがみ野郎が来てからiPhoneが無くなったのに気づいたのは、たぶんほんの1分弱。

嫁に荷物番をさせて慌てて席を立って、隣の学生君たちに「さっきのやつ何処行った?」と聞く。
「もしかしてやられたの?」と親身になって心配してくたけど、「もう出て行ったかも!」と。

2階に座っていた僕はすぐに階段降りて1階を探し、さらに外に出て探すけど二人組の男ってこと以外さっぱり分からない状況ではかなり厳しい。
顔なんてちゃんと見てなかったしね。


しかし堂々と盗むもんだ。ちょっと航空券のことで頭がいっぱいでスリ対策してなかったな。反省。
手口は、紙で手元を見えなくして盗むというヤツ。
あとで知り合いの方に教えてもらったら、よくあるスリの手口だそうです。



マクド周辺や駅方面までダッシュして行ってみたけどさっぱり見つからずもう一度マクドへ。

もう10分以上経っただろうし、犯人を捕まえたりiPhoneが戻ってくる可能性は低いから、とりあえず不正利用だけはされないように遠隔でiPhoneをロックしたりデータ消去しようと思ってMobileMeのサイトを立ちあげる。と思ったらそういえばマクドのネットが切断中。。。

くそー。フリーだから文句言えないけど使えないヤツめ。
せっかくMobileMe入ってて良かった的なエピソードができると思ったのに!


心配してくれてる学生君たちに聞くと「Sometime, This Wi-Fi does not work.」といつもマクドはネットの調子がおかしいよう。なんじゃそのパリクオリティ。


公衆電話もないしソフトバンクの緊急サポートの電話番号すら分からない。
じゃあパリのApple Storeに行ったらもしかしたら止めてくれるかも。
最悪店頭のMacでネットできるだろうからMobileMe立ち上げてデータ消去しようと思い学生君たちにApple Storeの場所を聞いたら「凱旋門近くのシャンゼリゼ通り沿いにあるよ。ベリーフェイマスストリート。」と。

うーん、パリはスルー予定だったから調べてなくて全然地理がワカンねーっすと困った表情してみせると、地下鉄マップをくれて丸印をしてくれて、「About 15min.」と教えてくれました。

げー。地下鉄乗って行かなきゃいけないのか。
しかも乗り換えあるし。でもしゃあない。ネットも電話もないんだからね。



すまんけど嫁にはソージョンとかの荷物番でマクドに残ってもらって、一人で行ってくるか。


ルクセンブルク行きの電車の出発時刻まで2時間弱。。

うーむ、逆境だな。


♪ ENYA “Wild Child”

 フランソワ、パリ
iPhone, パリ  10月1日(晴れ)

iPhoneが無くなった日 ~序章1~


ユーロナイトに揺られて朝8時半にパリに到着。
僕らはすぐにルクセンブルクに向かうために、パリは乗り換えだけになります。

というのも、僕らが持っているユーレイルグローバルパスの有効期限(2ヶ月間)が10月7日に迫っていて、それまでに電車に乗りまくれ!ということで、パリ近郊で行きたいところに行ったらパリに落ち着こうということになりました。

フランス国鉄のTGVも座席指定が必要なのですぐにチケットカウンターへ。
あらかじめネットで時刻表を調べてiPhoneに入れておいたので、10時39分の鉄道の予約を。しかし満席だとか。


げー。ルクセンブルクそんなに人気か?
まあルクセンブルクだけじゃなくて、乗り継いで他の都市にも行ける電車だしそんなすぐに予約取れないか。


あまり本数がないので次は14時7分の便。まあ仕方ない。パリでお昼ご飯でも食べて時間つぶすか。
とりあえずルクセンブルク行きのTGVが発着する、パリ・エスト(Paris Est)駅へ地下鉄で向かいます。

まだ4時間ほどあり、観光には時間が無さ過ぎるのでネットでもしようかと得意のiPhoneでWi-Fiチャンス探し。
駅構内には見つからず、外へ出る。
10分ほどうろうろしたらマクドナルドでフリーWi-Fiを発見。

いつも思うけど、この動き怪しいよね。。
まあ旅のWi-Fi探しはカキ捨てで。


駅に待たせておいた嫁に知らせに行き、昼ご飯がてらマクドでネットタイム。
ルクセンブルクの情報がまったくないからね。
あと、ヨーロッパ周遊しすぎたせいか、予め世界一周旅行券で決めたフライト日程をずらさないといけなくなってきたので航空会社とのやりとりもあるし。


これが結構やっかいで、なかなか航空会社は日程変更に応じてくれない。
世界一周旅行券って出発後は何度でも無料で日付変更できるんだけど(ルート変更は有料)、そのぶん航空会社からは面倒くさがられて全然やってくれないのね。「うちじゃできません」とか平気で言われます。ひどい話しだよね。

最初のフライト(セントレア→香港)で使用したキャセイパシフィックでワンワールドの世界一周旅行券を購入したんだけど、ロンドンから次のトロントに向かうのはブリティッシュエアウェイズ。
だからブリティッシュエアウェイズに電話をしたら、「キャセイでやってくれ」と。
それでキャセイに電話したら「ブリティッシュでやってくれ」と。なんじゃそれ。

代理店のHISさんに相談したら、そういうことがよくあるので粘り強く交渉してくださいとアドバイスをいただいていたんだけど、あまりにもたらいまわしで困っちゃいます。
現地の航空会社じゃ言葉の苦労もあるのでラチがあかず、時差を考えて夜中に日本の航空会社に電話しても同じ対応。


まあ予定が変わったのはこっちの都合だけど、券を買う前に「何回でも変更できる」って聞いていたからそうしていたのに。

しかも電話で問い合わせるので、観光の時間や睡眠を削らなければいけなかったり。

街中に公衆電話が無くなっているこの時代に電話するのは結構大変で、なんとかSkypeで電話するけどSkypeもネットが無いとできないしね。

それから何日か、何度か電話して、日本のキャセイがやっと応じてくれそうになりました。
電話でのやりとりが難しい旨を伝えるとメールでもやってくれるように。


でも世界一周旅行券のオープンチケットって、あまり座席数が確保されていない様で、全然融通が効かない。
普通に座席が空いている便でも、世界一周券の枠が余っていなければ乗れないのです。

ほんの一週間ほどずらしたかったんだけど全く空きがなく、ロンドン→トロントの便が2週間以上ずれることに。
まあヨーロッパだったらある程度時間潰せるしいいかなと思いきや、次からのフライト(特に南米)の便が全然ないらしくって、イースター島は11月末まで無いとか。

こりゃニューヨークに1ヶ月以上になってしまう。。
さらにブラジルから日本に帰る便は年内絶望だとか。

まじっすか。そんななんすか。予想以上です。1週間ばかしずらしたかっただけなのに。
動くのが遅かったのはあるけど、ここまでとはね。参りました。
長期になるのは構わないんだけど、自分たちの都合じゃなく長期になるのはあまりいい気がしない。僕らは(適当そうに見えるかもしれないけど)メリハリつけて行動したいのでスタンスが崩れてしまう。それは嫌だ。家族にもACOにも迷惑かけて来てる旅だしね。


こんなやりとりをイタリアあたりからずっとしていたのでブログが全然更新できず。。

ちょっと愚痴っぽくなりましたが、ということでネットチャンスがかなり大事になったので、この空き時間にWi-Fiチャンスゲットは大きい。


日本のマクドはお金払わないとネットできない(と思う)けど、ここはフリーみたい。
でも結構線が細いのか、かなり遅いっす。

12時近くになり、はじめはガラガラだった店内も近所の学生っぽい子たちで満席になりました。
その頃にネットが突然切断。。ん?なぜだ。


と、人混みにまぎれて、ヨーロッパの都会でよく見かけるチップせがみの人たちも登場。
結構めんどくさいからいつものように無視はしておく。
突然ネットがつながらなくなったからいろいろMacとWindowsの環境設定を試したりして。


チップせがみを追い払い、Macとにらめっこしつつふとテーブルの上を見ると、さっきまで置いてあったiPhoneが無くなっている。ポケットにも無い。カバンにも。




やべー。やられた。
さっきのチップせがみ野郎か。


♪ ENYA “Wild Child”